「東京で一番コスパ良く美味しいものが食べられる場所はどこ?」と聞かれたら、私は迷わず「足立区!」と答えます。
下町情緒が色濃く残る足立区は、まさに食いしん坊の聖地。都心なら2倍の値段がしそうな極上のお肉や、朝獲れの新鮮な魚介、そして1,000円札一枚でお釣りがくる絶品ランチがゴロゴロしているんです。
今回は、地元民が「本当は教えたくない……」と密かに通い詰める、足立区の安くて美味しい店を厳選してご紹介します。お腹を空かせて読み進めてくださいね!
1. 北千住エリア:行列必至!「安くて美味しい」の激戦区
足立区の玄関口、北千住。ここは交通の便が良いだけでなく、都内屈指のグルメ激戦区です。特に駅前の「飲み屋横丁」界隈には、驚くような価格設定の名店がひしめき合っています。
溢れる海鮮の迫力!「すし処 若」
北千住で海鮮を語るなら、ここは絶対に外せません。ランチタイムの名物「海鮮丼」は、器からネタがはみ出すほどのボリューム。
マグロ、サーモン、タイ、エビ……。その日の仕入れによって変わる新鮮なネタがこれでもかと乗って、お値段は驚きの1,000円前後。開店前から行列ができるのも納得のクオリティです。
予約困難な肉の聖地「まるい」
「本当に美味しいお肉を、お財布を気にせず食べたい」なら、北千住の「まるい」を目指しましょう。
ここの名物は、圧倒的な厚みを誇る「黒タン」や、新鮮な「レバ刺し(加熱済)」。どれも一切れが大きく、噛み締めるたびに肉の旨みが爆発します。人気すぎて予約が取りづらいのが難点ですが、一度食べればそのコスパの高さに衝撃を受けるはずです。
揚げたて100円台からの幸せ「天七」
昭和レトロな雰囲気が漂う立ち飲みスタイルの串カツ店。1本100円台から注文でき、注文を受けてから目の前で揚げてくれます。
衣はサクサク、中はアツアツ。特製のソースにくぐらせて頬張り、冷えたビールで流し込む瞬間は、まさに大人の至福。千円札一枚でサクッと飲める「せんべろ」体験をしたいなら、ここが正解です。
2. 西新井・竹ノ塚エリア:地元密着の隠れた名店たち
少し駅から離れた住宅街エリアにも、実はすごい店が隠れています。地元民に愛され続ける、実力派のショップをチェックしましょう。
焼肉の聖地、鹿浜の伝説「スタミナ苑」
足立区グルメを語る上で欠かせないのが「スタミナ苑」です。公共交通機関でのアクセスは決して良くありませんが、それでも全国から食通が集まります。
ここの特徴は、何と言っても「ホルモンの鮮度」。徹底的に下処理されたホルモンは臭みが一切なく、とろけるような食感です。高級店並みの質をこの価格で提供できるのは、長年の信頼と努力の賜物。並ぶ価値のある、まさに伝説の一軒です。
激安ホルモンで満腹に「山形屋」
竹ノ塚にある「山形屋」は、スタミナ苑よりもさらにカジュアルに楽しめる地元密着の焼肉店。
300円〜500円台のメニューが豊富で、家族連れでも安心して利用できます。「安いからそれなりだろう」という予想は良い意味で裏切られます。鮮度抜群のレバーやハツは、一度食べたらリピーター確定です。
スイーツの楽園「ドンレミーアウトレット」
甘いものは別腹ですよね。北千住にも店舗がありますが、足立区に本社がある「ドンレミー」のアウトレット店は、甘党にとっての天国です。
コンビニなどで販売されているスイーツの「端材」や「形が少し崩れたもの」が、信じられないような格安価格で売られています。ロールケーキの切れ端や、山盛りのカスタードプリンなど、お菓子をまとめ買いする感覚で贅沢に楽しめます。
3. 足立区ならではの「専門性」が光る安い店
足立区には、特定のジャンルで圧倒的な支持を得ている専門店も多いです。
濃厚豚骨の最高峰「田中商店」
一ツ家にある「田中商店」は、博多長浜ラーメンの超名店。深夜まで行列が絶えません。
3日間かけて炊き上げられた濃厚な豚骨スープは、一度食べると病みつきになる中毒性があります。替え玉をしても1,000円ちょっと。店内に漂う豚骨の香りに誘われて、ついついスープまで飲み干してしまいます。
懐かしの味とボリューム「こばやし」
西新井にある「こばやし」は、まさに下町の定食屋さん。500円から700円程度で、お腹がはち切れんばかりの定食が食べられます。
お母さんが作るような優しい味わいの煮物や、ボリューム満点の唐揚げ。オシャレさはないけれど、心もお腹も満たされる。そんな温かさが、足立区グルメの真髄かもしれません。
魚の目利きが光る「光寿司」
千住大橋にある「光寿司」は、足立市場が近い利点を最大限に活かしたお店。
ランチの握りセットは1,000円以下。職人が目の前で握ってくれる本格派で、シャリとネタのバランスが絶妙です。コスパ重視でも「本物の寿司」を味わいたい時におすすめです。
4. なぜ足立区のグルメは「安くて美味しい」のか?
足立区の飲食店を巡っていると、ある共通点に気づきます。それは「店主のサービス精神」です。
かつて職人の街として栄えた足立区では、「安くてボリュームがあって、精がつくもの」を出す店が重宝されてきました。その文化が今も根強く残っているんです。
また、都内唯一の水産物専門市場である「足立市場」の存在も大きいです。市場直送の新鮮な魚が安く手に入る環境が、海鮮系のお店のレベルを底上げしています。
さらに、焼肉店が多いのは、かつて区内に屠畜場があった歴史的な背景も関係しています。鮮度の良い内臓系(ホルモン)が安く手に入るルートが確立されているからこそ、他区では真似できない価格と質を両立できているのです。
5. 足立区を賢く食べ歩くためのコツ
せっかく足立区まで足を運ぶなら、失敗せずにお得なグルメを堪能したいですよね。いくつかポイントをまとめました。
- ランチタイムを狙う: 多くの名店がランチで赤字覚悟のメニューを提供しています。特に海鮮丼や寿司系は、昼間に行くのが断然お得です。
- 行列は覚悟の上で: 「安くて美味しい」店には、当然人が集まります。スタミナ苑やすし処若など、人気店に行く際は時間に余裕を持って出かけましょう。
- 「せんべろ」を楽しむ: 北千住の飲み屋横丁では、1軒で長居するよりも、2〜3軒をハシゴするのが通の楽しみ方。それぞれの店の名物をつまみながら、下町の夜を満喫しましょう。
- 現金を用意しておく: 昔ながらの個人経営店も多いため、キャッシュレス決済が使えないことも。財布に現金をしっかり補充しておくと安心です。
まとめ:足立区で安くて美味しい店を堪能しよう
いかがでしたか?足立区には、単に「安い」だけでなく、店主のこだわりや歴史が詰まった「本当に美味しい」お店が溢れています。
北千住の駅前で活気ある立ち飲みを楽しむもよし、西新井や竹ノ塚で絶品焼肉に舌鼓を打つもよし。どの店に行っても、きっと「この値段でいいの?」という感動が待っているはずです。
おしゃれなカフェや高級レストランも素敵ですが、たまには気取らずに、お腹いっぱい下町グルメを楽しんでみませんか?足立区で安くて美味しい店を巡るグルメ旅、ぜひ次の週末にでも計画してみてください。きっと、あなただけの「最高の一軒」が見つかるはずですよ!

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