「ツナ缶なんてどれも同じでしょ?」と思っていませんか?もしそう思っているなら、あなたは人生の楽しみを少しだけ損しているかもしれません。
スーパーの棚に並ぶお馴染みのものから、1缶で豪華なメインディッシュになる最高級品まで、ツナ缶の世界は驚くほど奥が深いんです。サラダに混ぜるだけではもったいない、そのまま食べて感動するような「本当に美味しいツナ缶」が世の中にはたくさん存在します。
今回は、毎日のおかずを格上げするコスパ最強の品から、大切な人への贈り物にふさわしい逸品まで、プロの視点で厳選したおすすめをご紹介します。これを読めば、あなたのキッチンにあるツナ缶の概念がガラリと変わるはずです。
そもそも「美味しいツナ缶」の定義とは?
美味しいツナ缶を選ぶために、まず知っておきたいのが「原材料」と「液汁」の違いです。パッケージの裏面を見るだけで、その缶詰がどんな性格なのかがすぐに分かります。
まず、使われている魚の種類に注目しましょう。
最高級とされるのが「びん長まぐろ」です。身が白く「ホワイトミート」と呼ばれ、食感はしっとりと柔らか。上品な脂の乗りが特徴です。ギフト用や、自分へのご褒美にはこのびん長まぐろを選べば間違いありません。
一方で、私たちが食べ慣れているのが「きはだまぐろ」や「めばちまぐろ」です。「ライトミート」と呼ばれ、適度な歯ごたえと旨味の強さが魅力。料理にコクを出したいときや、炒め物にはこちらが向いています。また、より手頃で魚のパンチが効いているのが「カツオ」を使ったタイプです。
次に大切なのが「油」か「水」か。
「油漬け」は、ツナの旨味が油に溶け出し、熟成が進むほどに美味しくなります。特に綿実油やオリーブオイルを使ったものは、油そのものがドレッシングのように美味。
「水煮(ノンオイル)」は、ヘルシー志向の方や、魚本来の味をダイレクトに味わいたい方に最適です。
これらの組み合わせを理解するだけで、あなたの料理にぴったりの「美味しいツナ缶」が自ずと見えてくるでしょう。
毎日使いたい!スーパーで買える実力派ツナ缶
まずは、日々の食卓で大活躍する定番商品から見ていきましょう。近所のスーパーで手に入るからと侮ってはいけません。メーカーのこだわりが詰まった名品が揃っています。
王道中の王道といえばはごろもフーズ シーチキンLフレークです。きはだまぐろを使用したこの商品は、細かくほぐされているので料理への馴染みが抜群。迷ったらこれ、という安心感があります。
もっと魚の旨味をガツンと感じたいならいなば食品 ライトツナ アイフレークもおすすめ。カツオを原料にしており、しっかりとした味わいはおにぎりの具やマヨネーズ和えに最適です。
健康志向の方に絶大な支持を得ているのが伊藤食品 美味しいツナ まぐろ油漬け。銀色の缶が目印のこのシリーズは、化学調味料を一切使わず、野菜スープとローストオニオンで味を調えています。後味が非常にクリアで、ツナ特有の油臭さが苦手な方にこそ試してほしい一品です。
同じく伊藤食品の伊藤食品 美味しいツナ まぐろ水煮は、食塩すら使っていないタイプもあり、赤ちゃんの離乳食や塩分を控えている方から「素材の味が濃い」と高く評価されています。
さらに、静岡の老舗が作る由比缶詰所 特選まぐろ油漬は、知る人ぞ知る名品。高級な「綿実油」を贅沢に使用しており、冷えても油が固まらず、サラリとした口当たり。そのまま醤油を少し垂らすだけで、立派な酒の肴になります。
贈答用やご褒美に。人生観が変わる高級ツナ缶
ここからは、ギフトや特別な日に開けたい「高級ツナ缶」の世界です。1缶の価格は高めですが、ひと口食べればその理由が分かります。
筆頭に挙がるのが、モンマルシェが手掛ける「オーシャンプリンセス」シリーズ。
中でもモンマルシェ オーシャンプリンセス ホワイトツナ エキストラバージンオリーブオイルは、イタリア産の最高級オリーブオイルに、三陸沖で獲れたびん長まぐろを漬け込んだ逸品。フルーティーなオイルの香りと、大ぶりの身の相性は、もはや缶詰の域を超えています。
さらに上を行くのが、究極のツナ缶と呼ばれるモンマルシェ マグロトロ ブラックレーベル。1尾のマグロからわずか1%しか取れない希少な「トロ」の部分だけを使用し、職人が手作業で詰めています。1缶5,000円を超えることもありますが、そのとろけるような食感は、一生に一度は味わう価値があります。
お酒好きの方へのギフトなら、ふくやのふくや めんツナかんかんが外せません。明太子のピリッとした辛さとツナの旨味が合体し、ビールや日本酒が止まらなくなる美味しさ。プレーン、辛口、プレミアムと種類があり、食べ比べセットも喜ばれます。
少し変わったところでは、燻製の香りがたまらない国分グループ本社 K&K 缶つま びん長まぐろ 燻製。桜チップでじっくり燻されたツナは、ウイスキーや重めの赤ワインにぴったり。家飲みがまるでバーのような雰囲気に早変わりします。
意外と知らない!ツナ缶をさらに美味しく食べる秘訣
せっかく美味しいツナ缶を手に入れたなら、そのポテンシャルを最大限に引き出しましょう。
まず試してほしいのが「熟成」です。
意外かもしれませんが、ツナ缶は製造直後よりも、半年から1年ほど寝かせた方が美味しくなると言われています。缶の中でオイルと魚の身がゆっくりと馴染み、角が取れてまろやかな味わいになるからです。お取り寄せした高級ツナ缶を、あえて数ヶ月寝かせてから開けるのも、ツウな楽しみ方です。
また、「油を捨てない」ことも重要。
特に高級なツナ缶に使われている綿実油やオリーブオイルには、マグロのDHAやEPA、そして野菜スープの旨味がたっぷり溶け出しています。この油こそが最高の調味料。チャーハンの炒め油にしたり、パスタの仕上げに回しかけたり、ドレッシングのベースにしたりと、最後の一滴まで使い切るのが鉄則です。
簡単なアレンジとしては、桃屋 辛そうで辛くない少し辛いラー油とツナを和えるだけで、立派な一品料理に。あるいは、シンプルに大根おろしとポン酢を合わせるだけで、びん長まぐろの繊細な味が引き立ちます。
まとめ:美味しいツナ缶で食卓に小さな幸せを
ツナ缶は、ただの保存食ではありません。
選び方ひとつで、忙しい朝の朝食が贅沢になり、疲れて帰ってきた夜の晩酌が最高のご褒美に変わります。
スーパーで買える伊藤食品 美味しいツナのようなこだわり派から、お取り寄せでしか出会えないモンマルシェ ホワイトツナのような高級品まで、選択肢は無限に広がっています。まずは、今まで買ったことのない種類の缶詰を一つ手に取ってみてください。
その1缶を開けた瞬間、魚の芳醇な香りと、しっとりとした身の輝きに驚くはずです。
自分好みの美味しいツナ缶を見つけて、毎日の食事をもっと豊かに、もっと楽しく彩ってみませんか?

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