「ウイスキーを買おうと思ったら、どれもこれも700mlばかり。これって何か理由があるの?」
「初心者にはこのサイズ、ちょっと多くないかな?」
酒屋さんの棚やネットショップを眺めていて、そんなふうに感じたことはありませんか。実は、ウイスキーのボトルが「700ml」という絶妙なサイズに統一されているのには、深い歴史と合理的な理由があるんです。
この記事では、ウイスキー700mlボトルの謎を解き明かしながら、今絶対に飲んでおくべきおすすめ銘柄を厳選してご紹介します。自分へのご褒美から大切な人へのギフトまで、失敗しない一本が必ず見つかるはずですよ。
なぜウイスキーの標準サイズは「700ml」なの?
お店で並んでいるウイスキーのほとんどが700mlですよね。かつての日本では、四合瓶に近い720mlや、少し多めの750ml、760mlといったサイズが主流だった時代もありました。
今の「700ml」が世界標準になった大きな理由は、1990年代にEU(欧州連合)で施行された規格統一にあります。世界中でウイスキーをスムーズに流通させるために、ヨーロッパの基準に合わせる形でこの容量が一般的になりました。
また、700mlという量は、家でじっくり楽しむのにちょうどいいボリュームなんです。ストレートやロックはもちろん、ハイボールにすると約23杯分(1杯30ml使用の場合)も作れます。「毎日1杯飲んでも3週間以上楽しめる」と考えると、非常にコストパフォーマンスが高いサイズだと言えますね。
失敗しない!700mlウイスキーを選ぶ3つのポイント
初めて700mlのフルボトルを買うときは、最後まで飽きずに飲み切れるものを選びたいですよね。選ぶ際の基準は大きく分けて3つあります。
1. 「産地」で個性を絞り込む
ウイスキーは生まれた場所によって驚くほど味が変わります。
- スコッチ: 華やかでスモーキーなものが多い、世界のスタンダード。
- ジャパニーズ: 繊細で食中酒にもぴったりな、日本人の味覚に合う仕上がり。
- アメリカン(バーボン): バニラのような甘みと力強いコクが特徴。
2. 「ブレンド」か「シングル」か
- ブレンデッド: 複数の原酒を混ぜ合わせ、飲みやすくバランスを整えたもの。初心者やハイボール派に最適です。
- シングルモルト: 単一の蒸留所の原酒のみを使用。その土地や蒸留所の個性がダイレクトに伝わるため、趣味性を高めたい方におすすめです。
3. 「飲み方」をイメージする
「食事と一緒にハイボールでガブガブ飲みたい」ならキレのある銘柄を。「夜に一人でじっくり香りを堪能したい」なら、熟成年数の長い芳醇な銘柄を選びましょう。
【コスパ最強】2,000円前後で買える常用ウイスキー
毎日のお晩酌に欠かせない、安くて旨い700mlボトルを紹介します。
圧倒的なバランス感 デュワーズ ホワイトラベル
バーテンダーの愛用率も高いこの一本。なめらかな味わいで、ハイボールにするとレモンを絞らなくても爽やかな香りが引き立ちます。
スコッチの代名詞 バランタイン ファイネスト
どこでも手に入る安定感が魅力。40種類以上の原酒が複雑に絡み合い、この価格帯とは思えない完成度の高さを誇ります。
ハイボールの絶対王者 サントリー 角瓶
もはや説明不要のロングセラー。700mlサイズで最も売れている一本かもしれません。揚げ物や濃い味の料理との相性は、他の追随を許しません。
スモーキーな入門編 ホワイトホース ファインオールド
「少しだけクセがあるのが好き」という方にはこちら。焚き火のような香りがアクセントになり、飲みごたえを感じさせてくれます。
【初心者向け】5,000円前後で味わう本格シングルモルト
少し贅沢をしたいとき、あるいはウイスキーの深い世界に足を踏み入れたいときにおすすめのラインナップです。
フルーティな楽園 ザ・グレンリベット 12年
「シングルモルトの原点」と呼ばれる一本。青りんごのような爽やかな香りが広がり、ウイスキー特有の「重さ」が苦手な人でも驚くほどスルスル飲めます。
華やかな香りのデザート グレンモーレンジィ オリジナル
オレンジのような柑橘系の香りとバニラの甘み。非常にエレガントな味わいで、ストレートでゆっくり楽しむのに最適な700mlボトルです。
完成された12年熟成 ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年
ブレンデッドの傑作。スモーキーさ、甘み、樽の香りが完璧なバランスで共存しています。「迷ったらこれ」と言えるほど信頼できる一本です。
潮風を感じる個性派 タリスカー 10年
「海沿いの蒸留所」で造られるこのウイスキーは、少しスパイシーで塩気を感じるのが特徴。胡椒を振ったハイボール「スパイシーハイボール」は絶品です。
【ご褒美・ギフト】10,000円超えのプレミアム銘柄
特別な記念日や、大切な方への贈り物にふさわしい、見栄えも味も超一流のボトルです。
シングルモルトのロールスロイス ザ・マッカラン 12年 シェリーオーク
シェリー樽由来の濃厚なドライフルーツのような甘みと、気品溢れる琥珀色。誰もが憧れる、700mlボトルの最高峰のひとつです。
アイラの王様 ラガヴーリン 16年
強烈なピートの香りと、それに負けない重厚な甘み。一度ハマると抜け出せない中毒性があり、ウイスキー好きなら誰もが敬意を払う銘柄です。
日本の美意識を結集 サントリー 響 JAPANESE HARMONY
日本の四季を想わせる繊細な香りと味わい。ボトルデザインも美しく、海外の方へのギフトや特別な席での一本として間違いありません。
700mlを美味しく飲み切るための保存とコツ
「せっかく買った700ml、最後まで美味しく飲めるかな?」という不安を解消しましょう。
ウイスキーは蒸留酒なので、ワインや日本酒のように数日で悪くなることはありません。しかし、空気に触れることで少しずつ香りが変化(酸化)していきます。
- 直射日光は厳禁: 窓際ではなく、必ず冷暗所に保管してください。
- 立てて保存: コルク栓の場合、横に寝かせるとお酒にコルクの臭いが移ったり、液漏れの原因になります。
- パラフィルムの活用: 長期保存したい場合は、キャップの隙間を専用のテープで巻くと気密性が高まります。
大体半年から1年程度を目安に飲み切るのが、最も美味しい状態をキープできる期間です。
700mlボトルの楽しみ方を広げる「ちょい足し」アイデア
1本あると長く楽しめる700ml。そのまま飲むのに飽きてきたら、こんなアレンジも試してみてください。
- トワイスアップ: ウイスキーと常温の水を1:1で割る。香りが最も開くと言われる飲み方です。
- ウイスキーフロート: 水の上にウイスキーを静かに注ぎ、層を作る。見た目が美しく、一口ごとに味が変わる変化を楽しめます。
- ハチミツやシナモン: 少しクセの強いボトルなら、ハチミツを加えたりシナモンスティックを添えたりするだけで、極上のカクテルに早変わりします。
まとめ:ウイスキー700mlのおすすめ銘柄で豊かな時間を
ウイスキーの世界は広く、奥深いものです。その入り口として「700ml」というサイズは、最も一般的でありながら、その銘柄の本質をじっくりと知るために最適なボリュームだと言えます。
まずはジョニーウォーカー ブラックラベル 12年のようなバランスの良い一本から始めてみるのもいいですし、サントリー 角瓶でハイボールの爽快感に浸るのも正解です。
今回の「ウイスキー700mlのおすすめ銘柄20選!なぜこの容量?初心者向けの選び方も徹底解説」を参考に、あなたのライフスタイルに寄り添う最高の一本を見つけてみてください。
一本のボトルが開くとき、そこには新しい発見と、豊かなリラックスタイムが待っています。さあ、今日はどの700mlで乾杯しましょうか。

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