兵庫県の南西端に位置する赤穂市。忠臣蔵のふるさととして知られるこの街は、実は「食の宝庫」でもあります。特に冬の味覚である坂越の牡蠣や、特産の塩を使ったグルメ、そして瀬戸内海を一望できるオーシャンビューのカフェなど、わざわざ足を運びたくなる名店が目白押しです。
今回は、地元の方に愛される老舗から、SNSで話題のフォトジェニックなスポットまで、赤穂で絶対に外せない美味しい店を厳選してご紹介します。これさえ読めば、あなたの赤穂旅行のランチやディナーは完璧になるはずです。
冬の主役!坂越の牡蠣を心ゆくまで堪能できる店
赤穂の冬といえば、何といっても「坂越(さこし)の牡蠣」ですよね。波が穏やかな坂越湾で育つ牡蠣は、一年で出荷サイズになる「一年牡蠣」として有名。臭みがなく、加熱しても身が縮みにくいのが特徴です。まずは、そんな絶品牡蠣を存分に味わえる人気店を見ていきましょう。
海の駅 しおさい市場(くいどうらく)
赤穂で牡蠣の食べ放題を楽しむなら、まず名前が挙がるのがここです。漁港のすぐそばにある「しおさい市場」内の「くいどうらく」では、バケツに山盛りになった殻付き牡蠣を、炭火で豪快に焼いて楽しめます。
- スタイル: 70分間の炭火焼き食べ放題がメイン。
- 魅力: 自分で剥いて食べる楽しさと、焼きたてのアツアツ感は格別です。
- 注意点: 週末は非常に行列します。予約ができないため、午前10時台には現地に到着しておくのが「失敗しないコツ」ですよ。
屋外の開放的な空気の中で食べる牡蠣は、観光気分を最高に盛り上げてくれます。
かましま水産 赤穂店
「食べ放題もいいけれど、プロが一番美味しい状態で調理した牡蠣を食べたい」という方には、かましま水産がおすすめです。こちらは牡蠣の生産者が直営するお店で、JR播州赤穂駅から歩いて行ける距離にあります。
- おすすめ: 「かき三昧」セット。生牡蠣、焼き牡蠣、カキフライ、さらには牡蠣の炊き込みご飯まで、まさに牡蠣のフルコースをリーズナブルに楽しめます。
- 特徴: 生産直売ならではの鮮度の良さが自慢。大粒でぷりっぷりの生牡蠣は、一度食べたら忘れられない濃厚さです。
HOPLAND・播州赤穂
最近注目を集めているのが、カンカン焼きを楽しめる「HOPLAND」です。四角い缶の中に牡蠣をぎっしり詰め、蒸し焼きにするスタイルは、旨味が凝縮されてふっくら仕上がるのが魅力。
- ポイント: 炭火焼きに比べて服に匂いがつきにくく、女性グループやカップルにも人気。
- 設備: 冬場でもしっかり防寒されたスペースで食事ができるため、寒い日でも安心して楽しめます。
きらきら坂で海を眺めながら過ごす絶景カフェ
赤穂御崎にある「きらきら坂」は、伊和都比売神社から海へと続く美しい石畳の坂道。この周辺には、瀬戸内海の多島美を眺めながらゆったり過ごせる、センス抜群のカフェが集まっています。
海と坂と
築70年の古民家をリノベーションした、どこか懐かしくもおしゃれなカフェです。
- 空間: 北欧ヴィンテージ家具が並ぶ店内は、ゆっくりと時間が流れているような感覚になります。
- 人気メニュー: 季節のフルーツをたっぷり使った贅沢なパフェや、地元食材を活かしたプレートランチ。
- コツ: 人気店なので、きらきら坂を散策する前に受付を済ませておくのがスムーズです。
お出かけの記録を綺麗に残したいなら、iphoneを使ってテラス席からの風景を撮影するのもおすすめですよ。
AMAMI TERRACE(アマミテラス)
赤穂の塩メーカーである「赤穂化成」がプロデュースするこのお店は、伊和都比売神社の境内に位置しています。
- 眺望: 全面ガラス張りの店内からは、遮るもののない瀬戸内海が広がります。
- 食のこだわり: 「塩」や「にがり」を使った健康志向のメニューが豊富。塩味の効いたスイーツは、甘さが引き立ってクセになる美味しさです。
- 体験: ワークショップスペースも併設されており、食を通じて赤穂の文化に触れることができます。
壱枚乃絵(いちまいのえ)海辺のテラスカフェ
海に突き出したようなテラス席が自慢のカフェ。まるで船の上にいるかのような開放感を味わえます。
- おすすめ: 注文を受けてから焼き上げる厚切りのパンケーキ。自家焙煎のコーヒーとの相性も抜群です。
- モーニング: 朝9時から営業しているので、静かな海を眺めながら一日をスタートさせるのも贅沢な過ごし方ですね。
牡蠣だけじゃない!赤穂の伝統と歴史を味わう名店
赤穂の魅力は牡蠣だけではありません。長年地元の人々に愛され続けてきた「これぞ赤穂」という老舗の味をご紹介します。
元祖かもめ屋
赤穂で特別な日の食事といえば「かもめ屋」を挙げる市民も多い、創業50年を超える名店です。
- 看板メニュー: 大きな天然車海老と、柔らかい黒毛和牛のヘレステーキ。
- 秘伝の味: 特製の味噌ダレが、海老の甘みとお肉の旨味を最大限に引き出します。このタレだけでご飯が何杯でもいけるというファンも多いほど。
- 雰囲気: 重厚感のある店構えで、家族旅行のメインディッシュにふさわしい満足感があります。
天馬らぁめん 赤穂総本店
赤穂の特産品である「塩」をテーマにしたラーメン店です。
- 赤穂塩らぁめん: 尖ったしょっぱさがなく、まろやかでコクのあるスープが特徴。焼き塩を使用することで、深みのある味わいに仕上がっています。
- 地元の食べ方: 赤穂を含む播州エリアでは、餃子を「味噌ダレ」で食べるのが定番。ぜひ試してみてください。
SAKURAGUMI(さくらぐみ)
「真のナポリピッツァ協会」認定店であり、予約が取れない店としても有名なイタリアンです。
- こだわり: ナポリから取り寄せた薪窯で焼き上げるピッツァは、生地の香ばしさが格別。
- 立地: 赤穂御崎の最先端にあり、目の前は海。イタリアのナポリを彷彿とさせる最高のロケーションで、本格的なコース料理を楽しめます。
散策のお供に!赤穂の絶品スイーツ&お土産
美味しいランチでお腹を満たした後は、別腹のスイーツや、旅の思い出を持ち帰るお土産を探しましょう。
坂利太(サリータ)
きらきら坂にある、ナポリ菓子の専門店。ここの看板メニューは「アラゴスタ」というパイ菓子です。
- 見た目: 牡蠣の殻をイメージした何層にも重なるパイ生地が特徴。
- 味わい: 驚くほどパリパリ(というかバリバリ!)とした食感。中にカスタードやソフトクリームが入ったものが人気で、食べ歩きにも最適です。
伝統の塩味饅頭(しおみまんじゅう)
赤穂を代表する銘菓といえば、塩味饅頭。「かん川」や「播磨屋」など、いくつかのお店が伝統の味を守っています。
- 特徴: ほのかな塩気がこしあんの甘さを引き立てる、上品な味わい。抹茶はもちろん、コーヒーにも意外と合うのが面白いところです。
赤穂のグルメ旅を成功させるためのアドバイス
赤穂での食事を最大限に楽しむために、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
- 移動手段と駐車場:赤穂御崎エリア(きらきら坂周辺)は道が狭く、店舗の駐車場が限られていることが多いです。「伊和都比売神社」の駐車場や、少し離れた「丸山県民サンビーチ」の広い駐車場を利用し、潮風を感じながら歩くのがおすすめです。
- 混雑対策:冬場の牡蠣シーズンは、どこも非常に混み合います。特に人気の牡蠣小屋は、開店30分〜1時間前には到着しておくのが正解。待ち時間にiphoneで周辺の景色を撮影していれば、あっという間ですよ。
- 季節の選び方:真冬の牡蠣が有名ですが、春から秋にかけても岩牡蠣や新鮮な瀬戸内の魚介類が楽しめます。特に夏場のオーシャンビューカフェは、青い空と海のコントラストが最も美しい時期です。
まとめ
赤穂には、豊かな自然と歴史が育んだ素晴らしいグルメがたくさんあります。坂越の牡蠣で冬の訪れを感じ、絶景カフェで日常を忘れてリラックスし、老舗のステーキや塩ラーメンで心もお腹も満たす。そんな贅沢な時間が過ごせるのが赤穂の魅力です。
友人との旅行、大切な人とのデート、あるいは自分へのご褒美に。この記事を参考に、あなただけのお気に入りの一軒を見つけてくださいね。次に赤穂を訪れるときは、きっと「次は何を食べようか」とワクワクしているはずです。
「赤穂の美味しい店15選!牡蠣食べ放題から海が見える絶景ランチまで徹底紹介」を最後までお読みいただき、ありがとうございました。赤穂のグルメを存分に楽しんでください!

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