せっかく美味しいものを食べたのに、いつも同じ言葉ばかりではもったいない。この記事では、レストランや友人との食事、SNSでも使える「美味しい」の英語表現を徹底的に解説します。状況に合わせた最適な一言をマスターして、あなたの英語をもっと豊かにしていきましょう。
美味しい食べ物を英語で表現する基本の言葉
英語で「美味しい」を伝えるとき、最も自然で使い勝手が良いのは実は「Good」です。日本語の「良い」よりも幅広く、ポジティブな意味で「美味しい!」というニュアンスを含みます。
- It’s good!一番シンプルで失敗のない表現です。一口食べて「あ、美味しい」と感じたとき、真っ先に口から出るべき言葉です。
- It’s tasty.「Good」よりも少し「味(味覚)がしっかりしている」というニュアンスが強まります。日常会話で非常によく使われる、親しみやすい表現です。
- It’s nice.味だけでなく、見た目や盛り付け、その場の雰囲気を含めて「いいですね」と褒める際に使われます。
これらの言葉は、カジュアルなランチから少し丁寧な夕食まで、どんな場面でも相手に失礼なく美味しさを伝えられる万能な表現です。
ネイティブが「Delicious」をあまり使わない理由
学校の教科書では「美味しい=Delicious」と習います。しかし、実際のネイティブ同士の会話では、この単語はかなり「重い」響きを持っています。
「Delicious」は、非常に強い賛辞であり、どこかフォーマルな印象を与えます。例えば、一流シェフが作ったフルコースや、特別な日の贅沢なディナーに対して使うのは適切です。一方で、コンビニのおにぎりや、家庭での何気ない朝食に対して「It’s delicious!」と言うと、少し大げさすぎて不自然に聞こえることがあるのです。
もし日常的に「すごく美味しい!」と言いたいなら、以下の言葉に置き換えてみましょう。
- This is amazing!「驚くほど美味しい」という感動がダイレクトに伝わります。
- This is great!「Good」をより強調した形で、心から満足している様子を表せます。
- I love this!「これが大好き!」という表現は、料理を作ってくれた人にとって最大の褒め言葉になります。
感情を爆発させる!最高級の褒め言葉
一口食べた瞬間、言葉を失うほどの衝撃を受けたときは、より表現力の高い単語を選んでみましょう。
- Out of this world直訳すると「この世のものとは思えない」。宇宙レベルの美味しさを表現する、最大級の褒め言葉です。
- Heavenly「天国のような味」。とろけるようなスイーツや、洗練されたソースの味わいを表現するのにぴったりです。
- Incredible / Unbelievable「信じられないほど美味しい」というニュアンスです。
- Exquisite非常に上品で、繊細な美味しさを指します。高級レストランなどで、職人の技術を称える際に使われる洗練された言葉です。
食感(テクスチャー)で伝える具体的な美味しさ
「美味しい」という一言に、食感の情報を加えるだけで、あなたの英語は一気にネイティブらしくなります。食べ物に合わせて、以下の単語を組み合わせてみましょう。
- Crispy(クリスピー)唐揚げの衣や、焼き立てのトーストなど、表面がパリパリ、サクサクしている状態です。
- Crunchy(クランチー)ナッツや新鮮なレタスなど、噛んだときにボリボリ、シャキシャキと音がするような食感です。
- Tender(テンダー)お肉が箸で切れるほど「柔らかい」ことを指します。
- Juicy(ジューシー)肉汁があふれるハンバーグや、果汁たっぷりのフルーツに使います。
- Fluffy(フラッフィー)パンケーキやオムレツなど、空気をたっぷり含んで「ふわふわ」している様子です。
- Chewy(チューイー)ベーグルやグミのように、弾力があって「もちもち」している食感です。
- Melts in your mouth「口の中でとろける」。霜降りの牛肉や、質の高いチョコレートを形容する定番のフレーズです。
カジュアル・SNSで使える「美味しい」のスラング
友人とのチャットや、インスタグラムに写真を投稿する際に役立つ、短くてインパクトのある表現を紹介します。
- Yum! / Yummy!「うまっ!」というニュアンスです。少し子供っぽい響きもありますが、親しい間柄なら大人が使っても全く問題ありません。
- Scrumptious「ほっぺたが落ちそう!」という、少しおどけた、非常に美味しいことを表す口語です。
- Finger-licking good「指まで舐めたくなるほど美味しい」。フライドチキンなどの手づかみ料理に対する最高の賛辞です。
- Bomb!「This is the bomb!」で「これ、最高!」「めちゃくちゃヤバい!」という若者らしいスラングになります。
SNSで投稿するなら、iphoneを片手に写真を撮りながら、「Looks so good!(めちゃくちゃ美味しそう!)」と一言添えるだけで、世界中の人と感動を共有できます。
料理を褒める時に使える便利なフレーズ集
単語だけでなく、文章で伝えることで、より相手とのコミュニケーションがスムーズになります。
- This smells so good!「すごくいい匂い!」。食べる前の期待感を伝えるのに最適です。
- You’re a great cook!「料理の天才だね!」。手料理を振る舞ってもらった際に、相手を直接褒める言葉です。
- I’ve never had anything like this!「こんなの食べたことない!」。初めて食べる味に感動したときに使います。
- This hit the spot!「まさにこれが食べたかった!」。空腹のときや、欲していた味に巡り会えたときの満足感を表します。
- It’s seasoned perfectly.「味付けが完璧だね」。塩加減やスパイスのバランスを具体的に褒めたいときに便利です。
レストランで使えるスマートな受け答え
外食中、店員さんに「How is everything?(お味はいかがですか?)」と聞かれることがよくあります。そんなとき、慌てずに返せるパターンを覚えておきましょう。
- Everything is delicious, thank you.ここでは「Delicious」を使うのが正解です。お店側への礼儀として、丁寧な表現が好まれます。
- It’s perfect, thank you.「文句なしです」という満足感をスマートに伝えられます。
- I’m really enjoying it.「本当に楽しんでいます(美味しくいただいています)」という、進行形の表現もよく使われます。
もし、あまり口に合わなかったとしても、ストレートに「Bad」と言うのはマナー違反。
- It’s not really my thing.「私にはちょっと合わないかな」
- It’s interesting / It’s unique.「独特な味ですね(=不思議な味がする)」といった表現で、やんわりと伝えるのが大人のマナーです。
飲み物に対して使う「美味しい」
食べ物だけでなく、飲み物の美味しさを伝える言葉も覚えておくと便利です。
- Refreshing冷たい飲み物や、炭酸、レモン風味など「スッキリして美味しい」ときに使います。
- Crispキリッと冷えた白ワインやビールなど、喉越しが良い様子を指します。
- Robust / Boldコーヒーや赤ワインなど、コクがあって力強い味わいを表現します。
- Smooth喉越しが滑らかで、雑味がない飲み口を褒める言葉です。
例えば、coffee makerで淹れたこだわりの一杯を友人に振る舞うとき、相手から「It’s so smooth!」と言われたら、それは最高の褒め言葉になります。
日本語特有の表現を英語にするコツ
日本語には「コクがある」「出汁が効いている」といった独特の食文化に基づく表現があります。これらを英語で説明するには工夫が必要です。
- コクがある:Rich「Rich flavor」で、深みのある、濃厚な味わいを表現できます。
- 出汁が効いている:Umami-rich / Savory「Umami」は今や世界共通語です。「Savory」は甘くない、塩気のある旨味を指します。
- コシがある:Firm / Al denteパスタやうどんのコシは、これらで表現できます。
- 喉越しが良い:Going down smooth飲み物や麺類がスムーズに喉を通る心地よさを表します。
美味しい食べ物を英語で発信して世界を広げよう
いかがでしたか?「美味しい」を伝える英語は、「Delicious」以外にも驚くほどたくさんあります。
まずは日常の中で、「Good」や「Nice」といった簡単な言葉から使い始めてみてください。次に、肉料理なら「Juicy」、デザートなら「Heavenly」と、具体的な単語を一つ付け加えるだけで、あなたの会話は劇的に生き生きとしてくるはずです。
旅先で出会った感動の味や、家で作った会心の一皿。その喜びを、ぜひあなたらしい言葉で伝えてみてください。美味しい食べ物を英語で表現できるようになれば、食事の時間はもっと楽しく、世界中の人との距離をぐっと縮めてくれるものになるでしょう。

コメント