美味しい里芋の品種おすすめ10選!ねっとり・ホクホクなど食感別の選び方を徹底解説

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「里芋」と一口に言っても、実はスーパーに並ぶ顔ぶれは時期によってさまざまです。煮物にしてねっとり絡むものもあれば、コロッケにするとホクホクとジャガイモのように崩れるものまで、その個性は驚くほど豊かなんです。

せっかく里芋を料理するなら、その日のメニューに一番合う「正解の一皿」を作りたいですよね。今回は、全国各地で愛される美味しい里芋の品種を厳選し、それぞれの食感や味の特徴、そして絶対に失敗しない選び方のコツまで、余すことなくお届けします。


里芋選びで知っておきたい「3つの系統」

美味しい里芋を選ぶ第一歩は、自分が求めている食感がどの系統に属しているかを知ることです。里芋は大きく分けて、以下の3つのタイプに分類されます。

まずは「子芋・孫芋タイプ」。これは私たちが普段スーパーで最もよく見かける、小さくて丸い里芋です。粘り気が強く、きめ細かな食感が特徴ですね。次に「親芋・子芋兼用タイプ」。親芋も子芋も両方食べられるもので、ホクホクとした粉質の食感が楽しめます。そして最後が「親芋タイプ」。大きなタケノコのような形をしたものが多く、煮崩れしにくいのが魅力です。

この違いを意識するだけで、料理の仕上がりは劇的に変わります。それでは、具体的なおすすめ品種を見ていきましょう。


煮物ならこれ!ねっとり・なめらか系品種

里芋といえば、やっぱり口の中でとろけるような「ねっとり感」が醍醐味ですよね。まずは定番の煮っころがしや汁物で本領を発揮する、粘り系のエースたちをご紹介します。

石川早生(いしかわわせ)

夏の終わりから秋にかけて、市場に最初に出回るのがこの石川早生です。サイズは小ぶりで丸く、皮が剥きやすいのが最大の特徴です。蒸してからつるんと皮を剥き、塩や醤油でいただく「衣かつぎ」には、この品種が欠かせません。淡白ながらもしっかりとした粘りがあり、初秋の訪れを感じさせてくれる一品になります。

土垂(どだれ)

関東を中心に、全国で最も広く流通している「里芋の代名詞」ともいえる品種です。名前の通り、葉が垂れ下がるほど大きく育つのが由来。非常に粘り気が強く、肉質が柔らかいのが魅力です。じっくり煮込むことで味が芯まで染み込み、冷めても固くなりにくいため、お弁当のおかずや常備菜の煮っころがしに最適です。

帛乙女(きぬおとめ)

新潟県五泉市で育てられているブランド品種です。その名の通り、絹(きぬ)のようになめらかな肌白さと、キメの細かい食感が自慢。一般的な里芋よりもさらに上品な口当たりで、割烹料理や高級な煮物に使われることも多い逸品です。見た目の白さを活かした白煮にすると、食卓がパッと華やぎます。

伊予美人(いよびじん)

愛媛県で生まれた比較的新しい品種ですが、その美味しさから一気に人気が広がりました。形がふっくらと良く、何より「白さ」と「甘み」が際立っています。粘りが非常に強いため、地域の伝統料理である芋煮や、具だくさんの汁物に入れると、汁に程よいとろみがついて格別の味わいになります。


コロッケやサラダに!ホクホク・粉質系品種

「里芋はヌルヌルして苦手」という方にこそ試してほしいのが、ジャガイモのような食感を持つホクホク系の品種です。これらを知ると、里芋料理のレパートリーがグンと広がりますよ。

セレベス(赤芽)

インドネシアのセレベス島から伝わったとされる品種で、芽が赤いことから「赤芽(あかめ)」とも呼ばれます。里芋特有のぬめりが少なく、加熱するとホクホクとした食感に仕上がるのが特徴です。この特性を活かして、マッシュして作る里芋コロッケやポテトサラダ風の和え物にすると、驚くほど美味しく仕上がります。

京芋(たけのこ芋)

見た目がタケノコにそっくりな、細長い形をした里芋です。地上に頭を出して育つ姿からその名がつきました。肉質がしっかりしており、煮崩れがほとんどありません。ホクホクとした食感の中にほのかな甘みがあり、厚めにスライスしてステーキにしたり、揚げ出しにしたりと、メインディッシュとしての存在感も抜群です。

八つ頭(やつがしら)

親芋と子芋が分かれずに、塊のように合体したゴツゴツとした形が特徴です。末広がりや「人の頭に立つ」という縁起を担いで、おせち料理には欠かせない存在ですね。粉質が強く、噛むほどに里芋本来の濃い旨みが広がります。お正月だけでなく、冬の寒い時期にじっくりと含め煮にして味わいたい贅沢な品種です。


贈りものにも!一生に一度は食べたい高級・ブランド品種

全国には、特定の地域でしか栽培されない希少なブランド里芋が存在します。その味わいは、一度食べると忘れられないほどインパクトがあります。

海老芋(えびいも)

何度も土を寄せてカーブをつける特殊な栽培法により、海老のような形に育つ高級品種です。京都の伝統野菜として有名ですが、主な産地は静岡県など。きめ細やかさは天下一品で、どれだけ煮込んでも形が崩れず、それでいて口に入れるとスーッと溶けていく不思議な食感を楽しめます。棒だらと一緒に煮る「芋棒」は、まさに京料理の真髄です。

上庄里芋(かみしょうさといも)

福井県大野市の特定の地域でしか収穫されない、知る人ぞ知る名品です。ここの土壌は非常に硬く、そのストレスに耐えて育つため、身の締まりが尋常ではありません。箸で持っても崩れないほどの弾力があり、噛みしめるたびに里芋の力強い風味が溢れ出します。「里芋の概念が変わった」と驚くファンが多いのも頷ける実力派です。


失敗しない!美味しい里芋を見極める「目利き」のポイント

せっかく良い品種を選んでも、鮮度が落ちていては台無しです。スーパーの野菜売り場で、プロがチェックしている「美味しい里芋のサイン」を3つお教えします。

一つ目は「泥付きのものを選ぶこと」です。洗い里芋は便利ですが、里芋は乾燥と光に非常に弱く、皮が剥き出しの状態だと風味がどんどん逃げてしまいます。できれば湿った泥がついているものを選び、調理の直前に洗うのがベストです。

二つ目は「お尻の部分を確認すること」です。根っこが生えていた側の先端を軽く指で押してみてください。ここがふかふかと柔らかいものは、中が腐り始めていたり、空洞になっていたりする可能性が高いです。カチッと硬く締まっているものを選びましょう。

三つ目は「重さと縞模様」です。持った時にずっしりと重みがあるものは水分が保たれていて新鮮です。また、表面の横縞(輪紋)がはっきりしていて、等間隔に並んでいるものは、順調に栄養を蓄えて育った証拠です。

もし皮を剥いた時に、中に赤い斑点や網目のような模様があったら、それは「水晶現象」と呼ばれる生理障害や酸化によるものです。食べても害はありませんが、食感が硬く味が落ちているサインなので、その部分は厚めに剥いて使うようにしてくださいね。


里芋を長持ちさせる保存の知恵

里芋は熱帯生まれの野菜。実は冷蔵庫が苦手なんです。低温の場所に長く置くと「低温障害」を起こし、中が変色して味が落ちてしまいます。

正しい保存方法は、泥付きのまま新聞紙に包み、風通しの良い冷暗所に置いておくこと。これだけで鮮度がぐっと長持ちします。もし使い切れずに余ってしまった場合は、皮を剥いて軽く下茹でしてから冷凍保存するのも手です。使うときは凍ったまま鍋に入れれば、時短料理にもなって一石二鳥ですよ。

調理の際、手の痒みが気になる方は、調理用手袋を使うか、里芋を洗った後にしっかり乾燥させてから皮を剥くと、ぬめりによる痒みを抑えることができます。


美味しい里芋の品種おすすめ10選!ねっとり・ホクホクなど食感別の選び方を徹底解説まとめ

里芋は、品種一つで料理の主役にも脇役にもなれる、非常に懐の深い食材です。

定番の「土垂」で家庭の味を楽しむもよし、「セレベス」で洋風アレンジに挑戦するもよし、あるいは「海老芋」で少し贅沢な夕食を演出するのも素敵ですね。それぞれの品種が持つ「得意分野」を理解して使い分けることで、あなたの作る里芋料理はもっともっと美味しくなるはずです。

スーパーで見かけ慣れない名前の里芋を見つけたら、それは新しい美味しさに出会えるチャンスかもしれません。ぜひ今回の情報を参考に、あなたのお気に入りの一粒を見つけてみてください。旬の時期にしか味わえない、あの大地の滋味を存分に楽しみましょう!

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