「いつもの料理が、なぜか物足りない……」
「料亭のような、透き通ったお吸い物を作ってみたい」
そんなふうに感じたことはありませんか?実は、家庭の味をプロ級に引き上げる魔法のアイテムが「白だし」なんです。
一度使うと手放せなくなるほど便利な白だしですが、スーパーの棚にはたくさんの種類が並んでいて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。実は白だしは、メーカーによって「だしの素材」も「塩分の強さ」も驚くほど違うんです。
今回は、毎日の料理をもっと楽しく、もっと美味しくするために、本当に美味しい白だしの選び方から、絶対に外さないおすすめの商品、そして意外な活用レシピまでを徹底解説します。この記事を読み終える頃には、あなたにぴったりの一本が見つかっているはずですよ。
白だしとめんつゆ、何が違うの?使い分けのポイント
「白だしがあるなら、めんつゆはいらないんじゃない?」
そんな疑問を持つ方も多いでしょう。でも、この二つは似て非なるもの。最大の違いは「醤油の種類」と「色」にあります。
めんつゆは、主に「濃口醤油」がベース。しっかりとした甘みとコクがあり、料理の色は黒っぽく仕上がります。肉じゃがや親子丼、お蕎麦のつゆなど、どっしりした味付けに最適です。
対して白だしは、「白醤油」や「薄口醤油」をベースにしています。最大の特徴は、素材の色をそのまま活かせること。お吸い物や茶碗蒸し、だし巻き卵など、見た目の美しさが重要な料理に欠かせません。また、めんつゆよりも甘さが控えめで、だしの香りがよりダイレクトに伝わるのが魅力です。
「今日は素材の味を立たせたいな」という時は白だし、「こっくりした味にしたいな」という時はめんつゆ、というふうに使い分けるのが料理上手の第一歩ですね。
失敗しない!美味しい白だしを選ぶ3つの基準
美味しい白だしに出会うためには、ラベルの「裏側」をチェックするのが近道です。自分好みの味を見つけるための3つのポイントをお伝えします。
1. 「だしの主役」は何かを確認する
白だしには、大きく分けて3つの系統があります。
まずは「かつお・昆布系」。これが最も王道で、和食全般に使いやすい万能タイプです。ヤマキ 割烹白だしのような商品は、かつおの香りがガツンと効いていて、卵料理との相性が抜群です。
次に最近のトレンドである「あご(飛魚)だし系」。久原本家 あごだし入り白だしなどに代表されるこのタイプは、独特の甘みと深いコクがあります。おでんや鍋物など、スープを飲み干したくなる料理にぴったりです。
最後は「貝やしいたけ系」。旨みの相乗効果を狙ったもので、和食だけでなく洋風の隠し味にも使いやすいのが特徴です。
2. 無添加か、しっかり味か
健康志向の方や、赤ちゃんの離乳食に使いたい方は「化学調味料無添加」の表記があるものを選びましょう。にんべん 白だしゴールドなどは、雑味のない、澄み切っただしの風味を楽しむことができます。
一方で、時短でパパッと味を決めたい方には、アミノ酸などの旨み成分が含まれた通常タイプが便利です。少量で味がピタッと決まるので、忙しい日の強い味方になってくれます。
3. 濃縮倍率とコスパをチェック
白だしは商品によって、薄めて使う「濃縮倍率」が異なります。10倍濃縮のものもあれば、16倍という超高濃縮のものもあります。
ボトルのサイズだけで判断せず、一度の使用量を確認してみましょう。また、白だしは「だし」という名前ですが、実はかなり塩分が含まれています。塩分が気になる方は「減塩タイプ」を選ぶのも賢い選択です。
料理のプロも愛用!美味しい白だしおすすめ10選
ここからは、数ある白だしの中から、特に評価が高く「これを買っておけば間違いない」という10品を厳選してご紹介します。
- ヤマキ 割烹白だし圧倒的なシェアを誇る、白だしの代名詞的存在です。良質なかつお節を贅沢に使用しており、フタを開けた瞬間の香りの良さがたまりません。どんなスーパーでも手に入りやすく、コスパも最強。まずはここから始めるのが正解です。
- 久原本家 あごだし入り白だし「これを使い始めたら、もう他には戻れない」というファンが続出しているのが、このあごだし入り。焼きあご特有の香ばしさとコクが、いつものうどんや煮物をワンランク上の料亭の味に変えてくれます。
- にんべん 白だしゴールドかつお節の老舗、にんべんが作るこだわりの一本。化学調味料無添加で、本物の素材の味が楽しめます。特にお吸い物など、繊細な味付けが必要な料理でその実力を発揮します。
- ミツカン プロが使う味 白だし鶏だしの旨みが隠し味に入っているのが特徴。和食だけでなく、中華風の炒め物やスープにも馴染みやすい、非常に懐の深い一本です。
- 七福醸造 元祖料亭白だし日本で初めて白だしを開発したと言われるメーカーの自信作。有機白醤油をベースにしており、その上品さは格別です。おもてなしの料理を作るなら、ぜひ試してほしい逸品です。
- フンドーキン 料亭の味 白だし九州のメーカーらしい、まろやかでほんのり甘い味わいが特徴。塩気の角が立っていないので、煮浸しや浅漬けなどが優しく仕上がります。
- ヒガシマル 京風割烹白だしとにかく色が薄い!素材の色を極限まで残したい「京風」の仕上がりを目指すならこれ。淡い色味なのに、しっかりとした旨みが凝縮されています。
- 創味食品 創味の白だしプロの料理人も愛用する創味の白だし。厳選された原材料が使われており、奥行きのある味わいが魅力です。パスタなどの洋食に少し垂らすと、驚くほど味がまとまります。
- 日東醸造 三河白だし伝統的な製法を守り抜くこだわりのメーカー。余計なものを一切入れず、素材と醤油の力だけで勝負しています。本物志向の方におすすめしたい一本です。
- マエカワテイスト 無添加白だしだしパックで有名な専門店が作る白だし。抽出したての「一番だし」のような香りの高さが自慢です。健康に気を使うご家庭へのプレゼントとしても喜ばれます。
驚くほど簡単!白だしを使い倒す魔法のレシピ
せっかく美味しい白だしを買っても、冷蔵庫の奥で眠らせてしまってはもったいないですよね。今日から試せる、目からウロコの活用法をご紹介します。
1. 究極の「黄金色」卵焼き
卵3個に対し、白だしを小さじ2、水を大さじ1混ぜて焼くだけ。醤油を使わないので、焼き上がりが驚くほど綺麗な黄色になります。冷めても美味しいので、お弁当の主役になること間違いなしです。
2. 野菜の「5分」浅漬け
きゅうりや大根、キャベツを切ってポリ袋に入れ、白だしを回しかけて軽く揉むだけ。5分置けば、上品な浅漬けの完成です。お好みで鷹の爪や昆布を加えても美味しいですよ。
3. 唐揚げの隠し味に
唐揚げの下味、いつもは醤油ですよね?そこを白だしに変えてみてください。衣が黒く焦げにくくなり、見た目が上品な「塩唐揚げ風」になります。だしの香りが肉の旨みを引き立て、冷めてもジューシーさが保たれます。
4. 洋風スープやパスタの仕上げに
コンソメスープに少しだけ白だしを足すと、味に深みが出て「どこかホッとする味」に変わります。また、ペペロンチーノの仕上げに一垂らしするだけで、一気に和風パスタの完成度が高まります。
白だしを使うときに気をつけたい「たった一つのこと」
白だしは非常に便利な調味料ですが、一つだけ注意点があります。それは「塩分」です。
「だし」という名前から、ついついたっぷり入れたくなってしまいますが、白だしの塩分濃度は醤油と同等、あるいはそれ以上の場合もあります。
初めて使う銘柄のときは、必ず記載されている希釈倍率を守り、味見をしながら少しずつ足していくのが失敗しないコツです。特にスープなど、後から煮詰まる料理の場合は、最初は「少し薄いかな?」と感じるくらいで止めておくと、ちょうど良く仕上がりますよ。
また、保存については必ず「冷蔵庫」へ。だしの成分は傷みやすいため、開封後は冷暗所ではなく冷蔵保存が鉄則です。美味しい状態をキープして、最後まで使い切りましょう。
美味しい白だしで、毎日の食卓をちょっと豊かに
いかがでしたか?一本あるだけで、お吸い物からパスタまで、料理の幅を劇的に広げてくれる白だし。自分の好みに合った「運命の一本」が見つかれば、台所に立つのがもっと楽しくなるはずです。
- まずは王道のかつお節系で和食のレベルを上げる
- コクのあるあごだし系で、家族を驚かせる鍋を作る
- 無添加タイプで、素材本来の優しさを味わう
まずは気になる一本を手に取って、明日の朝食の卵焼きから変えてみませんか?
今回ご紹介したヤマキ 割烹白だしや久原本家 あごだし入り白だしなどのラインナップを参考に、あなたにとっての美味しい白だしをぜひ見つけてください。きっと、家族からの「美味しい!」の声が今まで以上に増えるはずですよ。

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