ウイスキーのワンショットは何ml?国別の量の違いやバーでのスマートな頼み方を解説

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「バーでかっこよくウイスキーを注文してみたいけれど、専門用語が多くて気後れしてしまう……」そんな経験はありませんか?特に耳にするのが「ワンショット」という言葉です。

なんとなく「1杯分」というニュアンスは伝わりますが、具体的に何mlなのか、シングルやダブルとどう違うのかを正確に知っている人は意外と少ないものです。実は、この「ワンショット」の量は世界共通ではなく、国によって驚くほどバラつきがあります。

今回は、ウイスキーのワンショットの定義から、日本と海外の量の違い、そしてバーで一目置かれるスマートな頼み方まで、ウイスキー初心者の方が知っておくべき知識を余すことなくお届けします。

ウイスキーのワンショットは何ml?基本の定義と歴史

まず結論からお伝えすると、日本の多くのバーにおいて「ワンショット」は「30ml」を指します。これは「シングル」と呼ばれる量と全く同じです。

なぜ30mlという中途半端な数字なのかというと、お酒の計量単位である「オンス(oz)」が関係しています。1オンスは約29.57mlであり、端数を切り捨てて「1オンス=30ml」として定着しました。バーテンダーが使う砂時計のような形の計量器メジャーカップも、このオンスを基準に作られていることがほとんどです。

「ショット」という言葉の面白い由来

ショットという呼び名の由来には、ロマンあふれる説がいくつかあります。有名なのは西部劇の時代の物語です。当時は貨幣が不足していたため、酒場で「拳銃の弾丸(ショット)1発」と「ウイスキー1杯」を交換していたという説があります。

また、強いお酒をクイッと飲み干す感覚が、体に弾丸が撃ち込まれたような衝撃(ショット)があるから、という説も有力です。いずれにせよ、ワンショットという言葉には「力強く、潔く飲む」というニュアンスが込められているのですね。

指で測る「フィンガー」という数え方

計量カップが一般的になる前、お酒の量は指の太さで測られていました。グラスの底に指を横に当て、指1本分の高さまで注げば「ワンフィンガー(約30ml)」、指2本分なら「ツーフィンガー(約60ml)」と呼びます。

現代のオーセンティックなバーで「ワンフィンガーで」と頼むのは少し珍しいかもしれませんが、歴史を知っていると、オールドファッションな映画のワンシーンのような深みを感じられます。


国によってこんなに違う!世界のワンショット事情

日本にいると「1杯=30ml」が当たり前に感じますが、海外へ行くとその常識は通用しません。旅行先や海外のバーで注文する際は、その国の「標準」を知っておかないと、予想外の酔い方をしてしまうかもしれません。

アメリカ:少し多めの1.5オンス

アメリカでは、ワンショットを「1.5オンス(約44ml)」とするのが一般的です。日本の1.5倍近い量があるため、ストレートで何杯も飲むとかなり早く酔いが回ります。アメリカンウイスキーの代表格であるバーボンを現地で楽しむ際は、この量の違いを意識しておきましょう。

イギリス:法律で決まっている厳格さ

ウイスキーの本場の一つ、イギリスでは法律によって量が厳格に管理されています。かつては地域によってバラバラでしたが、現在は「25ml」または「35ml」のどちらかを店側が選択し、店内に掲示しなければならないルールがあります。25mlの場合、日本のシングルよりも少し控えめな量になります。

スコットランドとアイルランド:太っ腹な「本場」の量

ウイスキーの聖地、スコットランドやアイルランドでは、イングランドよりも量が多い傾向にあります。特にアイルランドでは伝統的に量が多く、1ショットが70mlを超えることも珍しくありません。日本の「ダブル」よりも多い量が「1杯」として出てくるわけですから、お酒に自信がない方は注意が必要です。


バーで迷わないための「シングル」「ダブル」「ジガー」

バーのメニューを見ると、ワンショット以外にもさまざまな単位が並んでいます。これらを整理しておくと、自分の体調やペースに合わせて最適な注文ができるようになります。

シングル(Single)

前述の通り、日本での標準は30mlです。テイスティングをしたい時や、多くの種類を飲み比べたい時に最適な量です。

ダブル(Double)

シングルの2倍、つまり60mlです。氷を入れてゆっくり楽しむ「オン・ザ・ロック」では、氷が溶ける速度とのバランスを考えて、最初からダブルで注文する人が多いです。

ジガー(Jigger)

1.5オンス(約45ml)を指します。カクテルレシピなどでよく使われる単位ですが、ショットの量として「1ジガーで」と指定することも可能です。シングルでは物足りないけれど、ダブルでは多すぎるという絶妙な気分の時に役立ちます。


初心者でも安心!バーでのスマートな頼み方のコツ

「ワンショット」の意味を理解したら、次は実践です。バーのカウンターに座った時、どのように伝えればバーテンダーにスムーズに伝わるのでしょうか。

ステップ1:銘柄を選ぶ

まずは飲みたいウイスキーを選びます。もし決まっていなければ「初めてなので、飲みやすいスコッチウイスキーでおすすめはありますか?」と聞くのが一番スマートです。バーテンダーは教えるプロでもあるので、喜んで提案してくれます。

ステップ2:飲み方を伝える

ウイスキーの楽しみ方は多彩です。

  • ストレート:何も加えず、そのままの味を楽しむ
  • オン・ザ・ロック:大きな氷で冷やしながら、溶けゆく変化を楽しむ
  • 水割り:少し加水して香りを広げる
  • ハイボール:ソーダで割って爽快に楽しむ

ステップ3:量を伝える

ここで「シングル(ワンショット)」か「ダブル」かを伝えます。

注文の例としては、「ザ・マッカランをストレート、シングルでお願いします」となります。これだけで、あなたはもう立派なウイスキーの聞き手として扱われます。


ウイスキー1ショットのアルコール量とカロリーの話

お酒を楽しむ上で避けて通れないのが、健康面への配慮です。ウイスキーは度数が高いお酒ですが、実は工夫次第で健康的に楽しむことができます。

アルコール度数と「適量」

一般的なウイスキーのアルコール度数は約40%です。1ショット(30ml)に含まれる純アルコール量は約10g弱となります。厚生労働省が示す「節度ある適度な飲酒」は1日平均20g程度ですので、毎日飲むなら「シングル2杯まで」が健康的な目安と言えるでしょう。

ダイエットの味方?蒸留酒のメリット

ウイスキーは「蒸留酒」であるため、糖質がほぼゼロです。ビールや日本酒のように糖質を気にする必要がないため、糖質制限中の方には非常に向いているお酒です。

1ショットのカロリーは約70kcal。これをウィルキンソン タンサンなどの無糖ソーダで割れば、非常に低カロリーな「ハイボール」の完成です。おつまみにナッツやチーズを少し添えても、他のお酒に比べれば罪悪感は少ないはずです。


自宅で「ワンショット」を正確に再現する方法

バーの雰囲気を自宅でも楽しみたいなら、計量を正確に行うのが第一歩です。目分量で作るハイボールも美味しいですが、一度基準となる30mlを覚えておくと、味の再現性が格段に上がります。

メジャーカップを用意する

最も確実なのは、プロも使うジガーカップを購入することです。30mlと45mlがセットになっているものが多く、これがあるだけで自宅のキッチンがバーカウンターに早変わりします。

重さで測る

もし計量カップがなければ、キッチンスケールを使ってみましょう。ウイスキーの比重は水に近いので、おおよそ「30g」を測れば1ショット分になります。

専用の注ぎ口「ポーラー」を使う

ボトルの口に取り付けるポアラーの中には、一定量(30mlなど)が出ると自動で止まるタイプもあります。これを使えば、ボトルを傾けるだけで毎回正確なワンショットを注ぐことができ、友人との家飲みでも盛り上がること間違いなしです。


ウイスキーのワンショットは何ml?国別の量の違いやバーでのスマートな頼み方を解説

ここまで、ウイスキーの「ワンショット」にまつわる様々な知識を見てきました。

  • 日本でのワンショットは30ml(=シングル)。
  • アメリカやイギリスなど、国によってその「標準」は異なる。
  • バーでは「銘柄+飲み方+量」を伝えるのが最もスマート。
  • 糖質ゼロで低カロリー、健康志向の方にも適している。

ウイスキーの世界は非常に奥が深いですが、まずはこの「ワンショット」という基準を知ることで、自分にとっての適量や好みの濃さが見えてくるはずです。

次にバーを訪れる際は、ぜひ「シングルで」と自信を持って注文してみてください。小さなグラスに注がれた30mlの黄金色の液体の中には、造り手の情熱と長い年月の物語が凝縮されています。その一滴一滴をゆっくりと味わうことが、ウイスキーという文化を楽しむ何よりの方法なのです。

「もっと色々な銘柄を試してみたい」と思ったら、次は世界5大ウイスキーの味の違いを調べてみるのも面白いですよ。あなたのウイスキーライフが、より豊かでスマートなものになることを願っています。

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