ブルックラディ完全ガイド|アイラの異端児が放つ全3種の魅力とおすすめの飲み方

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「アイラ島のウイスキー」と聞くと、誰もが「煙たくて正露丸のような香り」を想像しますよね。でも、その常識を鮮やかに塗り替えてくれる蒸留所があるんです。それが、今回ご紹介するブルックラディです。

あの目を引くアクアブルーのボトル。バックバーや酒販店で見かけて、「これ、本当にウイスキーなの?」と足を止めた経験はありませんか?実はこの蒸留所、ウイスキー界の常識を次々と打ち破る「革命児」として知られているんです。

この記事では、ブルックラディがなぜこれほどまでに愛されるのか、その深いこだわりから、絶対に飲むべき3つのブランド、そして初心者でも失敗しない最高の飲み方まで、徹底的に深掘りしていきます。


そもそも「ブルックラディ」とは?アイラの異端児と呼ばれる理由

スコットランドのアイラ島には、数多くの有名蒸留所がひしめき合っています。アードベッグやラフロイグなど、強烈なピート香を売りにする銘柄が多い中で、ブルックラディは極めて特異な存在です。

最大の秘訣は、アイラ島でありながら「ノンピート(煙たくない)」のウイスキーをフラッグシップに据えていること。そして、ワインの世界では当たり前の概念である「テロワール(風土)」をウイスキー造りに持ち込んだことです。

「ウイスキーはどこで作っても、熟成樽が同じなら同じ味になる」というこれまでの通説に対し、彼らは真っ向から反論しました。アイラの土壌、アイラの水、そしてアイラの農家が育てた大麦。それらすべてが味を決めるのだと彼らは信じています。

そのため、ブルックラディはすべての工程をアイラ島内で行うことにこだわります。多くの蒸留所が効率化のためにボトリングや熟成を本土で行う中、彼らは頑固なまでに島に留まりました。この「郷土愛」こそが、唯一無二のクリーンで力強い味わいを生み出しているのです。


100%スコットランド産大麦へのこだわりとB Corp認証

彼らのこだわりは、原材料である大麦にも及びます。ブルックラディで使用される大麦は、100%スコットランド産。さらに、そのうちの約半分はアイラ島の契約農家が育てたものです。

「どこの誰が作った大麦か」までを徹底的に追跡できるトレーサビリティの高さは、他の蒸留所の追随を許しません。こうした透明性の高い経営姿勢が評価され、2020年にはウイスキー業界で極めて珍しい「B Corp認証」を取得しました。

これは、社会や環境に対して高い意識を持つ企業にのみ与えられる国際的な認証です。ただ美味しいお酒を作るだけでなく、アイラ島の雇用を守り、環境負荷を減らす。そんな一本のボトルに込められたストーリーを知ると、グラス一杯のウイスキーがより一層深く感じられるはずです。


ブルックラディが展開する「個性豊かな3つのブランド」

ブルックラディ蒸留所では、大きく分けて3つのラインを製造しています。この3つの違いを理解するだけで、あなたのウイスキー選びは劇的に楽しくなります。

1. ブルックラディ(ノンピート)

ブランド名を冠したメインラインです。代表作はザ・クラシック・ラディ。アイラ島らしい潮風のニュアンスはありつつも、煙たさはゼロ。青リンゴやレモン、そして焼きたてのパンのような香ばしい甘みが特徴です。アイラウイスキーの入門編としても、あるいは「今日はスモーキーな気分じゃない」という時の常備酒としても最高です。

2. ポートシャーロット(ヘビリーピーテッド)

「アイラ島らしい力強い煙たさが欲しい!」という方には、このポートシャーロットがおすすめ。しっかりとしたピート香(40ppm)がありつつ、ブルックラディ特有のフルーティーな酒質も生きているため、非常にバランスが良いのが魅力です。焚き火の煙のような心地よい香りと、濃厚なバニラの甘みが交互にやってくる贅沢な体験ができます。

3. オクトモア(スーパーヘビリーピーテッド)

世界で最もスモーキーなウイスキーとして知られるのがオクトモアです。通常のアイラモルトが40〜50ppm程度のピートレベルなのに対し、オクトモアは100ppmを超え、時には300ppm以上に達することも。

数値だけ聞くと「化け物」のようですが、実際に飲んでみると驚くほど洗練されています。強烈な煙の奥に、極上のメロンや蜂蜜のような甘美な世界が広がっているんです。


50%というアルコール度数がもたらす「本当の旨み」

ブルックラディのラインナップを見て、気づくことがあります。それは、多くの銘柄が「アルコール度数50%」でボトリングされていること。

一般的なウイスキーは40%〜43%程度に加水されて出荷されますが、彼らはあえて高い度数にこだわります。なぜなら、アルコール度数が高いほど、大麦本来の旨み成分や香りのオイル分がしっかりと液体に溶け込んだままになるからです。

また、ブルックラディは「ノンチルフィルター(冷却濾過なし)」を徹底しています。低温で白濁するのを防ぐための濾過を行わないことで、原酒が持つ本来のクリーミーな口当たりを損なわないようにしているのです。

初めて飲む方は「50度はきついかも」と感じるかもしれませんが、この度数があるからこそ、後述する「加水」による変化を最大限に楽しむことができるんです。


初心者から愛好家まで楽しめる!ブルックラディのおすすめの飲み方

高い度数と豊かな香りを誇るブルックラディを、余すことなく楽しむためのコツをお伝えします。

まずはストレートで「香りの開き」を待つ

まずは何も入れずに、グラスに注いでから5分ほど待ってみてください。50度のアルコールが少しずつ落ち着き、隠れていた青リンゴや潮風の香りがムクムクと立ち上がってきます。

数滴の加水で「魔法」をかける

ストレートで一口味わったら、ティースプーン1杯程度の水を加えてみてください。これを「加水」と呼びますが、ブルックラディの場合、水を入れた瞬間に香りが爆発的に開きます。特にザ・クラシック・ラディは、加水によってバニラやキャラメルのような甘みがより鮮明になります。

ハイボールで「アイラの潮風」を感じる

食中酒として楽しむならハイボールが一番。ブルックラディで作るハイボールは、非常にクリーンで爽やかです。レモンを絞らなくても、ウイスキー自体が持つ柑橘系のニュアンスが、脂の乗った魚料理や肉料理をすっきりと流してくれます。

ロックでじっくり冷やす

少し苦味を感じたい時や、夏の暑い夜にはロックもおすすめ。氷が溶けるにつれて少しずつ味わいが変化していく様子は、まさに「時間の贅沢」です。ただし、冷えすぎると香りが閉じこもってしまうので、大きめの氷でゆっくり溶かしながら飲むのがコツです。


プレゼントにも最適!アクアブルーが彩る特別な時間

ウイスキーをあまり飲まない人でも、ブルックラディのボトルを見れば「おしゃれ!」と声を上げるはず。あの独特のカラーは、蒸留所の目の前に広がるアイラの海の輝きを再現したものだと言われています。

見た目が美しいだけでなく、中身は一切の妥協なし。さらに「B Corp認証」という背景。これほどまでにギフトに適したウイスキーは他にありません。自分へのご褒美はもちろん、大切な友人や家族への贈り物としてブルックラディを選べば、そこから会話が弾むこと間違いなしです。


ブルックラディ完全ガイド|アイラの異端児が放つ全3種の魅力とおすすめの飲み方:まとめ

いかがでしたでしょうか?アイラ島の伝統を守りながら、常に新しい挑戦を続けるブルックラディ

「煙たいのは苦手だけどアイラモルトに興味がある」という方は、ぜひザ・クラシック・ラディから始めてみてください。

「もっとディープな世界を覗きたい」という方は、ポートシャーロットオクトモアの扉を叩いてみてください。

一貫しているのは、アイラ島の土地を愛し、自然の恵みをそのままボトルに詰め込むという真摯な姿勢です。50%という力強いアルコール度数の向こう側にある、繊細で奥深いフレーバーの数々。

今夜は、アイラの海に思いを馳せながら、ブルックラディで特別な一杯を楽しんでみませんか?その一杯が、あなたのウイスキー観をガラリと変えてくれるかもしれません。

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