ウイスキー「バスカー」の人気の理由は?緑・青など全4種の違いや美味しい飲み方を解説

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最近、SNSやYouTubeのウイスキー界隈で「とにかくコスパが最強すぎる」「ハイボールにするならこれ一択」とまで言われ、爆発的な人気を博している銘柄をご存知でしょうか?

その名はウイスキー バスカー

鮮やかな緑色のラベルが目を引くこのウイスキーは、アイルランドからやってきた「アイリッシュウイスキー」の新星です。かつては入手困難でプレミアム価格がつくほどでしたが、現在は安定して手に入るようになり、宅飲みの定番としての地位を確立しています。

なぜ、これほどまでに多くのウイスキーファンを虜にしているのか。そして、緑、青、赤、グレーと色分けされたラインナップにはどんな違いがあるのか。今回はバスカーの魅力を余すことなく深掘りしていきます。


アイリッシュウイスキーの常識を覆した「バスカー」の正体

バスカーを語る上で外せないのが、アイルランドのカーロウ州にある「ロイヤルオーク蒸留所」の存在です。

2016年に創業した比較的新しい蒸留所ですが、そのこだわりは並大抵ではありません。通常、ブレンデッドウイスキーというのは、複数の蒸留所から原酒を買い取って混ぜ合わせることが一般的です。しかし、バスカーは自社の蒸留所内ですべての原酒(モルト、ポットスチル、グレーン)を製造しています。これを「シングルブレンデッド」と呼び、アイリッシュウイスキー界でも極めて稀なスタイルなんです。

さらに、イタリアの銘酒「ディサローノ」で知られるイルヴァ・サローノ社がオーナーであることも重要です。イタリアの伝統的なワインである「マルサラワイン」の樽を贅沢に使用することで、他のウイスキーにはない唯一無二のトロピカルな風味を実現しています。


定番の「緑」:バスカー アイリッシュウイスキーの衝撃

まず最初に手に取るべきなのが、緑色のラベルのバスカー アイリッシュウイスキーです。これがいわゆる「フラッグシップ」と呼ばれる、ブランドの顔となる一本。

この緑ボトルの最大の特徴は、何と言っても「トロピカルフルーツ」を思わせる華やかな香りです。グラスに注いだ瞬間、パイナップルや熟したバナナのような甘い香りがふわっと広がります。

味わいは非常に滑らかで、アイリッシュウイスキーらしい雑味のなさが際立っています。ウイスキー特有の「スモーキーさ」や「クセ」がほとんどないため、初心者の方でも「これなら飲める!」と驚くはずです。

2,000円台という価格帯でありながら、ワンランク上のプレミアムウイスキーに匹敵する満足感。この圧倒的なコストパフォーマンスこそが、SNSで火がついた最大の理由と言えるでしょう。


「青」:シングルモルトで味わう大麦の芳醇な甘み

次にご紹介するのが、青いラベルのバスカー シングルモルトです。

こちらは大麦麦芽のみを原料とした、リッチなスタイルのウイスキー。バーボン樽とシェリー樽で熟成されており、緑ボトルよりもさらに奥行きのある味わいが楽しめます。

口に含むと、リンゴや洋梨のようなフルーティーさに加え、ビスケットやチョコレートのような香ばしい甘みが追いかけてきます。緑ボトルが「爽快」なら、青ボトルは「芳醇」。

「今日はゆっくりとウイスキーのコクを味わいたい」という夜には、この青いバスカーが最高の相棒になってくれます。ストレートやロックでじっくりと向き合いたくなる、そんな完成度の高さが魅力です。


「赤」:軽やかで甘美なシングルグレーンの誘惑

赤いラベルのバスカー シングルグレーンは、トウモロコシなどを主原料とした軽やかなウイスキーです。

グレーンウイスキーは、一般的にはブレンデッドウイスキーの「ベース」として裏方に回ることが多いのですが、バスカーはこれを主役へと押し上げました。マルサラワイン樽で熟成させることで、グレーン特有のクリーンな味わいに、バニラやキャラメルのような濃厚な甘みが溶け込んでいます。

非常に軽快な飲み口で、アルコールの角がほとんど感じられません。ウイスキーを飲み慣れていない方や、甘いお酒が好きな女性にも自信を持っておすすめできる一本です。キャラメルポップコーンのような甘い香りは、デザートと一緒に楽しむのにも適しています。


「グレー」:伝統の製法が光るシングルポットスチル

最後に紹介するのは、グレーのラベルが渋いバスカー シングルポットスチル。これぞアイリッシュウイスキーの伝統とも言える製法で造られています。

未発芽の大麦と発芽させた大麦(モルト)を一緒に蒸留するこのスタイルは、独特のクリーミーさとスパイシーさが特徴。バスカーのラインナップの中でも、最も「通好み」な味わいと言えるかもしれません。

最初は蜂蜜のような甘さを感じますが、後味にはブラックペッパーやクローブのような心地よい刺激が残ります。この複雑な余韻が、お酒好きにはたまらないポイント。

他の3種とは一線を画す、しっかりとした骨格のある味わい。少し贅沢な晩酌を楽しみたい時に選んでほしい、玄人志向のバスカーです。


バスカーのポテンシャルを最大限に引き出す美味しい飲み方

これだけ種類があると、どう飲むのが正解か迷ってしまいますよね。そこで、それぞれの良さを引き出す最高のレシピをご紹介します。

もっとも推奨したいのは、やはり「ハイボール」です。

特に緑ボトルのバスカーで作るハイボールは、もはや一つの完成されたカクテル。グラスに氷を山盛りに入れ、ウイスキーと冷えた強炭酸を1:3の割合で注いでみてください。混ぜすぎないのがコツです。

レモンを絞るのも良いですが、まずはそのまま。ウイスキー自体が持つフルーティーな酸味が、炭酸によって弾け飛びます。まるでフルーツポンチのような爽やかさは、揚げ物や肉料理の油っぽさを一瞬で流してくれます。

また、赤いラベルのグレーンウイスキーは「ジンジャーエール割り」が絶品です。ジンジャーの刺激とバスカーのバニラ感が混ざり合い、高級感のある大人のスカッシュに仕上がります。

一方で、青やグレーのボトルは、ぜひ「加水」を試してみてください。ほんの数滴、常温の水を垂らすだけで、閉じ込められていた香りが一気に花開きます。


噂の「まずい」は本当?実際の評判と向き合う

インターネットで検索すると、稀に「バスカーはまずい」という意見を目にすることがあります。これだけ人気があるのに、なぜそのような声があるのでしょうか?

調査してみると、その多くは「スコッチウイスキーのヘビーなファン」からの意見であることが分かります。スコッチ特有の強烈なスモーキーさや、ドロっとした濃厚なシェリー感を期待して飲むと、バスカーの軽やかさは「物足りない」と感じてしまうことがあるようです。

また、熟成年数がそれほど長くないため、人によってはアルコールの若々しいピリつきを感じる場合もあります。しかし、これらは裏を返せば「クリアで飲みやすい」という最大のメリットでもあります。

現代のトレンドである「軽快・フルーティー・高コスパ」という要素を完璧に満たしているのがバスカー。まずは先入観なしに、キンキンに冷えたハイボールで試してみてほしい。そう断言できるほど、現代人の味覚にマッチしたウイスキーなのです。


どこで買える?バスカーを手に入れる方法

一時期はあまりの人気に店頭から姿を消していましたが、現在は流通が安定しています。

「やまや」や「カクヤス」といった大型の酒専門店はもちろん、最近ではイオンなどのスーパー、さらにはセブンイレブンやローソンなどのコンビニエンスストアでも見かける機会が増えました。

特にバスカー 700mlのボトルは、多くの店舗で棚の目立つ位置に置かれています。まずは手軽な緑ボトルから始めて、気に入ったら青やグレーへとステップアップしていくのが、賢いバスカーの楽しみ方です。


ウイスキー「バスカー」の人気の理由は?緑・青など全4種の違いや美味しい飲み方まとめ

ここまでウイスキー バスカーの魅力について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

アイリッシュウイスキーの伝統を守りつつも、マルサラワイン樽という革新的なアプローチで世界を驚かせたバスカー。その人気の理由は、決して偶然ではありません。

  • 緑:迷ったらこれ!圧倒的フルーツ感のハイボール向け
  • 青:じっくり味わいたい時のリッチなモルト
  • 赤:甘く軽やかでカクテルベースにも最適
  • グレー:クリーミーでスパイシーな伝統の味

2,000円〜3,000円台でこれほど個性が分かれ、かつどれを飲んでもハズレがない銘柄はそうそうありません。

今日の仕事終わり、自分へのちょっとしたご褒美に、冷えた炭酸水と一緒にバスカーを一本買ってみませんか?一口飲めば、その南国を思わせるような華やかな香りが、日々の疲れをきっと癒してくれるはずです。

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