「芋焼酎って、なんだか独特の匂いがして難しそう……」
そんな風に思っていた時期が、私にもありました。でも実は今、芋焼酎の世界はとんでもない進化を遂げているんです。
昔ながらのドッシリとした重厚な味わいはもちろん、最近では「これ本当に芋なの?」と驚くような、ライチやマスカットのように華やかに香る銘柄が次々と登場しています。
今回は、数ある中から厳選した本当に美味しい芋焼酎をランキング形式でご紹介します。自分へのご褒美から、大切な方へのギフトまで、今の気分にぴったりの一本が必ず見つかるはずです。
芋焼酎選びで失敗しないための3つのポイント
ランキングを見る前に、まずは「自分好みの味」を見つけるためのヒントを整理しておきましょう。ここを抑えるだけで、ネットや酒屋さんでの失敗がグンと減りますよ。
1. 「麹(こうじ)」の色に注目する
ラベルをよく見ると「黒麹」「白麹」「黄麹」といった文字が書かれています。これが味のベースを決めます。
- 黒麹(くろこうじ):キレがあって力強い、芋らしいコクを楽しみたい方に。
- 白麹(しろこうじ):優しくスッキリとした口当たり。初心者の方にもおすすめ。
- 黄麹(きこうじ):日本酒のようにフルーティーで華やか。女性に人気です。
2. 「芋の品種」で香りを楽しむ
最近のトレンドは、芋の種類によって香りを使い分けることです。
- 黄金千貫(こがねせんがん):王道のホクホクとした甘み。
- ムラサキマサリ:赤ワインやベリーのようなフルーティーさ。
- 香熟芋(こうじゅくいも):ライチのような劇的な香りの変化を楽しめます。
3. 飲み方に合わせて選ぶ
「お湯割り」で香りを引き立てたいのか、「ソーダ割り(芋ハイボール)」で爽快に飲みたいのか。それだけで選ぶべき銘柄は変わってきます。
美味しい芋焼酎ランキング15選!今飲むべき銘柄はこれ
それでは、2026年現在の市場トレンドと、実際に飲んだユーザーの評価をもとにした厳選ランキングを発表します。
第1位:薩州 赤兎馬(せきとば)
圧倒的な人気を誇るのが赤兎馬です。
「黄金千貫」を原料に、独自の熟成方法で仕上げられたこの一本は、とにかく口当たりがなめらか。芋特有のクセが抑えられていながら、後味には上品な甘みがふわりと残ります。ロックでも水割りでも、どんな飲み方をしても「美味しい」と思わせてくれる、まさに優等生な一品です。
第2位:だいやめ -DAIYAME-
革命児とも言えるのがだいやめ。
封を開けた瞬間、驚くほど濃厚な「ライチの香り」が広がります。初めて飲む方は、これが芋100%で作られているとは信じられないでしょう。特におすすめはソーダ割り。強炭酸で割ることで香りがさらに弾け、まるでカクテルのような爽やかさを楽しめます。
第3位:三岳(みたけ)
世界自然遺産の屋久島で造られる三岳。
屋久島の名水で仕込まれたこの焼酎は、非常に透明感のある味わいが特徴です。スッキリとしているのに、後から追いかけてくる芋の風味が心地よく、何杯でも飲めてしまいます。飲み飽きない一本を探しているなら、これが正解です。
第4位:佐藤 黒
重厚感のある「黒麹」の最高峰といえば佐藤 黒です。
焼き芋のような香ばしさと、ズッシリとした甘みが同居しています。特にお湯割りにすると、香りが一気に花開き、冬の夜にはたまらない多幸感に包まれます。お酒好きの方へのギフトとしても非常に格が高い銘柄です。
第5位:富乃宝山(とみのほうざん)
「黄麹」ブームの火付け役となった富乃宝山。
柑橘系のような爽やかな香りが特徴で、焼酎のイメージをガラリと変えた一本です。ロックでゆっくりと味わうと、そのフルーティーな余韻を存分に堪能できます。
第6位:赤霧島
紫芋「ムラサキマサリ」を使用した赤霧島。
ポリフェノールと麹が反応して生まれる、気品ある香りと澄んだ甘みが魅力です。スーパーなどでも手に入りやすい時期が増えましたが、そのクオリティの高さは依然としてトップクラス。食中酒としても万能です。
第7位:魔王(まおう)
伝説の「3M」の一つである魔王。
その名の通り、多くの人を虜にしてしまう魔力を持っています。熟成酒ならではの穏やかな風味と、スッと喉を通るキレの良さ。入手困難な時期もありましたが、現在でも特別な日のための一本として不動の地位を築いています。
第8位:フラミンゴオレンジ
近年、SNSを中心に爆発的な人気となったのがフラミンゴオレンジ。
柑橘系の香りに特化した作りになっており、もはや焼酎という枠を超えて「オレンジの果実酒」のようなニュアンスさえ感じられます。夏の暑い日にソーダ割りで飲む爽快感は格別です。
第9位:森伊蔵(もりいぞう)
これぞ「幻の焼酎」の筆頭、森伊蔵。
伝統的なかめ壺仕込みによって作られる味わいは、驚くほどまろやかで雑味がありません。ギフトとして贈れば、お酒に詳しい方なら誰もが目を輝かせること間違いなしの最高級品です。
第10位:黒霧島EX
定番中の定番である黒霧島を進化させた黒霧島EX。
独自の「デリシャス・ペンタゴン」製法により、あまみ・うまみ・まるみ、そしてトロッとしたキレがさらに強調されています。日常的に楽しむ美味しい芋焼酎として、これ以上のコストパフォーマンスはありません。
第11位:天使の誘惑
長期熟成させた琥珀色の焼酎天使の誘惑。
シェリー樽などで数年間寝かせているため、バニラやカカオのような甘い香りが漂います。アルコール度数も高めなので、食後にチェイサーを用意しながら少しずつ舐めるように飲むのが粋な楽しみ方です。
第12位:村尾(むらお)
「3M」の一角を占める村尾。
職人・村尾寿次氏がこだわり抜いて造るこの一本は、芋の香ばしさが非常に強く、ガツンとした飲みごたえがあります。これぞ薩摩の焼酎、という力強さを感じたい方に最適です。
第13位:伊佐美(いさみ)
元祖プレミアム焼酎として知られる伊佐美。
黒麹仕込みの先駆けであり、素朴ながらも深い味わいが魅力です。流行に左右されない「本物の味」を求めている方に、ぜひ一度手に取っていただきたい銘柄です。
第14位:一刻者(いっこもん)
麹まで芋で作った「芋100%」の一刻者。
米麹を使わないことで、芋本来の純粋な甘みがストレートに伝わってきます。お湯割りにした時の香りの立ち方は、他の追随を許しません。
第15位:海(うみ)
青いボトルが美しい海。
その見た目通り、非常に軽快でクリアな味わいです。クセがほとんどないので、これまで芋焼酎を敬遠していた初心者の方に、最初の一歩として全力でおすすめしたい一本です。
芋焼酎を最高に楽しむための「至福の飲み方」
せっかく美味しい芋焼酎を手に入れたなら、そのポテンシャルを最大限に引き出す飲み方を試してみませんか?
黄金比のソーダ割り(芋ハイボール)
最近のトレンドは、なんといってもソーダ割りです。
- グラスにいっぱいの氷を入れる。
- 焼酎を注ぎ、しっかり混ぜて冷やす。
- 冷えたソーダをゆっくり注ぐ(比率は焼酎4:ソーダ6が目安)。
- マドラーで縦に一回だけ回す。混ぜすぎないのがコツ!
香りを閉じ込めるお湯割り
寒い時期には、お湯割りが体にも心にも染み渡ります。
大事なルールは一つ、**「お湯を先に、焼酎を後に」**入れること。こうすることで温度差による対流が起き、自然に混ざり合って香りがフワッと立ち上がります。
「前割り」という贅沢
明日飲むと決めているなら、ぜひ「前割り」を。
前日に焼酎と水を好みの割合で混ぜておくだけ。一晩寝かせることで、水とアルコール分子がしっかり馴染み、驚くほどまろやかな口当たりに変わります。これを黒じょか(専用の土器)で温めて飲めば、もう最高です。
大切な人へ贈る「失敗しないギフト選び」
芋焼酎はギフトとしても非常に喜ばれますが、選ぶ際は相手の好みを想像してみましょう。
- 上司や目上の方へ:森伊蔵や村尾のような、歴史と知名度のあるプレミアム銘柄が間違いありません。
- お洒落な友人や女性へ:だいやめやフラミンゴオレンジのように、香りが華やかでボトルデザインも洗練されているものが喜ばれます。
- 毎日お酒を楽しむお父さんへ:赤兎馬や三岳のような、飽きがこなくて質の高い定番品が重宝されます。
まとめ:あなただけの「美味しい芋焼酎ランキング」を見つけよう
いかがでしたでしょうか。
芋焼酎の世界は、かつての「クセが強くて飲みにくいお酒」というイメージから、「個性的でバリエーション豊かな嗜好品」へと劇的に変化しています。
まずは今回ご紹介した銘柄の中から、気になる一本を試してみてください。ロックで芋の甘みに浸るのもよし、ソーダ割りで食事と一緒に楽しむのもよし。飲み方を変えるだけで、同じボトルでも全く違う表情を見せてくれるのが芋焼酎の深い魅力です。
いろいろな銘柄を試していくうちに、きっとあなただけの特別な一本が見つかるはず。日常の晩酌が少しだけ贅沢になる、そんな素敵な出会いがあることを願っています。
以上、最新の美味しい芋焼酎ランキングでした!

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