秋の訪れを感じる一番の楽しみといえば、やはりホカホカの「栗ご飯」ですよね。お店で食べるような、栗がゴロゴロ入った黄金色の栗ご飯が食卓に並ぶだけで、家族のテンションも一気に上がります。

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でも、いざ自分で作ろうと思うと「皮むきが大変そう」「栗がパサパサになりそう」「味が決まらない」と、意外とハードルが高く感じてしまうものです。せっかく旬の栗を手に入れたのなら、失敗せずに最高の一杯を味わいたいですよね。

そこで今回は、初心者の方でも絶対に失敗しない「美味しい栗ご飯」の作り方を徹底解説します。プロが実践している皮むきの裏ワザから、栗をほくほくに仕上げる炊き方のコツまで、これさえ読めばあなたの家の栗ご飯が「お店の味」に変わります。

美味しい栗ご飯のために知っておきたい栗の選び方

美味しい栗ご飯を作るための第一歩は、何といっても「良い栗」を選ぶことから始まります。スーパーの袋詰めや直売所で栗を買うときは、以下のポイントをチェックしてみてください。

まず、皮にツヤがあって、色が濃い茶色のものを選びましょう。表面が乾燥してカサついているものは、中の水分が抜けていて、炊き上がりがパサつく原因になります。また、手に持ったときに「ずっしり」と重みを感じるものが、身が詰まっている証拠です。

見落としがちなのが「虫食い」です。小さな穴が開いているものは避けるのはもちろん、底のザラザラした部分(座)が湿っていたり、黒ずんでいたりするものも注意が必要です。

もし新鮮な栗が手に入りにくい場合は、あらかじめ皮がむいてある生栗や、質の高い冷凍栗を活用するのも一つの手です。最近では生栗 むき出しのような便利な商品もあり、下処理の時間を短縮したい方には非常に人気があります。

鬼皮と渋皮をスルッと剥くための最強の裏ワザ

栗ご飯を敬遠してしまう最大の理由は、あの硬い「皮むき」ですよね。包丁で無理に剥こうとして、指を痛めそうになった経験がある方も多いはず。そんな苦労を解消する、魔法のような方法があります。

一番のおすすめは「一晩冷凍してから熱湯に浸す」という方法です。

まず、生の栗を洗って水気を拭き取り、ジップロックなどに入れて一晩冷凍庫へ入れます。使う直前にボウルに出し、沸騰した熱湯をひたひたに注いで5分〜10分ほど放置してください。

この「急激な温度変化」によって、栗の実と皮の間に隙間が生まれます。すると、あんなに硬かった鬼皮が手でめくれるほど柔らかくなり、その下の渋皮も包丁の背でこするだけでスルリと剥けるようになります。

もし冷凍する時間がない場合は、お湯に半日ほど浸けておくだけでも、皮がふやけてかなり剥きやすくなります。専用の皮むき器栗むきくんなどの便利グッズを併用すれば、さらに作業効率はアップしますよ。

栗を鮮やかな黄色に保つ「アク抜き」のひと手間

皮をむいた後の栗をそのまま放置していませんか? 栗は空気に触れるとすぐに酸化して黒ずんでしまいます。せっかくの栗ご飯、見た目も美しく仕上げるためには「アク抜き」が欠かせません。

皮をむいたそばから、すぐにボウルに張った水に放り込んでください。水が白く濁ったら何度か取り替え、最低でも1時間、できれば3時間ほど水にさらすのが理想です。

このとき、プロの料理人は「くちなしの実」を使って色付けをすることもありますが、家庭ではしっかり水にさらすだけでも十分綺麗に仕上がります。もし栗の甘みをより引き出したいなら、水にさらす際にほんの少しの砂糖を加えてみてください。これだけで、炊き上がりの栗の表面がコーティングされ、煮崩れしにくくなる効果もあります。

お米の種類で変わる!自分好みの食感を見つける

栗ご飯の「土台」となるお米選びも大切です。あなたは「あっさり派」ですか? それとも「もっちり派」ですか?

・あっさり、上品に食べたい場合

普段食べている「うるち米(白米)」100%で炊きましょう。栗の甘みがダイレクトに伝わり、何杯でもおかわりできる軽やかな仕上がりになります。

・冷めても美味しい、もっちり派の場合

白米に2割〜3割程度の「もち米」を混ぜるのがおすすめです。おこわのような贅沢な食感になり、お弁当に入れても硬くなりにくいのがメリットです。

お米を研いだ後は、必ず30分以上水に浸して、米の芯までしっかり水分を含ませるのがポイント。栗と一緒に炊くときは、調味料の関係でお米に火が通りにくくなるため、この浸水作業が「ふっくら炊き上がるか」の分かれ道になります。

プロ直伝!栗ご飯をほくほくに仕上げる黄金比レシピ

それでは、具体的な分量と炊き方の手順をご紹介します。2合分(約3〜4人前)を目安にしています。

【材料】

  • お米:2合(もち米を混ぜる場合は白米1.5合+もち米0.5合)
  • 栗(皮付き):500g程度(むいた状態で約250〜300g)
  • 水:2合の目盛りまで
  • 酒:大さじ2
  • 塩:小さじ1
  • 昆布:5cm角を1枚

【作り方】

  1. お米を研ぎ、30分浸水させてからザルに上げて水気を切ります。
  2. 炊飯器にお米を入れ、酒、塩を加えます。
  3. 2合の目盛りまで水を入れ、全体を軽く混ぜて塩を溶かします。
  4. その上に昆布を敷き、水気を切った栗を重ならないように並べます。
  5. 通常の炊飯モードでスイッチオン!
  6. 炊き上がったら昆布を取り出し、底からさっくりと切るように混ぜます。

ここで隠し味のポイント。炊き上がりに「お酒を小さじ1」だけパラリと振りかけてから10分間蒸らしてみてください。これだけで香りが格段に良くなり、まるでお店で炊いたような本格的な風味に仕上がります。

栗ご飯に合わせたいおかずと保存のコツ

主役の栗ご飯が完成したら、献立にもこだわりたいですよね。栗の甘みを引き立てるなら、少し塩気のあるおかずがよく合います。

例えば「鮭の塩焼き」や「豚汁」は定番中の定番。秋の味覚であるキノコを使ったお浸しや、少し贅沢に松茸の吸い物を添えるのも素敵です。

もし栗ご飯が余ってしまったら、温かいうちに1食分ずつラップに包んで冷凍保存しましょう。解凍しても栗のほくほく感は意外と失われません。また、余った栗ご飯を「焼きおにぎり」にするのもおすすめ。醤油を少し塗って香ばしく焼くと、栗の甘みと醤油の塩気が絶妙にマッチして、炊き立てとはまた違った美味しさが楽しめます。

美味しい栗ご飯を炊くためのまとめ

栗ご飯作りは、たしかに少しだけ手間がかかります。でも、自分で一から丁寧に下処理をして炊き上げた一杯は、市販のものとは比べものにならないほどの香りと満足感を与えてくれます。

今回のポイントをおさらいすると、

  • 栗選び: 重みがあってツヤがあるものを選ぶ
  • 皮むき: 冷凍してから熱湯に浸す裏ワザを使う
  • 下処理: 炊く前にしっかり水にさらしてアクを抜く
  • 炊飯: お米をしっかり浸水させ、酒と昆布で旨味を足す

この4点を意識するだけで、誰でも簡単に最高に美味しい栗ご飯を作ることができます。

秋の夜長、大切な家族や友人と囲む食卓に、ぜひこの「美味しい栗ご飯」を並べてみてください。ふたを開けた瞬間に広がる栗の甘い香りと、湯気の向こうにあるみんなの笑顔が、手間をかけた以上の幸せを運んできてくれるはずです。

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