美味しい枝豆の品種おすすめ15選!茶豆・黒豆の違いや選び方、茹で方のコツまで徹底解説

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夏が近づくと、無性に食べたくなるのが枝豆ですよね。キンキンに冷えたビールとの相性は言うまでもなく最高ですが、最近では「枝豆はもはや立派なメインディッシュ」と言われるほど、その奥深い味わいが注目されています。

しかし、スーパーの野菜売り場やネット通販を覗いてみると、その種類の多さに驚きませんか?「どれも同じ緑色に見えるけれど、本当に味は違うの?」「結局、どの品種が一番美味しいの?」と迷ってしまう方も多いはず。

そこで今回は、全国の枝豆ファンに向けて、これだけは食べておきたい「美味しい枝豆の品種」を厳選してご紹介します。茶豆や黒豆といった系統の違いから、プロが教える秘伝の茹で方まで、枝豆のポテンシャルを最大限に引き出す情報を凝縮してお届けします。


枝豆には大きく分けて3つの系統がある

まず知っておきたいのが、枝豆には大きく分けて3つのグループがあるということです。それぞれの特徴を掴むだけで、自分の好みの品種がグッと探しやすくなりますよ。

ひとつめは「白毛豆(普通系)」。

私たちが普段、最も目にする鮮やかな緑色の枝豆です。うぶ毛が白く、スッキリとしたクセのない甘みが特徴。どんな料理にも合い、飽きのこない「王道の味」と言えます。代表的な存在としてサッポロミドリなどがあります。

ふたつめは「茶豆」。

さやのうぶ毛や、豆を包む薄皮がうっすらと茶色いのが特徴です。最大の特徴は何といっても「香り」。茹でている最中からポップコーンやナッツのような芳醇な香りが部屋いっぱいに広がります。山形県の「だだ茶豆」に代表されるように、非常に強い甘みとコクを持っています。

みっつめは「黒豆」。

お正月に食べる「黒大豆」が熟す前に収穫したものです。豆が少し黒ずんでいたり、薄皮が紫色だったりしますが、これが旨みの証。もっちりとした食感と、豆の味が濃い「重厚な味わい」が楽しめます。


香り爆発!茶豆・茶豆風味の美味しい品種5選

枝豆に「濃厚さ」と「香り」を求めるなら、間違いなく茶豆系がおすすめです。

  • だだ茶豆(山形県)「枝豆の王様」と称される、山形県鶴岡市の名産です。見た目は少し小ぶりで、さやの茶色が目立ちますが、味の濃さは別格。噛めば噛むほど広がる独特の旨みは、一度食べると他の枝豆に戻れなくなると言われるほど中毒性があります。
  • 湯あがり娘名前のインパクトもさることながら、味の実力もトップクラス。茶豆の芳醇な香りを持ちつつ、見た目は鮮やかな緑色という「いいとこ取り」の品種です。糖度が非常に高く、子供から大人までファンが多い、現在の枝豆界のスター的な存在です。
  • 新潟茶豆(新潟県)枝豆の消費量日本一を誇る新潟県が誇るブランド。特に「くろさき茶豆」は有名で、鼻から抜ける香りの良さと、後を引くコクが絶品です。
  • 神風香(しんぷうか)シーズンの序盤に登場する極早生品種でありながら、驚くほどの香りの強さを誇ります。「早く美味しい茶豆が食べたい!」という欲求を完璧に満たしてくれる一品です。
  • 味風香(あじふうか)旨み成分であるアミノ酸が豊富に含まれており、まろやかな味わいが特徴。スッキリとした後味で、ついつい手が止まらなくなる美味しさです。

甘みと食感のバランス!白毛豆の美味しい品種5選

毎日食べても飽きない、爽やかな甘みが魅力の白毛豆。大粒で食べ応えのある品種が揃っています。

  • サッポロミドリ北海道を中心に広く栽培されている、信頼のロングセラー品種。実がパンパンに詰まった大粒で、甘みが安定しているのが魅力です。迷ったらこれを選べば間違いありません。
  • おつな姫白毛豆の中でも特に甘みが強く、さやの入りが良いのが特徴。見た目が非常に美しく、茹で上がりの鮮やかな緑色が食卓を彩ります。
  • 白鳥(はくちょう)早い時期から収穫される早生品種。あっさりとした上品な味わいで、枝豆本来のピュアな風味を楽しみたい方に最適です。
  • サヤムスメとにかく粒が大きく、ボリューム満点。贈答用としても重宝される高級感のある品種で、ホクホクとした食感がたまりません。
  • 初だるまその名の通り、だるまのように丸々とした形が可愛らしい品種。甘みと旨みのバランスが良く、食べ応えを重視する方におすすめです。

圧倒的なコク!黒豆系の美味しい品種5選

まるで栗や芋のようなホクホク感と、深いコクを楽しめるのが黒豆系です。

  • 丹波黒大豆(兵庫県)日本を代表する最高級黒豆の枝豆。10月のわずかな期間しか出回らない希少なものですが、その粒の大きさと、ねっとりとした濃厚な味わいはまさに「枝豆のダイヤモンド」です。
  • 快豆黒頭巾(かいとうくろずきん)「丹波黒」のような美味しさを、もっと早い時期から手軽に楽しめるように開発された品種。黒豆特有のコクと、枝豆らしいフレッシュさが見事に融合しています。
  • 紫ずきん(京都府)京都の伝統野菜としても知られるブランド枝豆。豆の皮が紫色をしており、もちもちとした食感と、他にはない独特の甘みが魅力です。
  • ひかり黒北海道などで作られる黒豆品種。寒暖差によって蓄えられた糖分が、黒豆のコクをさらに引き立てます。
  • 夜な夜な(よなよな)晩成種としてじっくり育つことで、豆に深い旨みが蓄積されます。お酒の席をじっくり楽しむのにふさわしい味わいです。

失敗しない!スーパーで見分ける「鮮度の極意」

どんなに高級な品種でも、鮮度が落ちてしまっては台無しです。枝豆は「収穫から半日で味が落ちる」と言われるほど鮮度が命の野菜。選ぶ際のポイントを整理しました。

まずは、可能な限り「枝付き」を選ぶこと。

枝から切り離された瞬間から、豆は自分の糖分を分解してエネルギーにしてしまいます。枝が付いているものは、枝から水分や栄養が供給され続けるため、袋入りのものより美味しさが持続します。

次に「うぶ毛」をチェック。

さやの表面にうぶ毛がびっしりと立ち、触るとチクチクするくらいのものが新鮮な証拠です。

そして「さやの色と実の入り」。

鮮やかな緑色のものを選びましょう。黄色っぽくなっているものは、熟しすぎて豆が硬くなっているサインです。また、実がパンパンに詰まりすぎているものより、8〜9分目くらいまで膨らんでいるものの方が、実は甘みが強いと言われています。


劇的に美味しくなる!プロ直伝の茹で方ガイド

せっかく美味しい品種を手に入れたなら、茹で方にもこだわりましょう。たった数分の工夫で、味が劇的に変わります。

もっとも重要なのは、下準備です。

まず、さやの両端を数ミリずつハサミで切り落としましょう。少し面倒ですが、これだけで塩水が豆の中まで浸透し、味がボヤけなくなります。

次に「塩もみ」です。

ボウルに洗った枝豆を入れ、塩を振って手で強く揉みます。これでうぶ毛が取れ、口当たりが良くなると同時に、色鮮やかに茹で上がります。この時使った塩は洗い流さず、そのままお湯に入れましょう。

お湯の塩分濃度は「4%」が黄金比。

1リットルのお湯に対して、塩は40g。これは大さじ2杯強に相当します。「えっ、そんなに入れるの?」と思うかもしれませんが、この濃度が豆の甘みを最大に引き出してくれるのです。

茹で時間は「3分半から5分」が目安。

3分を過ぎたあたりで一度食べてみて、少し硬いかな?と思うくらいでザルに上げます。余熱で火が通ることを計算に入れるのがプロの技です。

仕上げのコツは「急冷」。

ザルに上げたら、水にはさらさず、うちわやサーキュレーターで一気に冷ましてください。ゆっくり冷ますと色が黒ずんだり、さやにシワが寄ったりしてしまいます。


食べきれない時の保存とアレンジ

もし大量に手に入った場合は、すぐに茹でてから保存しましょう。

茹でた枝豆は、水気をしっかり拭き取ってからジップ袋に入れ、空気を抜いて冷凍庫へ。これで1ヶ月は美味しい状態をキープできます。食べる時は自然解凍か、サッと熱湯をくぐらせるだけでOKです。

また、余った枝豆は料理にアレンジするのも楽しいですよ。

さやから出して、オリーブオイルとニンニク、鷹の爪と一緒に炒めれば「焼き枝豆」に。香ばしさが加わり、茹でた時とはまた違う美味しさが発見できます。

他にも、ポテトサラダに混ぜたり、かき揚げにしたりと、枝豆の使い道は無限大です。料理のアクセントに使うなら、キッチンバサミを用意しておくと、さやの両端を切る作業もスムーズに進みます。


美味しい枝豆の品種を選んで夏を最高に楽しもう

枝豆の世界は、知れば知るほど奥が深いものです。

爽やかな風味が魅力の「白毛豆」、香りに癒される「茶豆」、そして重厚な旨みの「黒豆」。それぞれの品種が持つ個性を知ることで、いつもの食卓がもっと豊かになります。

もし、今まで「枝豆なんてどれも同じ」と思っていたなら、ぜひ今回ご紹介した品種を探してみてください。特にお取り寄せなどで手に入るブランド品種は、これまでの枝豆観を覆すような衝撃を与えてくれるはずです。

美味しい枝豆の品種をマスターして、大切な家族や友人と、至福のひとときを過ごしてくださいね。旬の時期は意外と短いものです。さあ、今すぐお気に入りの一皿を見つけに行きましょう!

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