徳島県を旅するなら、絶対に外せないのが「食」の楽しみですよね。でも、いざ調べてみると「徳島ラーメン以外に何があるの?」とか、「観光客向けじゃない、地元で本当に愛されている店を知りたい」と思う方も多いはず。
実は徳島は、鳴門海峡の激流に揉まれた海の幸から、日本三大秘境・祖谷の山の幸、そして阿波踊りで有名な情熱が生んだブランド鶏まで、食の宝庫なんです。
今回は、徳島を訪れたら絶対に食べてほしい「美味しい」ものを、地元視点で厳選してご紹介します。この記事を読み終える頃には、あなたの行きたい店リストがパンパンになっているはずですよ!
徳島ラーメンの常識を覆す!3系統の深い世界
徳島グルメの筆頭といえば、やはり徳島ラーメン。でも、実は「茶・黄・白」という3つの系統があることをご存知でしょうか。これを理解するだけで、お店選びの楽しさが倍増します。
まず、全国的に最も有名なのが「茶系(黒系)」です。豚骨スープに濃口醤油で味付けし、トッピングにはチャーシューではなく「豚バラ肉の甘辛煮」と「生卵」が乗るのが定番。見た目はガッツリしていますが、食べると意外にマイルド。まさに「すき焼き風ラーメン」です。
代表格は、昭和26年創業の「いのたに 本店」。徳島ラーメンを全国区にした立役者で、ここのスープをご飯にワンバウンドさせて食べるのが地元流の醍醐味です。また、生卵無料サービスで人気の「ラーメン東大」も、濃厚な一杯を求めるなら外せません。
次に「黄系」。こちらは鶏がらや野菜をベースに、薄口醤油で仕上げた澄んだスープが特徴です。飲んだ後の締めにもぴったりな、優しくもコクのある味わいが魅力。「支那そば よあけ」は徳島駅からも近く、毎日食べても飽きないような安心感のある一杯を提供してくれます。
そして、徳島ラーメンのルーツとも言われる「白系」。豚骨のみをじっくり煮出したクリーミーな白濁スープが特徴です。「岡本中華」は、小松島市にある白系の元祖。見た目は九州ラーメンに似ていますが、徳島特有の甘みを感じるスープはここでしか味わえません。
その日の気分に合わせて、自分好みの色を選んでみてくださいね。
阿波尾鶏の圧倒的な旨味と歯ごたえに痺れる
徳島が誇るブランド食材といえば、出荷量日本一を誇る地鶏「阿波尾鶏(あわおどり)」です。阿波踊りの本場・徳島の情熱を感じさせるその名前通り、力強い旨味が特徴です。
軍鶏(しゃも)をベースに改良されたこの鶏は、とにかく身が締まっていて適度な歯ごたえがあります。噛めば噛むほど肉汁が溢れ出し、鶏本来の濃い味が口いっぱいに広がります。低脂肪でヘルシーなのも、嬉しいポイントですよね。
おすすめの食べ方は、なんといっても「骨付き鶏」のロースト。皮はパリッと、中はジューシーに焼き上げられた肉を豪快にガブリといくのが徳島流です。
有名店の「一鴻(いっこう)」では、秘伝のスパイスで焼き上げた骨付き鶏が楽しめます。お酒との相性も抜群で、一度食べたら忘れられない中毒性があります。また、焼き鳥で楽しむなら「鳥ぼん」もおすすめ。地元民でいつも賑わうこの店では、希少部位から定番まで、阿波尾鶏の魅力を余すことなく堪能できます。
阿波尾鶏を食べるなら、ぜひ徳島の地酒や、すだちをたっぷり絞ったハイボールと一緒に楽しんでみてください。最高に贅沢な夜になること間違いなしです。
鳴門の激流が育てた海の幸!鯛とわかめの衝撃
徳島北東部に位置する鳴門市。ここは世界三大潮流の一つに数えられる「鳴門の渦潮」で有名ですが、その激流こそが最高の食材を育てます。
まず絶対に食べてほしいのが「鳴門鯛」です。渦潮の激しい流れの中で泳ぐため、身が驚くほど引き締まっています。中には、激流に耐えるために骨に「コブ」ができる個体もいるほど。春には産卵を控えてピンク色に輝く「桜鯛」、秋には脂の乗った「紅葉鯛」と呼ばれ、一年を通して最上級の味わいを楽しめます。
そして、鯛と並ぶ主役が「鳴門わかめ」。一般的なわかめとは一線を画す、強いコシと歯ごたえが特徴です。お味噌汁はもちろん、ぜひ「わかめのしゃぶしゃぶ」で食べてみてください。お湯にくぐらせた瞬間に鮮やかな緑色に変わる様子は、目でも楽しめる逸品です。
これらの海の幸を豪快に味わえるのが、国道沿いにある超有名店「びんび家」です。行列覚悟ですが、厚切りにされたプリップリの刺身と、これでもかというほどわかめが入ったお味噌汁は、並ぶ価値ありの満足度。
また、もう少し落ち着いて食事をしたいなら「あらし」も地元客から絶大な支持を得ています。新鮮な魚料理を定食スタイルで楽しめます。洋食派の方には、大塚国際美術館近くの「リストランテ フィッシュボーン」がおすすめ。鳴門の海を眺めながら、地産地消のイタリアンを堪能できる、大人のためのグルメスポットです。
秘境・祖谷で味わう、時を忘れる郷土料理
徳島県西部の山深いエリア、日本三大秘境の一つに数えられる祖谷(いや)地方。ここでは、古くから伝わる素朴ながらも力強い料理に出会えます。
代表格は「祖谷そば」です。急峻な斜面で栽培されたそば粉を贅沢に使用し、繋ぎをほとんど使わないため、太くて切れやすいのが特徴。麺の表面は少しザラっとしていて、噛むたびにそばの香りが強く鼻に抜けます。都会のおしゃれなそばとは違う、山里の力強さを感じる一杯です。
また、祖谷の風景に欠かせないのが、囲炉裏で焼かれる「でこまわし」。祖谷豆腐、こんにゃく、ジャガイモを串に刺し、甘辛い味噌を塗ってじっくり焼いた田楽です。その形が人形浄瑠璃の「木偶(でこ)」に似ていることからその名がつきました。
「いこい食堂」などのかずら橋周辺の茶屋では、この「でこまわし」を店頭で焼いており、香ばしい味噌の香りに誘われてついつい手が伸びてしまいます。
さらに、この地方独特の「岩豆腐」もぜひ。水分が少なく、縄で縛っても崩れないほど硬い豆腐は、大豆の味がぎゅっと凝縮されています。秘境の空気とともに味わうこれらの料理は、心まで満たしてくれるはずです。
地元民のソウルフード!フィッシュカツと豆天玉の不思議
観光ガイドには大きく載らないけれど、徳島県民が日常的に愛してやまない「ソウルフード」があります。これを知れば、あなたも徳島通の仲間入りです。
筆頭は「フィッシュカツ」。白身魚のすり身にカレー粉やスパイスを混ぜ、パン粉をつけて揚げたものです。徳島では「カツ」といえばこれ、というほど浸透しています。そのまま食べるのはもちろん、トースターで少し炙ってマヨネーズをつけたり、お好み焼きの具にしたり。スーパーのお惣菜コーナーには必ず並んでいる、徳島のDNAに刻まれた味です。
そして、初めて聞いた人が驚くのが「豆天玉(まめてんたま)」。これはお好み焼きの一種なのですが、なんと具材に「甘く煮た金時豆」が入っているんです。
「お好み焼きに甘い豆?」と思うかもしれませんが、これが不思議と合うんです。ソースの塩気と豆の甘みが絶妙なハーモニーを奏で、一度食べるとクセになる人が続出。徳島駅前にある老舗「ニュー白馬」などで気軽に楽しめます。
また、阿波市の名物「たらいうどん」も忘れてはいけません。その名の通り、大きな木製のたらいに入ったうどんを、大人数で囲んで食べるスタイル。つけ汁には川魚の出汁が使われていることも多く、家族や友人とワイワイ楽しむのに最適です。
徳島スイーツの新定番と伝統の甘み
お腹がいっぱいになっても、スイーツは別腹ですよね。徳島は良質な砂糖や農産物の産地でもあります。
まずは「鳴門金時」。徳島を代表するサツマイモのブランドです。砂地で育てられるため、ホクホクとした食感と上品な甘みが特徴。焼き芋はもちろん、最近ではおしゃれなカフェで鳴門金時を使ったパフェやタルトを楽しむこともできます。
さらに、徳島が世界に誇る伝統の砂糖「和三盆(わさんぼん)」も外せません。竹糖(ちくとう)という種類のサトウキビから作られるこの砂糖は、口に入れた瞬間にスッと溶ける、繊細でまろやかな甘みが特徴です。
伝統的な製法を守り続ける「岡田製糖所」などの干菓子は、見た目も美しく、お土産にも最適。和三盆を使ったプリンやロールケーキなどの現代風スイーツも増えており、老若男女問わず愛されています。
また、地元で長く愛されている「滝の焼餅」もおすすめ。眉山のふもと、美しい湧き水の近くで400年以上の歴史を持つこの餅は、菊の紋が押された素朴な焼き餅。お茶と一緒にいただくと、旅の疲れが癒やされます。
徳島駅周辺で迷ったらここ!徒歩圏内の実力店
新幹線がない徳島において、旅の拠点は「徳島駅」。駅周辺にも美味しいお店が密集しています。
ランチに迷ったら、まずは「支那そば よあけ」へ。駅から徒歩圏内で、王道の徳島ラーメンが味わえます。もし、もう少ししっかり食べたいなら、イタリアンの名店「スガッチィー」まで少し足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
実は徳島は、イタリア政府公認の本格ナポリピッツァが食べられるお店があるほど、イタリアンが盛んな街。地元の新鮮な野菜や魚介を使ったピザは、驚くほどクオリティが高いんです。
また、徳島の夜を楽しむなら、居酒屋で「阿波尾鶏のタタキ」や「フィッシュカツ」を肴に、地酒を傾けるのが最高。徳島駅周辺には活気ある居酒屋が多く、どのお店に入ってもレベルの高い郷土料理に出会えます。
旅の準備には、美味しいものをたくさん食べるための体調管理も大切。しっかり歩いてお腹を空かせて、徳島の食を堪能しましょう。旅行中の記録を残すなら、iphoneのような高性能なカメラ付きスマートフォンがあると、料理の写真も綺麗に残せますよ。
徳島の「美味しい」は、人の温かさと風土が作る
いかがでしたか?徳島には、ラーメン以外にもこれほどまでに多様で魅力的なグルメが溢れています。
激流の海、深い山々、そして豊かな平野。この多様な地形が、他に類を見ない豊かな食材を育んでいます。そして何より、それらを大切に、そして新しく楽しもうとする徳島の人々の情熱が、最高の一皿を作り上げているのです。
今回ご紹介したお店や料理は、どれも自信を持っておすすめできるものばかり。でも、徳島の魅力はまだまだ底知れません。路地裏の小さなお店や、地元のスーパーで見つけた何気ない一品が、あなたにとっての最高の思い出になるかもしれません。
ぜひ、お腹を空かせて徳島を訪れてみてください。一口食べれば、きっとこの街のことがもっと好きになるはずです。
最後に、これだけは覚えておいてください。徳島で「美味しい」ものに出会ったら、ぜひ「ごちそうさま!」の気持ちを込めて、笑顔で店を後にしてくださいね。その交流こそが、旅の隠し味になるはずですから。
徳島の旅が、あなたの胃袋と心を最高に満たすものになることを願っています!
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