「最近、コンビニでプロテインバーをよく見かけるけど、結局どれを選べばいいの?」
「1本で何グラムのタンパク質が摂れれば正解なんだろう?」
そんな疑問を抱えながら、棚の前で立ち止まってしまうこと、ありますよね。健康志向の高まりとともに、今やプロテインバーはアスリートだけのものではなく、忙しい現代人の必須アイテムになりました。
しかし、適当に選んでしまうと「タンパク質が全然足りていなかった」あるいは「健康のために食べているつもりが、実は糖質の摂りすぎで太ってしまった」なんていう落とし穴も。
今回は、プロテインバーに含まれるタンパク質の「正解のグラム数」から、目的に合わせた賢い選び方、そしてダイエット中でも安心な食べ方まで、徹底的に深掘りしていきます。この記事を読み終える頃には、あなたにぴったりの一本を迷わず手に取れるようになっているはずです。
プロテインバーに含まれるタンパク質は何グラムが標準?
まず、私たちが普段目にするプロテインバーに、一体どれくらいのタンパク質が含まれているのかを知ることから始めましょう。
現在、日本国内のコンビニやドラッグストアで手に入る製品の多くは、タンパク質が10グラムから20グラム程度に設定されています。これは、一般的な成人が1食あたりに摂取したいタンパク質の目安に合わせた設計になっているからです。
具体的に分類すると、以下のような傾向があります。
10グラム前後の製品は、いわゆる「ライト層」向けです。おやつ感覚で食べられるものが多く、味わいもチョコレート菓子に近いのが特徴。普段の食事で少しタンパク質が足りないと感じる時の補助として適しています。
15グラム前後の製品は、現在最も主流のボリュームゾーンです。inバー プロテインシリーズなどの定番商品がここにあたります。運動をしている人の間食や、忙しい時の朝食代わりとして非常にバランスが良い数値です。
20グラム以上の製品は、かなり本格的です。「ハイプロテイン」と銘打たれたものが多く、筋トレを習慣にしている人や、1食を完全にプロテインバーで済ませたい場合に選ばれます。
このように、一口にプロテインバーと言っても含有量には幅があります。「多ければ多いほど良い」と思いがちですが、実はあなたのライフスタイルによって最適な「グラム数」は変わってくるのです。
あなたに必要なタンパク質の量は「体重」で決まる
では、あなた自身は1日に何グラムのタンパク質を摂るべきなのでしょうか。その答えは、あなたの「体重」と「活動レベル」に隠されています。
一般的なガイドラインとして、厚生労働省の推奨やスポーツ栄養学の視点から見ると、以下のような計算式が成り立ちます。
特に激しい運動をしていない人の場合、1日に必要なタンパク質量は「体重1kgあたり約1.0グラム」と言われています。つまり、体重60kgの人なら1日60グラムが目安です。これを朝・昼・晩の3食で分けると、1食あたり20グラムずつ摂れば良い計算になりますね。
日常的にジムに通ったり、ランニングをしたりしている人の場合は、筋肉の修復が必要になるため、「体重1kgあたり1.2グラムから2.0グラム」程度まで増やすことが推奨されます。体重60kgの人なら、72グラムから120グラム程度が必要になるということです。
ここでプロテインバーの出番です。例えば、3食の食事でそれぞれ15グラムずつしかタンパク質が摂れなかった場合、1日で15グラムほど不足してしまいます。その不足分を補うのに、一本満足バー プロテインのような15グラム含有のバーがちょうど「パズルの最後のピース」のようにハマるわけです。
自分の食事内容を振り返り、足りない分をプロテインバーの「グラム数」で調整する。この感覚を持つことが、賢い栄養管理の第一歩です。
目的別!失敗しないプロテインバーの選び方
タンパク質の量を確認したら、次は「目的」に合わせて他の成分にも目を向けてみましょう。プロテインバーはタンパク質だけでできているわけではありません。
筋トレをして体を引き締めたい、あるいは大きくしたいと考えているなら、タンパク質含有量が15グラムから20グラム以上のものを選びましょう。ここで重要なのは、タンパク質の種類です。吸収の早い「ホエイプロテイン」が含まれているものを選ぶと、運動後の筋肉ケアに役立ちます。
ダイエットが目的の場合、タンパク質のグラム数と同じくらい「糖質」と「脂質」のチェックが欠かせません。プロテインバーの中には、美味しくするために砂糖や油脂をたっぷり使っているものもあります。裏面のラベルを見て、糖質が10グラム以下に抑えられているものや、食物繊維が豊富なものを選びましょう。SIXPACK プロテインバーのように、低糖質に特化した製品も増えています。
朝ごはんを食べる時間がない時の代わりにするなら、タンパク質だけでなくビタミンやミネラルが配合されているタイプがおすすめです。また、1本で200キロカロリー程度あるものを選ぶと、仕事中のエネルギー切れを防ぐことができます。
プロテインバーで「太る人」と「痩せる人」の決定的な違い
「プロテインバーを食べているのに痩せない」「逆に太ってしまった」という声を耳にすることがあります。実は、食べ方を一歩間違えると、プロテインバーは単なる「高カロリーなチョコ菓子」になってしまうのです。
太ってしまう人の共通点は、プロテインバーを「食事にプラスアルファ」で食べてしまっていることです。例えば、普段通りのランチを食べた後に、デザート感覚で1本食べてしまうケース。これでは、タンパク質は摂れても、余計なカロリーと糖質を上乗せしているだけになってしまいます。
一方、プロテインバーを上手に活用して痩せる人は、「置き換え」と「タイミング」を意識しています。
例えば、午後の仕事中に猛烈にお腹が空いて、ついついクッキーやスナック菓子に手が伸びてしまう。そんな時、お菓子の代わりにプロテインバーを選んでみてください。プロテイン(タンパク質)は消化に時間がかかるため、腹持ちが非常に良いのが特徴です。その結果、夕食のドカ食いを防ぐことができ、1日の総摂取カロリーを抑えることにつながります。
また、夜遅くにどうしても何かつまみたくなった時、カップラーメンやアイスクリームを食べるよりも、低糖質なプロテインバーをゆっくり噛んで食べる方が、体への負担は圧倒的に少なくなります。
タンパク質を効率よく吸収するための「食べ方のコツ」
せっかく20グラム入りのハイプロテインバーを食べても、体がそれを全て吸収できなければもったいないですよね。効率を最大化するためのポイントがいくつかあります。
私たちの体は、一度に大量のタンパク質を処理するのが苦手です。一度に吸収できる量は20グラムから30グラム程度と言われています。そのため、1日に何本もまとめて食べるのではなく、食事の間隔を4時間から5時間ほど空けて、こまめに摂取するのが理想的です。
プロテインバーを食べる時は、必ず水分も一緒に摂りましょう。タンパク質の代謝には水が不可欠ですし、水分と一緒に摂ることでお腹の中でバーが膨らみ、より高い満腹感を得ることができます。
プロテインバーは、飲み物のプロテインと違って「噛む」工程があります。しっかり噛むことで脳の満腹中枢が刺激され、1本でも十分な満足感を得られます。急いで飲み込むのではなく、味わいながらゆっくり食べることが、食べ過ぎ防止の秘訣です。
賢く選ぶためのチェックリスト
お店で迷った時のために、簡単なチェックリストを用意しました。
- タンパク質が15グラム以上含まれているか?(しっかり補給したい場合)
- 糖質がタンパク質の量を超えていないか?(ダイエット中の場合)
- 自分が美味しいと思える味か?(継続が一番大事です!)
最近では海外製のQuest Nutrition プロテインバーのように、圧倒的なタンパク質量と低糖質を両立した製品もネットで簡単に手に入ります。まずは身近なコンビニでいくつか試してみて、自分の好みの食感(クランチ系、ベイクド系、ウェハース系など)を見つけることから始めてみてください。
プロテインバーのタンパク質は何グラム必要?まとめ
プロテインバーのタンパク質は何グラム必要かという問いに対する答えは、あなたのライフスタイルの中にあります。
特別な運動をしていない人なら、間食として10グラム程度のものを。
週に数回体を動かす人なら、15グラムから20グラム程度のものを。
そして何より大切なのは、その1本を「何のために食べるのか」を意識することです。
「ただ体に良さそうだから」という理由で選ぶのではなく、今の自分に足りない栄養を補うツールとしてプロテインバーを活用してみてください。正しく選べば、それはあなたのダイエットをサポートし、理想の体作りを助けてくれる強力な味方になります。
今日から、パッケージの裏側を見る習慣をつけてみませんか?
「タンパク質は何グラム入っているかな?」
その小さな確認が、あなたの体を変える大きな一歩になるはずです。

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