旅行先でのレストラン、SNSでの海外ユーザーとの交流、あるいは日常のちょっとした会話の中で「美味しい」と伝えたい場面は意外と多いものです。でも、いつも「Delicious」や「Good」ばかりでは、少し物足りなさを感じていませんか?
実は、世界にはその国の文化や食へのこだわりが詰まった、個性的で魅力的な「美味しい」の表現がたくさん存在します。たった一言、現地の言葉で「美味しい!」と伝えるだけで、シェフや店員さんとの距離がグッと縮まり、旅の思い出もより深いものになるはずです。
今回は、英語をはじめ、フランス語、イタリア語、韓国語、中国語など、主要な外国語で使えるおしゃれな「美味しい」の言い換えフレーズを厳選してご紹介します。発音のコツやSNSで映えるハッシュタグも併せてチェックしていきましょう。
なぜ「Delicious」だけでは足りないのか?
多くの人が英語で美味しいと言おうとした時、真っ先に思い浮かべるのが「Delicious」でしょう。もちろん間違いではありませんが、実はネイティブスピーカーにとって、この言葉は少し「フォーマルすぎたり、重すぎたり」することがあります。
日常的なランチやカフェで使うには、もっと軽やかで、その時の感情がダイレクトに伝わる言葉が他にもたくさんあるのです。外国語の表現を知ることは、単なる単語の暗記ではなく、その国の人が「食をどう楽しんでいるか」を知ることでもあります。
それでは、各国の魅力的なフレーズを見ていきましょう。
1. 英語:状況に合わせて使い分ける「美味しい」のバリエーション
英語圏では、相手との関係性や料理のレベルによって、使う言葉を細かく使い分けるのがスマートです。
- Really good / Amazing日常会話で最も頻繁に使われるのがこれです。「Delicious」と言うよりも自然で、「本当に美味しい!」という感動が伝わります。さらに強調したい時は「Absolutely amazing!」と言ってみましょう。
- Tasty「風味豊かで美味しい」というニュアンス。スナックや家庭料理など、親しみやすい美味しさを表現するのにぴったりです。
- Yummy日本語の「おいちい」に近い、少し幼い表現ですが、家族や親しい友人同士なら大人が使っても可愛らしく、ポジティブな印象を与えます。
- Flavorfulスパイスが効いていたり、素材の味がしっかりしたりする場合に使います。「味に深みがある」と褒めたい時に重宝します。
- Incredible / Divine高級レストランなどで、あまりの美味しさに感動した時に。「神々しいほど美味しい」という最高の賛辞になります。
2. フランス語:食の都で使いたい優雅な表現
美食の国フランスでは、美味しさを褒めることは料理人への最大のリスペクトになります。
- C’est bon(セ・ボン)もっとも一般的で、どんな場面でも使える万能な表現です。
- C’est délicieux(セ・デリシュー)非常に美味しい、素晴らしい味だという意味です。英語のDeliciousよりも、日常的に「本当に美味しいもの」に対して使われます。
- Excellent(エクセラン)非の打ち所がない、完璧な美味しさを指します。
- C’est une tuerie(セ・テュヌ・テュリ)フランスの若者がよく使うスラングで、直訳すると「殺人的だ」となります。転じて「死ぬほど美味しい」「やばい」という最高の褒め言葉になります。
- J’adore(ジャドール)「これが大好き!」という意味で、味だけでなくその料理そのものを気に入った時に使います。
3. イタリア語:情熱的に伝える「美味しい」の響き
イタリアでは、言葉だけでなくジェスチャーを交えて美味しさを伝えるのが基本です。
- Buono(ブオーノ)誰もが知るイタリア語の代表格。人差し指を頬に当ててくるくる回しながら言うと、より現地の人っぽくなります。
- Squisito(スクイズィート)「絶品です」という丁寧で上品な表現。レストランの給仕に伝えると喜ばれます。
- Ottimo(オッティモ)「最高!」という意味。味、サービス、雰囲気すべてが素晴らしい時に。
- Mamma mia!(マンマ・ミーア)驚きのあまり「なんてことだ!」と叫びたくなるような美味しさの時に、言葉の前に添えてみてください。
4. 韓国語:SNSでも大人気のトレンド表現
韓国ドラマやK-POPの影響で、今もっとも身近な外国語かもしれません。
- 맛있어요(マシッソヨ)基本の丁寧な表現。語尾を上げて「マシッソヨ?」と聞けば「美味しいですか?」という質問になります。
- 꿀맛(ックルマッ)「蜜の味」という意味から、ほっぺたが落ちるほど甘美で美味しいことを指します。
- 대박(テバッ)「やばい」「すごい」という意味で、驚くほど美味しい料理を食べた時に独り言のように使われます。
- JMT(ジェイエムティ)「ジョンマッテン(めちゃくちゃ美味しい)」の頭文字をとった略語。SNSのキャプションで大流行している表現です。
5. 中国語:香りと味を切り分ける独特の文化
中国語では、口に入れるものによって「美味しい」の動詞が変わるのが面白いポイントです。
- 好吃(ハオチー)食べ物が美味しい時に使います。
- 好喝(ハオホー)飲み物やスープが美味しい時に使います。中国ではスープは「飲む」ものなので、この使い分けは必須です。
- 香(シアン)日本語の「香ばしい」に近いですが、中国語では「(香りが良くて)食欲をそそる、美味しい」という意味で非常に多用されます。
- 赞(ザン)親指を立てる「グッド」のジェスチャーと同じ意味。素晴らしい料理への短い賞賛です。
6. 五感で伝える!食感や香りのバリエーション
「美味しい」という単語以外にも、具体的な食感を伝える言葉を知っていると、表現の幅がぐんと広がります。
- Crispy(クリスピー):サクサク、パリパリとした食感。
- Crunchy(クランチー):バリバリ、ボリボリとした歯応えのある食感。
- Tender(テンダー):お肉などが驚くほど柔らかいこと。
- Juicy(ジューシー):肉汁や果汁が溢れる様子。
- Creamy(クリーミー):口当たりが滑らかで濃厚なこと。
これらの言葉を「It’s so crispy!」のように付け加えるだけで、あなたの感想はより具体的で説得力のあるものになります。
7. SNSで世界と繋がる!「美味しい」ハッシュタグ術
InstagramやTikTokで料理の写真をアップする際、英語や各国のハッシュタグを添えるだけで、世界中の「食通(Foodie)」からリアクションがもらえるようになります。
- #foodie:グルメ好きを指す必須タグ。
- #nomnom:食べている時の音「もぐもぐ」を表す可愛らしいタグ。
- #foodporn:視覚的に訴えかける、美味しそうな写真に。
- #yummy:世界共通の「美味しい」。
- #instafood:食べ物写真の定番。
ハッシュタグを工夫して、あなたの「美味しい」体験を世界に発信してみましょう。旅の記録をスマートフォンで綺麗に残したいならiphoneのような最新のデバイスを活用するのも一つの手ですね。
言葉は最高のスパイス
異国の地で、現地の言葉で「美味しい」と伝えること。それは単なる感想の共有ではなく、その土地の文化や、料理を作ってくれた人への敬意を示す行為です。
たとえ発音が完璧でなくても、笑顔と一緒に発せられたその国の言葉は、どんな高級な調味料よりも料理を美味しく、そしてその場の空気を温かくしてくれるはずです。
まずは次に外食をした時、あるいはSNSで美味しいものを見つけた時に、今回ご紹介したフレーズを一つ使ってみてください。
世界の「美味しい」を外国語で!おしゃれな言い換えや発音、SNSで使える全25選を活用して、あなたの食の世界をもっと広げていきましょう。美味しいものは、言葉の壁を超えて私たちを笑顔にしてくれる最高のご褒美なのですから。

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