「今日の晩酌、何にしようかな?」
そんなとき、冷蔵庫にこれがあるだけでテンションが上がるのが、海の幸の旨みが凝縮された「イカの塩辛」ですよね。炊き立ての白いご飯に乗せるもよし、キンキンに冷えた日本酒と合わせるもよし。
でも、スーパーでなんとなく選んで「思ったより生臭かった」「塩辛すぎて食べきれなかった」なんて経験はありませんか?実は、イカの塩辛と一口に言っても、製法や地域によってその味わいは驚くほど多様なんです。
今回は、全国の美味しいイカの塩辛を徹底調査。お取り寄せで人気の名品から、スーパーで買える実力派、さらに「その手があったか!」という驚きのアレンジレシピまで、余すことなくご紹介します。
知っておきたい!イカの塩辛には「3つの色」がある
美味しいイカの塩辛を選ぶ前に、まずは種類の違いを知っておきましょう。見た目や味わいが全く異なる3つのタイプがあります。
濃厚なコクがたまらない「赤作り」
私たちが一番よく目にする、オレンジがかった茶色の塩辛です。イカの身を皮付きのまま、内臓(肝臓)と一緒に漬け込んで熟成させます。
肝の濃厚なコクと香りが最大の特徴で、お酒好きにはたまらない「これぞ塩辛」という味わいです。
上品でなめらかな「白作り」
イカの皮を綺麗に剥き、身だけを贅沢に使用したタイプです。内臓を使わないか、ごく少量に抑えているため、見た目が白く美しいのが特徴。
生臭さがほとんどなく、イカ本来の甘みとコリコリした食感を楽しめます。刺身に近い感覚で食べられるので、塩辛が苦手な方にもおすすめです。
旨みの爆弾「黒作り」
富山県の特産品として有名なのが、この黒作り。赤作りに「イカ墨」を加えて熟成させたものです。
真っ黒な見た目に驚きますが、食べてみると墨のまろやかな甘みと深いコクが口いっぱいに広がります。江戸時代には加賀藩主が将軍に献上したという歴史もある、まさに高級珍味です。
失敗しない!美味しいイカの塩辛を選ぶ4つのポイント
「どれを買えばいいかわからない」という方のために、プロも注目するチェックポイントをまとめました。
1. 産地と鮮度を確認する
イカの塩辛の命は、なんといっても「肝(ゴロ)」の鮮度です。函館や八戸など、イカの水揚げが盛んな産地で加工されたものは、鮮度が高い状態で仕込まれるため、臭みが少なく旨みが強い傾向にあります。
2. 「木樽仕込み」は別格の味わい
現代ではステンレス製のタンクで熟成させるのが一般的ですが、中には昔ながらの「木樽」を使って熟成させている名品があります。
木樽に棲みつく微生物が発酵を助け、塩の角が取れたまろやかで深みのある味に仕上がります。こだわりの一品を探しているなら、ぜひ「木樽仕込み」の文字を探してみてください。
3. 塩分濃度と無添加へのこだわり
最近のトレンドは、塩分を抑えた「低塩タイプ」です。イカの甘みが引き立ち、パクパク食べられるのが魅力ですが、その分賞味期限は短め。
また、化学調味料無添加のものは、後味がスッキリしていて、食べ終わった後に喉が乾きにくいというメリットもあります。
4. 珍しい副材料にも注目
最近では、ピリッとした刺激が心地よい「かんずり入り」や、爽やかな香りの「ゆず入り」、麹を加えて甘みを引き出した「塩麹仕込み」など、バリエーションが豊富です。好みのフレーバーを見つけるのも楽しみの一つですね。
【2026年最新】お取り寄せで人気の美味しいイカの塩辛ランキング
それでは、全国から厳選した「これは食べてほしい!」という塩辛をご紹介します。
第1位:布目 社長のいか塩辛
函館の名門「布目」の看板商品です。元々は社長が手土産として配っていたものが評判を呼び、商品化されたという逸話があります。
熟成された肝の濃厚さと、絶妙な甘口の味付けが特徴。子供からお年寄りまで愛される、まさに「失敗しない」王道の塩辛です。
第2位:小田原六左衛門 王様塩辛
400年の歴史を持つ老舗が手がける、まさに「王様」の名にふさわしい逸品。
驚くのはその身の厚さ。高級なスルメイカを贅沢に使用し、ゴロ(内臓)の旨みを最大限に引き出しています。一口食べた瞬間に「あ、これ高いやつだ」とわかる重厚感があります。
第3位:小田島水産食品 木樽仕込みいか塩辛
伝統的な木樽製法を守り続ける函館の老舗。1週間から10日かけてじっくりとかき混ぜ、熟成させることで生まれる「コク」は、大量生産品では決して出せない味わいです。
酸味と旨みのバランスが絶妙で、日本酒が進んで困ってしまうかもしれません。
第4位:丸心 いか塩辛 飲兵衛
「とにかく食感を楽しみたい!」という方におすすめなのがこちら。
イカの「耳」の部分だけを使用した珍しい塩辛で、コリコリとした独特の歯ごたえがクセになります。その名の通り、お酒を飲む人のために作られたような濃いめの味付けが魅力です。
第5位:女川水産 無添加いか塩辛
原材料はイカと食塩のみ、というストイックなまでに素材にこだわった一品。
化学調味料の雑味が一切なく、イカ本来のワタの香りと身の甘みがダイレクトに伝わります。健康を気にする方や、本物志向の方に強く推したいアイテムです。
スーパーで買える!コスパ抜群の市販品おすすめ
お取り寄せもいいけれど、今日すぐ食べたい。そんな時に頼りになるのが、身近なスーパーで買える商品です。
桃屋 いか塩辛
瓶詰めの定番、桃屋の塩辛は侮れません。伝統的な赤作りで、しっかりと塩気が効いた「昔ながら」のスタイル。
そのまま食べるのはもちろん、塩気が強いので料理の隠し味としても非常に優秀です。
食べきれない時の救世主!絶品アレンジレシピ
「大きな瓶で買ったけれど、同じ味で飽きてしまった……」
そんな時は、料理に使ってみてください。塩辛は、イカの身(タンパク質)と内臓(アミノ酸)、そして塩分が揃った「和製アンチョビ」とも言える最強の調味料なんです。
1. 禁断の「じゃがバター塩辛」
北海道では定番の食べ方です。蒸したアツアツのジャガイモに、たっぷりのバターと塩辛を乗せるだけ。
バターの乳脂肪が塩辛の塩味をまろやかに包み込み、芋の甘さを引き立てます。これはもう、悪魔的な美味しさです。
2. 塩辛とキャベツの和風パスタ
フライパンでニンニクと鷹の爪をオリーブオイルで熱し、キャベツを炒めます。そこにパスタの茹で汁と塩辛を投入。
塩辛の肝がソースに溶け出し、まるでお店で食べるような濃厚な魚介パスタが完成します。味付けは塩辛だけでほぼ決まるので、失敗知らずです。
3. クリームチーズの塩辛和え
洋酒に合わせるならこれ。クリームチーズと塩辛を1:1で混ぜ合わせ、あれば黒胡椒をパラリ。
クラッカーやバゲットに乗せれば、立派なワインのおつまみに変身します。
4. 塩辛チャーハン
具材が何もない時に試してほしいのがこちら。卵とご飯を炒め、最後に塩辛を加えてサッと火を通すだけ。
加熱することでイカの香ばしさが立ち、肝の旨みがご飯一粒一粒にコーティングされます。
体のことも考えよう。塩辛と上手に付き合うコツ
美味しいからといって、食べ過ぎには注意が必要です。気になる疑問にお答えします。
塩分はどれくらい?
塩辛は保存食なので、どうしても塩分は高めです。一般的なもので100gあたり塩分が4〜10gほど。
健康的な摂取目安を考えると、1食につき「ティースプーンに軽く1〜2杯」程度を、ゆっくり味わうのがスマートな楽しみ方です。
プリン体が気になる……
イカの肝にはプリン体が含まれています。尿酸値が気になる方は、一度にたくさん食べるのではなく、数日に分けて少しずつ楽しむようにしましょう。
臭みが気になるときは?
もし買った塩辛が少し生臭いと感じたら、食べる直前に「おろし生姜」や「大葉」「ネギ」などの薬味を添えてみてください。
また、少量の「ゆず胡椒」や「一味唐辛子」を加えるのも、風味を変える良い方法です。
まとめ:美味しいイカの塩辛で食卓を豊かに
いかがでしたか?
ただの「保存食」という枠を超え、今や日本の食文化を代表するグルメとも言えるイカの塩辛。
産地直送の鮮度抜群なものから、木樽でじっくり寝かせた芸術品のような一品、そして日々の食卓を助けてくれるアレンジ料理まで、その楽しみ方は無限大です。
今回ご紹介した選び方のポイントを参考に、ぜひあなたにとっての最高に美味しいイカの塩辛を見つけてみてください。
「美味しいイカの塩辛おすすめ15選!お取り寄せ人気ランキングと絶品アレンジを紹介」を最後まで読んでいただきありがとうございました。今夜は、お気に入りの一杯と最高の塩辛で、贅沢な時間を過ごしてみませんか?

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