美味しいマッシュポテトの作り方!究極になめらかで濃厚に仕上げるプロのコツと裏技

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「付け合わせのポテトが、メインのお肉より美味しくなってしまった」

そんな経験をしたことはありますか?もし、あなたの作るマッシュポテトが「なんだかパサパサする」「家庭的な味から抜け出せない」と悩んでいるなら、それは作り方のほんの少しのポイントを知らないだけかもしれません。

レストランで出てくる、あの口の中でとろけるようなシルキーな質感と、鼻に抜ける豊かなバターの香り。実は、スーパーで買える普通のジャガイモを使って、お家でも再現することが可能です。

今回は、誰でも今日から実践できる「美味しいマッシュポテト」を作るための究極のメソッドを徹底的に解説します。素材選びから、プロが密かに行っている裏技まで、一挙にご紹介しましょう。

美味しさを左右するのは「ジャガイモの品種」選びから

美味しいマッシュポテトを作る第一歩は、調理を始める前、つまりスーパーの野菜売り場から始まっています。ジャガイモには大きく分けて「ホクホク系」と「しっとり系」がありますが、目指す仕上がりによって選ぶべき種類が変わります。

まず、昔ながらのフワッとした軽い食感に仕上げたいなら「男爵」を選びましょう。デンプン質が豊富で粉をふきやすいため、空気を適度に含んだ仕上がりになります。ただし、粘りが出やすい性質もあるため、手早く作業するのがコツです。

一方で、レストランのような濃厚でクリーミーな「ピューレ」に近い状態を目指すなら、「メークイン」がおすすめです。きめが細かく、裏ごしをした時のなめらかさは格別です。

さらにワンランク上の味を求めるなら「インカのめざめ」を探してみてください。ナッツや栗のような独特の甘みがあり、色鮮やかな黄金色のマッシュポテトになります。まずは北海道産 ジャガイモなどで、こだわりの品種を取り寄せてみるのも一つの手ですね。

プロが絶対に行う「ネバネバ」を防ぐための鉄則

マッシュポテトの失敗で最も多いのが、お餅のようにネバネバしてしまうパターンです。これは、ジャガイモの中にあるデンプンの細胞が壊れ、中身が外に漏れ出してしまうことで起こります。

これを防ぐための最大の鉄則は、「物理的な衝撃を与えすぎないこと」です。

良かれと思ってフードプロセッサーやミキサーにかけてしまうのは、実は一番のNG行為。高速回転する刃が細胞をズタズタに破壊し、糊のような食感に変えてしまいます。プロが使うのは、昔ながらのマッシャーや木べら、そして何より「裏ごし器」です。

また、ジャガイモが冷めてから潰そうとするのも禁物。冷めるとデンプンが固まり、潰すのに余計な力が必要になります。その結果、細胞が壊れて粘りが出てしまうのです。「熱いうちに、優しく、かつ素早く」が、なめらかさへの最短ルートです。

水分を飛ばす「粉吹き」工程が味の濃度を決める

ジャガイモを茹でた後、すぐに牛乳やバターを加えていませんか?ここに、家庭の味をプロの味に変える大きな分岐点があります。

茹で上がったジャガイモのザルに上げたら、再び鍋に戻し、弱火にかけて軽く揺すってください。いわゆる「粉吹き芋」を作る工程です。ここで余分な水分をしっかり飛ばすことが非常に重要になります。

なぜ水分を飛ばすのか。それは、ジャガイモの中にある「水分の席」を空けてあげるためです。水分が抜けた細胞の隙間に、後から加える濃厚なバターや生クリームがギュッと染み込んでいく。この入れ替わりこそが、濃厚なコクを生むメカニズムなのです。

温度を合わせるだけで劇的に変わる口当たり

マッシュポテトを仕上げる際、冷蔵庫から出したての冷たい牛乳やバターをそのまま投入するのは避けましょう。せっかく熱々に仕上げたポテトの温度が急激に下がり、脂分が分離したり、質感がボソボソになったりする原因になります。

最高の口当たりを目指すなら、以下の手順を試してみてください。

まず、バターはあらかじめ室温に戻しておきます。そして牛乳や生クリームは、小鍋や電子レンジで「沸騰直前」まで温めておきましょう。

熱々のポテトに、柔らかいバターを溶かし込み、温かい牛乳を少しずつ加えていく。こうすることで、ポテトと乳製品が一体化し、エマルション(乳化)が綺麗に起きます。このひと手間で、驚くほどツヤのある美しいマッシュポテトが完成します。

調理をスムーズにするために耐熱ガラスボウルシリコンヘラを用意しておくと、温度を逃さず綺麗に混ぜ合わせることができますよ。

隠し味と香りの演出で「付け合わせ」を卒業する

塩とバターだけでも十分美味しいですが、さらに複雑な味わいにするための裏技があります。

一つ目は「ニンニクの香りを牛乳に移す」こと。牛乳を温める際に、軽く潰したニンニクを一片入れて一緒に煮出してみてください。直接ニンニクを混ぜ込むよりも上品で、食欲をそそる香りがポテト全体に広がります。

二つ目は「ナッツのようなコク」を出すためのナツメグです。ほんの一振り加えるだけで、乳製品の重たさが引き締まり、高級レストランのような奥行きのある味わいになります。

三つ目は、仕上げに高品質なエキストラバージンオリーブオイルを数滴垂らすこと。バターの動物性のコクに、植物性の華やかな香りが加わり、モダンな一皿に昇華します。高級オリーブオイルを最後にひとかけするだけで、家庭料理の域を完全に超えてしまいます。

究極にこだわるなら「二度の裏ごし」に挑戦

もし、大切な来客がある時や、自分へのご褒美として「最高の一皿」を作りたいなら、ぜひ裏ごしを二回行ってみてください。

一回目は、茹で上がった直後のジャガイモを熱いうちに裏ごします。これだけでも十分なめらかですが、バターと温めた牛乳を混ぜ合わせた後、もう一度全体を裏ごし器に通すのです。

この「二度目の裏ごし」によって、混ざりきらなかった微細なダマが完全になくなり、ベルベットのような光沢と、舌の上で溶けてなくなるような軽やかさが生まれます。手間はかかりますが、その一口を食べた瞬間に「やってよかった」と確信するはずです。

本格的に取り組むなら、網目の細かい裏ごし器を手に入れておくと、作業効率が格段に上がります。

美味しいマッシュポテトの作り方!究極になめらかで濃厚に仕上げるプロのコツと裏技のまとめ

マッシュポテトは、シンプルだからこそ作り手のこだわりが如実に現れる料理です。

  1. 目指す食感に合わせたジャガイモの品種選び
  2. 細胞を壊さないよう、熱いうちに優しく潰す
  3. 「粉吹き」で水分を飛ばし、旨味の入る隙間を作る
  4. 牛乳やバターは必ず温めてから混ぜ合わせる
  5. ニンニクやナツメグで香りの層を作る

これらのポイントを意識するだけで、あなたの作るマッシュポテトは劇的な変化を遂げるでしょう。

お気に入りのステーキに添えるもよし、シンプルにそれだけでワインのお供にするもよし。今回ご紹介したコツを取り入れて、ぜひ「世界で一番美味しいマッシュポテト」をあなたのキッチンで再現してみてください。その一口が、きっと食卓に笑顔を運んできてくれるはずです。

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