「プレッツェル」と聞いて、あなたはどんな形を思い浮かべますか?独特の結び目の形、表面に散らされた大粒の塩、そしてあの食欲をそそる香ばしい茶色。
かつてはドイツパン専門店の棚に並ぶ「知る人ぞ知るパン」という存在でしたが、最近では韓国での大ブームや専門店の進出により、日本でも「いま一番食べたいパン」として注目を集めています。
今回は、おやつにぴったりのスナックタイプから、ランチやビールのお供に最高な本格ソフトタイプまで、本当に美味しいプレッツェルの魅力と選び方をたっぷりお届けします。
なぜ今「プレッツェル」がこんなに愛されているの?
プレッツェルがこれほどまでに人々を惹きつける理由は、他のパンにはない唯一無二の「香ばしさ」と「食感のコントラスト」にあります。
あの独特の色艶と香りは、焼成前に「ラウゲン液」というアルカリ溶液にくぐらせることで生まれます。このひと手間によって、外側はパリッと、中はもっちりとした独特の食感が完成するのです。
さらに最近では、伝統的な塩味だけでなく、チョコレートやナッツを纏ったスイーツ系や、チーズをたっぷり使ったお惣菜系など、バリエーションが飛躍的に増えました。見た目の可愛さも相まって、SNSでも注目の的になっています。
種類を知ればもっと楽しい!ソフトとハードの違い
一口にプレッツェルと言っても、実は大きく分けて2つのジャンルがあります。自分の好みがどちらか知っておくと、お店選びがぐっと楽しくなりますよ。
- ソフトプレッツェル(パンタイプ)パン屋さんで見かける、ふっくらとした大きなプレッツェルです。本場ドイツでは「ブレーツェル」と呼ばれ、食事パンとして親しまれています。太い部分はもちもち、細い結び目の部分はカリッとしていて、1つで2つの食感が楽しめるのが魅力です。
- ハードプレッツェル(スナックタイプ)コンビニやスーパーのお菓子コーナーでお馴染みの、小ぶりでカリカリとした食感のタイプです。保存性が高く、ポリポリとした軽快な歯ごたえがおつまみに最適です。
自宅で手軽にハードタイプを楽しみたいなら、定番のプレッツェル スナックをストックしておくのがおすすめです。
絶対に食べてほしい!美味しいプレッツェルが買える名店
プレッツェル選びに迷ったら、まずはここをチェックしてみてください。王道の老舗から、今話題のスポットまで厳選しました。
- ベッカライ・ブロートハイム(東京・世田谷)ドイツパンの聖地と呼ばれる名店です。ここのプレッツェルは、職人の技術が光る本格派。岩塩の塩気と生地の甘みのバランスが絶妙で、一口噛むごとに小麦の旨みが広がります。
- リンデ(東京・吉祥寺)ドイツパン専門店として長い歴史を持つお店です。プレーンなタイプはもちろん、チーズをトッピングしたものや、中にバターをたっぷり閉じ込めた「バタープレッツェル」は、一度食べたら忘れられない背徳の美味しさです。
- アンティ・アンズ(Auntie Anne’s)アメリカ発祥の世界的なソフトプレッツェルチェーン。日本でもファンが多く、お店の近くを通ると甘い香りに誘われます。特に「シナモンシュガー」は、おやつタイムの救世主。焼き立てのふわふわ感は格別です。
- 成城石井のラウゲンプレッツェル身近な場所で本格的な味を手に入れたいなら、成城石井が非常に優秀です。冷凍や冷蔵の状態で販売されていることが多く、自宅でリベイクするだけで、専門店クオリティの焼き立て感が再現できます。
本場流からアレンジまで!美味しさを引き出す食べ方
プレッツェルはそのままでも十分美味しいですが、ひと工夫することでさらにその魅力が爆発します。
- 厚切りバターをサンドするドイツで親しまれている「バターブレーツェル」を再現してみましょう。プレッツェルの太い部分に横から切れ目を入れ、贅沢に厚切りのバターを挟むだけ。塩気のある生地と、口の中で溶け出すバターのコクが合わさり、至福の味わいになります。
- ビールとのマリアージュを楽しむプレッツェルの塩気は、ビールの苦味を最高に引き立てます。特にドイツのヴァイツェン(白ビール)との組み合わせは鉄板。週末の夜、お気に入りのグラスにビールを注いで、プレッツェルを頬張る時間は最高のリラックスタイムになります。
- ディップで味変するクリームチーズに蜂蜜を混ぜたものや、アボカドディップ、あるいは濃厚なキャラメルソースなど、プレーンなプレッツェルはどんなディップとも相性抜群です。
パーティーシーンなら、大容量のコストコ プレッツェルを用意して、色々なディップを用意するのも盛り上がりますね。
時間が経っても美味しい!魔法のリベイク術
パンタイプのソフトプレッツェルは、時間が経つと表面の塩が溶けてベタついたり、生地が硬くなったりしがちです。でも、諦めないでください。正しい温め直しで、焼き立ての感動を呼び戻せます。
- 霧吹きで水分を補給:表面に軽く水を吹きかけます。これが「もっちり感」を戻す秘訣です。
- アルミホイルで保護:塩が焦げないよう、全体をふんわりとアルミホイルで包みます。
- トースターで加熱:200℃前後のトースターで2〜3分温めます。
- 仕上げの空焼き:最後にホイルを外して30秒ほど加熱すると、表面のパリッとした食感が復活します。
もし、すぐに食べきれない場合は、新鮮なうちに1個ずつラップで包み、冷凍保存袋に入れて冷凍庫へ。食べるときは自然解凍してから上記の手順でリベイクすれば、いつでも美味しい状態で楽しめます。
プレッツェル選びで失敗しないためのポイント
お店で購入する際や、ネットでお取り寄せする際にチェックしたいポイントがいくつかあります。
まずは「塩の量」です。プレッツェルには岩塩がトッピングされていますが、もし「しょっぱいのが苦手」という方は、食べる直前に指で塩を少し払い落としてみてください。これは本場ドイツでもよく行われている食べ方なので、遠慮しなくて大丈夫です。
次に「生地の密度」です。ふんわり軽い食感が好きな方はアメリカンスタイルのものを、噛み応えのあるどっしりした生地が好きな方はドイツ系の専門店を選ぶのが正解です。
おやつとして手軽に楽しみたい時は、食べやすいスティック状のプレッツェル スティックも便利ですよ。
まとめ:美味しいプレッツェルで日常に彩りを
素朴ながらも奥深い味わいを持つプレッツェル。その独特な香ばしさと、アレンジ次第で無限に広がる楽しみ方は、一度ハマると抜け出せない魅力があります。
朝食のパンとして、午後のティータイムのお供として、あるいは一日の終わりのビールのおつまみとして。シーンを選ばず、私たちの食卓を豊かにしてくれる存在です。
専門店に足を運んでこだわりの一品を見つけるのもよし、お取り寄せで全国の味を比べるのもよし。あなただけのお気に入りの一品を見つけて、心ゆくまで美味しいプレッツェルを堪能してくださいね。

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