スーパーの果物売り場に鮮やかなオレンジ色が並んでいると、つい手に取りたくなりますよね。でも、いざ買って帰って切ってみたら「中身がスカスカだった」「酸っぱくて食べられなかった」なんて経験はありませんか?
実は、美味しいオレンジの見分け方には、プロも実践する明確なチェックポイントがあるんです。皮の色や重さ、形に注目するだけで、誰でも簡単に「当たり」のオレンジを見つけることができますよ。
今回は、旬の時期に絶対に外さないオレンジの選び方から、最後までジューシーに楽しむための保存テクニックまで、たっぷりとお伝えしていきます。
オレンジの選び方でまずチェックすべき「3つの外見」
まずは、パッと見ただけでわかる美味しいオレンジのサインを押さえておきましょう。
まず注目してほしいのが、オレンジの「皮」です。表面がツヤツヤと輝いていて、オレンジ色が濃いものを選んでください。色が濃いということは、それだけ太陽の光をたっぷり浴びて熟している証拠です。
次に、「皮のキメ」を見てみましょう。オレンジの表面には小さなブツブツ(油胞)がありますが、このキメが細かくてなめらかなものほど、皮が薄くて中身がぎっしり詰まっている傾向にあります。逆に表面がゴツゴツして荒いものは、皮が厚くて可食部が少ないことが多いので注意が必要です。
そして、意外と見落としがちなのが「ヘタ」の状態です。ヘタが枯れて黒ずんでいるものは収穫から時間が経過し、水分が抜けてしまっています。ヘタが鮮やかな緑色で、ピンとしているものが新鮮な証拠です。
手に取って確信!「重さ」と「形」に隠された甘さの秘密
見た目である程度候補を絞ったら、次は実際に手に取ってみてください。ここで最も重要なのが「ずっしりとした重量感」です。
同じくらいの大きさのオレンジを左右の手で持ち比べてみてください。より重く感じる方は、中に果汁がたっぷり蓄えられています。軽いものは、水分が蒸発して「す」が入った状態(中身がスカスカ)になっている可能性が高いので、迷わず重い方を選びましょう。
また、形についてもポイントがあります。オレンジは綺麗な「まん丸」に近いものほど、均等に養分が行き渡って成長しています。極端に形がいびつなものは避け、どっしりと落ち着いた丸みを帯びたものを選んでみてください。
ちなみに、ネーブルオレンジの場合は「おへそ(Navel)」の部分もチェックしてみましょう。おへそが大きすぎるものよりも、適度なサイズで形が整っているものの方が、果肉のバランスが良いことが多いですよ。
ネーブルとバレンシア、品種ごとの美味しい個体の見極め方
オレンジには大きく分けて「ネーブルオレンジ」と「バレンシアオレンジ」の2種類があります。それぞれに美味しい個体の見分け方が少しだけ異なります。
2月頃から旬を迎えるネーブルオレンジは、甘みが強く、香りが濃厚なのが特徴です。ネーブルを選ぶ際は、特にお尻の部分にある「おへそ」がキュッと締まっているものを選んでください。ネーブルは種がほとんどないので、生搾りジュースやそのままカットして食べるのに最適です。皮を剥くときはムッキーちゃんのような便利な皮むき器を使うと、厚い皮もスルッと剥けてストレスがありません。
一方、夏に旬を迎えるバレンシアオレンジは、程よい酸味があってさっぱりとした味わいです。バレンシアで気をつけたいのが、国産ものによく見られる「回青現象(かいせいげんしょう)」です。一度オレンジ色に熟した後に、樹上の温度変化で皮が緑色に戻ってしまう現象ですが、中身は完熟しているので「緑色だから酸っぱい」とは限りません。色よりも、先ほどお伝えした「重さ」や「皮のハリ」を優先して選んでみてください。
オレンジを最後まで美味しく!鮮度を保つ正しい保存のコツ
せっかく美味しいオレンジを見分けて買ってきたのですから、最後までそのジューシーさを保ちたいですよね。オレンジは乾燥が大敵です。
冬場など涼しい時期であれば、風通しの良い冷暗所で常温保存が可能です。1個ずつ新聞紙で包んであげると、乾燥を防ぎながら1〜2週間ほど鮮度を保てます。置くときは、重みがかかりやすいお尻側ではなく「ヘタを下向き」にするのがコツです。
気温が高い時期や、暖房の効いた部屋では冷蔵庫の「野菜室」に入れましょう。そのまま入れると乾燥して皮がシワシワになってしまうので、新聞紙やキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れ、軽く口を閉じて保存してください。これで2〜3週間は美味しさをキープできます。
もし食べきれない場合は、皮を剥いて一房ずつバラし、保存袋に入れて冷凍してしまうのも手です。半解凍状態で食べれば天然のシャーベットになりますし、ミキサーに入れてスムージーにするのもおすすめですよ。
切り方ひとつで変わる?オレンジを一番甘く感じる食べ方
美味しいオレンジを見分けることができたら、最後は最高の状態で口に運びましょう。
実は、オレンジは「ヘタ側よりもお尻側の方が甘い」という性質があります。そのため、上下で真っ二つに切ってしまうと、甘い部分とそうでない部分に差が出てしまいます。
おすすめの切り方は、中心から放射状に切る「スマイルカット」です。これなら、どの房にも甘いお尻側の果肉が含まれるので、みんなで平等に一番美味しい部分を味わえます。
また、冷やしすぎると甘みを感じにくくなるため、冷蔵庫から出して15分〜20分ほど常温に置いてから食べると、オレンジ特有の芳醇な香りと甘みがより一層引き立ちます。
まとめ:美味しいオレンジの見分け方5選!甘いネーブルやバレンシアの選び方と保存のコツ
いかがでしたでしょうか。美味しいオレンジを見分けるのは、決して難しいことではありません。
- 皮の色が濃く、キメが細かくてなめらかなもの
- 手に持ったときに、ずっしりと重みを感じるもの
- ヘタが鮮やかな緑色で、枯れていないもの
- 形が綺麗な円形で、表面にハリがあるもの
- 品種(ネーブルやバレンシア)ごとの旬と特徴を理解する
この5つのポイントを意識するだけで、あなたのオレンジ選びの失敗は劇的に減るはずです。
スーパーの果物コーナーに足を運んだ際は、ぜひこれらのチェックポイントを思い出してみてください。太陽の恵みがギュッと詰まった最高のオレンジを選んで、毎日の食卓に瑞々しい幸せを添えてみてはいかがでしょうか。
「美味しいオレンジの見分け方5選!甘いネーブルやバレンシアの選び方と保存のコツ」をマスターして、ビタミンたっぷりのヘルシーなフルーツライフを楽しんでくださいね。

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