毎朝のお弁当作り、時間もレパートリーも限られて悩んでいませんか?「美味しいお弁当おかずを簡単に作りたい」というのは、忙しいすべての人たちの共通の願いです。ポイントは、ちょっとした「コツ」と「発想の転換」にあります。この記事では、冷めてもおいしく、短時間で完成する「本当に使える」レシピを5つ厳選してご紹介します。
お弁当おかず作りの3つの黄金ルール
本題に入る前に、これだけは押さえておきたい基本をご紹介します。このルールを意識するだけで、あなたのお弁当は劇的にアップグレードします。
- 冷めても美味しい仕掛けをする
- 肉や魚には、片栗粉やマヨネーズでコーティング。これで水分をキープし、パサつきを防ぎます。
- 煮物や炒め物は、最後にしっかり煮詰めて汁気を飛ばしましょう。お弁当箱の中で水っぽくなるのを防ぎます。
- 時短のカギは「ながら調理」と「前夜準備」
- 野菜を炒めている間に肉に下味をつけるなど、同時進行を心がけましょう。
- 切る、味付けする、タレを作るなど、できることは前の晩に済ませておく。朝は焼くだけ・詰めるだけにすると、気持ちが全然楽になります。
- 彩りで「見た目の美味しさ」をプラス
- 緑(ほうれん草、ブロッコリー)、赤(パプリカ、ミニトマト)、黄(卵、かぼちゃ)の食材を1品加えるだけで、お弁当が華やぎます。
【第1選】時短の王道! 10分で完成「鶏むね肉のねぎ塩から揚げ」
「朝から揚げ物?」と思うかもしれませんが、このレシピはフライパンで少量の油で仕上げるから簡単。鶏むね肉は安価でヘルシーですが、コツひとつで驚くほどジューシーに変身します。
材料(作りやすい分量)
- 鶏むね肉 1枚
- 長ねぎ(青い部分) 1/2本分
- ◎酒、しょうゆ 各大さじ1
- ◎にんにく(チューブ) 1cm
- ◎片栗粉 大さじ1.5
- 塩、胡椒 少々
- 揚げ油 適量
簡単な作り方
- 鶏むね肉は一口大に切り、塩胡椒をふる。
- ビニール袋に◎の調味料とすりおろした長ねぎを入れ、よく混ぜる。そこに鶏肉を入れて揉み込み、5分ほど置く。
- フライパンに油を5mmほど熱し、中火で鶏肉の両面をこんがりきつね色になるまで焼く。
ここが「簡単で美味しい」ポイント!
- 長ねぎの酵素が肉を柔らかくするので、胸肉でも固くなりません。
- 片栗粉が肉汁を閉じ込め、冷めてもしっとり食感が保たれます。
- 味付けは袋の中でまとめて。洗い物も最小限で済みます。
【第2選】冷めても固くならない! 「とろーり玉子焼き」
弁当の定番でありながら、冷めるといつも固くなってしまう…そんな悩みを解決するのは「マヨネーズ」です。驚くほどふんわり、ずっとしっとりとした玉子焼きができます。
材料(細巻き1本分)
- 卵 3個
- ★だし汁(または水) 大さじ2
- ★砂糖 小さじ2
- ★しょうゆ 小さじ1
- ★マヨネーズ 大さじ1/2
簡単な作り方
- 卵を溶きほぐし、★の調味料をすべて加えてよく混ぜる。
- 玉子焼き器に油を薄くひき、中火で熱する。卵液の1/3を流し入れ、奥から手前へ大きくかき混ぜながら半熟状に固める。
- 手前に寄せ、再び油を足して残りの卵液を2~3回に分けて焼き、巻き上げていく。
ここが「簡単で美味しい」ポイント!
- マヨネーズに含まれる油と卵白が泡立ち、空気を含んだ柔らかい食感を作ります。
- 混ぜるだけの調味料合わせ。計量スプーンだけで完了します。
- だしの代わりにほんだしや顆粒コンソメを使えば、さらに時短&奥深い味わいに。
【第3選】野菜たっぷり! 1品で満足「かぼちゃのそぼろあん」
野菜不足を解消しながら、メインにもサブにもなる便利なおかずです。甘辛な味付けはご飯が進み、かぼちゃのホクホク食感が冷めても美味。作り置きも優秀です。
材料(2~3日分の作り置きに)
- かぼちゃ 1/4個(300g)
- 豚ひき肉 150g
- ○酒、みりん、しょうゆ 各大さじ2
- ○砂糖 大さじ1
- 水 100ml
- 片栗粉 小さじ1(同量の水で溶く)
簡単な作り方
- かぼちゃは種とワタを取り、一口大の乱切りにする。耐熱容器に入れ、ラップをして600Wの電子レンジで4~5分加熱する。
- フライパンに豚ひき肉を入れ、中火でパラパラになるまで炒める。
- ○の調味料と水を加え、沸騰したらレンジで加熱したかぼちゃを加える。弱火で5分煮て、かぼちゃに味を染み込ませる。
- 最後に水溶き片栗粉でとろみをつける。
ここが「簡単で美味しい」ポイント!
- かぼちゃをレンジで加熱することで、煮崩れ防止と時短を同時に実現。
- あんかけにすることで、冷めてもパサつかず、味が全体に行き渡ります。
- 多めに作って冷蔵庫へ。翌日はそのまま詰めるか、卵とじにリメイクしても。
【第4選】電子レンジで楽々! 「ほうれん草としめじのナムル」
火も包丁もほとんど使わない、究極の時短副菜です。電子レンジの蒸気で野菜を加熱することで、色鮮やかで歯応えも残せます。胡麻油の香りが食欲をそそります。
材料(2回分)
- ほうれん草 1/2束
- しめじ 1/2パック
- ★ごま油 小さじ2
- ★鶏ガラスープの素(顆粒) 小さじ1/2
- ★すりごま(白) 大さじ1
- ★にんにく(チューブ) 少々(お好みで)
簡単な作り方
- ほうれん草は食べやすい長さに切り、しめじは石づきを取って小房に分ける。
- 耐熱ボウルにほうれん草としめじを入れ、ふんわりとラップをかける。600Wの電子レンジで2分加熱する。
- 水気を軽く切り(絞りすぎない)、★の調味料と和える。
ここが「簡単で美味しい」ポイント!
- 包丁はほうれん草を切るだけ。洗い物は耐熱ボウル1つ。
- レンジ加熱でビタミン損失が少なく、ほうれん草の鮮やかな緑色がキープできます。
- 調味料は「混ぜるだけ」。味付けの失敗がありません。
【第5選】常備菜の定番をアレンジ! 「れんこんときゅうりのピリ辛きんぴら」
シャキシャキ食感がクセになるきんぴらは、冷めても美味しいお弁当の強い味方。れんこんときゅうりの組み合わせで、見た目も食感も新鮮なアレンジをご紹介します。
材料(小鉢3~4杯分)
- れんこん 1節(150g)
- きゅうり 1本
- ごま油 大さじ1
- 鷹の爪(輪切り) 少々
- ◯しょうゆ、みりん 各大さじ1.5
- ◯酢 小さじ1
- いりごま 適量
簡単な作り方
- れんこんは皮をむき、薄い半月切りにして水にさらす。きゅうりは薄い斜め切りにする。
- フライパンにごま油と鷹の爪を入れ、弱火で香りを出す。
- 水気を切ったれんこんを加え、中火で透き通るまで炒める。
- きゅうりを加えてさっと炒め、◯の調味料を回し入れる。汁気がなくなるまで強火で炒め、仕上げにごまをふる。
ここが「簡単で美味しい」ポイント!
- きゅうりを最後に加えることで、シャキッとした食感が楽しめます。
- 酢を少量加えることで、味にキレが出て、日持ちもアップ。
- 多めに作って冷蔵保存可能。お弁当の隙間埋めに便利なストックおかずになります。
さらにレベルアップ! お弁当を美味しく見せる詰め方のコツ
せっかく作った美味しいお弁当おかずも、詰め方で印象が変わります。仕上げのひと手間で、プロのようなお弁当に。
- 「立てる」と「並べる」でご飯とおかずを分ける
- ミニトマトや茹でたブロッコリーを間に挟むだけで、汁気の移動を防ぎ、見た目も鮮やかに。
- 隙間は「小さな彩り」で埋める
- 隙間ができたら、枝豆(冷凍でOK)やちくわきゅうり、プチチーズなどを散らすと、ボリューム感と栄養がアップします。
- 完全に冷めてからフタをする
- 温かいまま詰めると蒸気が水滴になり、味も見た目も台無しに。必ず冷ましてからフタをしましょう。
美味しいお弁当おかずを作るためのまとめ
いかがでしたか?「美味しいお弁当おかずを簡単に作る」ための鍵は、「下味・片栗粉・マヨネーズ」で冷めても美味しさをキープし、「レンジ活用・作り置き」で朝の時間を捻出することにあります。
今回ご紹介した5つのレシピは、どれも少ない材料と工程で、確実に美味しさが得られるものばかり。まずは気になる1品から、ぜひ試してみてください。毎日のお弁当作りが、少しでも楽しく、楽になりますように。

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