「碧(あお)」という響きを聞いて、真っ先にサントリーの「碧Ao」を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、日本のウイスキー界にはもう一つ、熱い注目を集めている「碧」があるのをご存知でしょうか?
それが、愛知県碧南市にある相生ユニビオが造り上げるウイスキー 碧州です。
一時は蒸留の火が消えかけながらも、地元の情熱で見事に復活を遂げた碧南蒸留所。そこで生み出される「碧州」は、単なる地ウイスキーの枠を超えた、驚くほど洗練された味わいを持っています。
今回は、ウイスキー愛好家の間で「コスパ最強」「ハイボールが止まらない」と話題の碧州について、その特徴からリアルな評価、そして最高に美味しい飲み方まで、余すところなくお届けします。
碧南の風土が育む「碧州」とは?相生ユニビオのこだわり
まずは「碧州」がどのようなバックグラウンドを持つウイスキーなのか、その正体を探ってみましょう。
1. 「碧南」の地名と誇りを冠したネーミング
碧州という名前は、醸造の町として知られる愛知県碧南市の旧称「碧海郡」や、この地域の豊かな風土を象徴して名付けられました。造り手である相生ユニビオは、明治時代から続く老舗の蔵元。日本酒やみりん、焼酎造りで培った「発酵と蒸留」の高度な技術が、このウイスキーにも息づいています。
2. 世界の原酒を融合させた「ワールドブレンデッド」
碧州の最大の特徴は、その絶妙なブレンド技術にあります。
- 8年熟成のまろやかなカナディアンウイスキー
- 12年熟成の華やかなスコッチモルト
- 5年熟成の力強いアイラモルト
これら厳選された世界の原酒を、碧南の地でじっくりとマリッジ(後熟)させています。単に混ぜるだけでなく、日本の食卓や日本人の味覚に合うよう、繊細にチューニングされているのがポイントです。
3. 世界に一台の蒸留器が生む個性
相生ユニビオの碧南蒸留所では、自社設計のユニークな蒸留器を使用しています。この設備こそが、碧州特有のなめらかな口当たりと、雑味のないクリアな味わいを支える秘密。大手メーカーにはない、クラフト蒸留所らしい「こだわり」が詰まった一瓶なのです。
ウイスキー碧州の味をテイスティング!実際の評価はどうなの?
「名前は知っているけど、実際の味はどうなの?」というのが一番気になるところですよね。実際に碧州を飲んだユーザーのリアルな声と、テイスティングで感じられる特徴を整理しました。
香りの特徴:バニラと微かなスモーク
グラスに注いだ瞬間、まず感じるのはバニラやキャラメルのような甘く華やかな香りです。その奥に、アイラモルト由来の控えめなスモーキーさがふんわりと漂います。
- 甘い蜜のようなエステリー香
- ナッツを思わせる香ばしさ
- 遠くで焚き火が燃えているような優しいピート
味わいの特徴:スムースな口当たりとスパイシーな余韻
口に含むと、驚くほどなめらかでシルキーな質感に驚かされます。
- アタック: はちみつのような穏やかな甘み。
- ミドル: 熟成感のあるモルトの旨みが広がる。
- フィニッシュ: 後半にかけてジンジャーやシナモンのようなスパイシーな刺激があり、最後はビターチョコのようなほろ苦さが全体を引き締めます。
巷の評価:プロや愛好家が注目する理由
某有名芸人がYouTubeで絶賛したことでも話題になりましたが、専門家の間でも「3,000円台でこの完成度は驚異的」と高く評価されています。
「ジャパニーズウイスキーが高騰しすぎて手が出ない」という層にとって、日常的に楽しめる高品質な選択肢として定着しつつあります。
碧州を120%楽しむ!おすすめの飲み方ガイド
碧州は、飲み方によってその表情をガラリと変えます。その日の気分や料理に合わせて使い分けてみてください。
1. 圧倒的人気!「プレミアムハイボール」
碧州の魅力を最も引き出すのがハイボールです。メーカーも推奨している「ウイスキー1:炭酸水1」という濃いめのハイボールは、まさに絶品。
- 炭酸が弾けるとともにバニラ香が強調される。
- キレ味がよくなり、どんな食事の邪魔もしない。
- レモンを軽く絞ると、アイラ由来のスモーク感が爽やかに変化する。
2. じっくり向き合う「オン・ザ・ロック」
大きな氷でゆっくりと冷やしながら飲むロックもおすすめです。
- 温度が下がることで、甘みが凝縮される。
- 氷が溶けるにつれて、隠れていたナッツのような香ばしさが顔を出す。
- 変化を楽しみながら、夜の静かな時間を過ごすのに最適。
3. 通好みの「ストレートと加水」
碧州本来のブレンディング技術を味わうなら、まずはストレートで。
- アルコール度数43%の力強さをダイレクトに感じる。
- 一滴二滴と水を垂らす(加水する)と、香りが一気に「花開く」瞬間を体験できる。
2023年登場!「碧州 PEAT(ピート)」との違いをチェック
スタンダードな碧州に加えて、さらに個性を尖らせた碧州 PEATも登場し、ウイスキーファンの間で話題を呼んでいます。
スタンダードとPEAT、どっちを選ぶ?
- 碧州(スタンダード): バランス重視。甘みと華やかさが主役で、毎日飲んでも飽きない万能型。
- 碧州 PEAT: 刺激重視。より力強いスモーキーさと、潮風のようなミネラル感を楽しみたい方へ。
碧州 PEATは、まさに「大人の嗜み」といった趣。焚き火の煙のような香りが好きなピート愛好家なら、間違いなくこちらに軍配が上がるでしょう。
サントリー「碧Ao」との違いは?間違えやすいポイントを整理
名前が似ているためによく比較されるサントリーの「碧Ao」ですが、実は全く異なるキャラクターを持っています。
1. ブレンドのコンセプト
- サントリー 碧Ao: 世界5大ウイスキー(スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズ)をすべてブレンド。非常に複雑で重層的な味わい。
- 碧州: カナディアンをベースにスコッチやアイラを厳選ブレンド。碧南の技術で仕上げた、より「磨き抜かれたクリアさ」が際立つ設計。
2. 価格帯と立ち位置
- 碧Ao: 5,000円〜6,000円前後のプレミアムクラス。
- 碧州: 3,000円台から購入可能。日常の贅沢として手に取りやすい。
どちらが良い悪いではなく、それぞれの良さがあります。複雑さを探求したいなら「碧Ao」、飲み心地の良さとコスパを両立させたいなら碧州を選ぶのが正解です。
まとめ:ウイスキー碧州の味や評価を知って、今すぐ最高のハイボールを!
愛知県の小さな蒸留所から生まれた碧州は、今や全国のウイスキーファンを虜にする存在となりました。
老舗の醸造技術と世界の原酒が融合したその味わいは、まさに「伝統と革新」の結晶。特にハイボールにした時の華やかさとキレの良さは、一度体験すると他のウイスキーには戻れなくなるほどの魔力を持っています。
「いつもとは違う、少しこだわりのあるウイスキーを飲みたい」
「3,000円前後で本当に美味しいボトルを探している」
「愛知のご当地クラフトウイスキーに興味がある」
そんな方は、ぜひウイスキー 碧州を手に取ってみてください。グラスの中で広がる碧南の風と、世界の原酒が奏でるハーモニー。あなたの晩酌タイムが、今日からもっと特別なものになるはずです。
碧州をきっかけに、奥深いウイスキーの世界をさらに楽しんでいきましょう!


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