毎日の仕事や家事が終わったあと、ふっと息をつく自分だけの時間。そんな時、心まで温めてくれる「ウイスキーミルクティー」はいかがでしょうか?
紅茶の芳醇な香りとミルクのまろやかさ、そこにウイスキーの琥珀色の深みが加わることで、いつものティータイムが驚くほど贅沢なカクテルタイムに変わります。お酒に詳しくない方でも、実はコツさえ掴めば自宅で簡単に最高の一杯が作れるんです。
今回は、初心者の方からこだわり派の方まで満足できる、ウイスキーミルクティーの美味しい作り方や、相性抜群の銘柄について詳しくご紹介していきます。
ウイスキーミルクティーがなぜ「大人に愛される」のか
紅茶とウイスキー。一見意外な組み合わせに思えるかもしれませんが、実はこれ、最高に相性が良いんです。
ウイスキーは熟成の過程でバニラやキャラメル、ナッツのような香りをまといます。これらはミルクの甘みを引き立てる要素ばかり。さらに紅茶に含まれるタンニンが後味をスッキリさせてくれるので、最後まで飽きずに楽しめます。
また、ウイスキーには「エステル」と呼ばれるリラックス効果のある香り成分が含まれています。紅茶の「テアニン」との相乗効果で、寝る前の読書タイムや映画鑑賞のお供にはこれ以上ないほどぴったりな飲み物なのです。
初心者でも失敗しない!黄金比と基本の作り方
まずは、誰でも美味しく作れる基本的なレシピから押さえていきましょう。大切なのは、それぞれの素材の良さを消さない「バランス」です。
【用意するもの】
- お好みの紅茶(ティーバッグ2個、または茶葉5〜6g)
- 牛乳:150ml
- ウイスキー:15ml〜30ml(お好みで調整)
- 甘味料:砂糖、ハチミツ、練乳など
【美味しいロイヤルミルクティー形式の作り方】
- 濃厚なベースを作る手鍋に少量の水(50ml程度)を入れ沸騰させたら、茶葉を入れて火を止め、1〜2分蒸らします。ここでしっかり茶葉を開かせることが、ウイスキーの力強さに負けないコツです。
- ミルクを加えて温める牛乳を加え、弱火でゆっくり温めます。沸騰直前で火を止めるのが、ミルクの臭みを出さないポイント。
- ウイスキーを最後に注ぐカップにミルクティーを注ぎ、仕上げにウイスキーを加えます。最初から鍋に入れて煮込んでしまうとアルコールと香りが飛んでしまうので、必ず最後に「後入れ」しましょう。
- 甘みを足して完成ウイスキーの樽の香りは、甘みを加えることでより一層引き立ちます。
相性抜群!おすすめのウイスキー銘柄3選
「どんなウイスキーを買えばいいかわからない」という方のために、ミルクティーと合わせるならこれ!という鉄板の銘柄をピックアップしました。
1. ジェムソン(アイリッシュウイスキー)
ジェムソンアイリッシュウイスキーは、3回蒸留による「なめらかさ」が最大の特徴です。ピート(泥炭)の香りがほとんどなく、雑味がないため、紅茶本来の香りを一切邪魔しません。ミルクティーカクテルの王道として、まず最初に試してほしい銘柄です。
2. メーカーズマーク(バーボン)
メーカーズマーク冬の寒い夜に特におすすめなのが、赤い封蝋でおなじみのこのバーボン。原料に小麦を使っているため、バニラのような甘みが非常に強く、ミルクとの親和性が抜群です。まるでお菓子のような、濃厚でリッチな味わいに仕上がります。
3. サントリー 角瓶(ジャパニーズウイスキー)
角瓶「家にあるもので気軽に楽しみたい」という時は、やはり角瓶です。非常にバランスが良く、スッキリとした後味なので、どんな食事やスイーツとも合います。少し濃いめに淹れたアイスミルクティーで割っても、ドライで美味しい一杯になります。
紅茶選びで変わる!自分好みのペアリングを見つける
ウイスキーだけでなく、ベースとなる紅茶の選び方でも味わいはガラリと変わります。
- アッサム:力強いコクを楽しみたい時ミルクティーの定番。ウイスキーの強い個性に負けない濃厚なボディがあり、しっかりとした飲み応えになります。
- アールグレイ:華やかな香りを楽しみたい時ベルガモットの柑橘系の香りが、ウイスキーのフルーティーな部分を強調してくれます。アイスミルクティーにすると、より清涼感が際立ちます。
- ほうじ茶:意外な和の組み合わせ最近人気なのが「ほうじ茶ミルクティー」へのウイスキー追加。ほうじ茶の香ばしさと、ウイスキーの樽の香りがリンクして、深みのある落ち着いた味になります。
ワンランク上の味にするための「甘味料」の魔法
砂糖の種類を変えるだけで、ウイスキーミルクティーはさらに表情を変えます。
- ハチミツスコッチウイスキーの華やかさと相性抜群。喉にも優しく、風邪気味の夜のホットカクテルとして最適です。
- 黒糖バーボンのような力強いお酒に合わせると、独特のコクと深みが出て、デザートのような満足感が得られます。
- 練乳(コンデンスミルク)ベトナム風の濃厚な味わいに。とにかく甘く、自分を甘やかしたい夜にはこれ一択です。
アイスで楽しむ「ウイスキーミルクティー・フロート」
夏場や、お風呂上がりのリラックスタイムにはアイスアレンジがおすすめ。
作り方は簡単。濃いめに淹れたミルクティーにウイスキーを混ぜ、たっぷりの氷を入れたグラスに注ぎます。そこにバニラアイスを浮かべれば、大人のデザートカクテル「ウイスキーミルクティー・フロート」の完成です。
溶け出したバニラアイスがウイスキーと混ざり合い、ストローで飲むたびに味が変化していくのがたまりません。
スパイスを効かせた「ウイスキー・チャイ」のアレンジ
さらに一歩踏み込んだ楽しみ方として、スパイスを加えるのもアリです。
シナモンスティックでかき混ぜたり、クローブやカルダモンを一緒に煮出したりすることで、エキゾチックな「ウイスキー・チャイ」に変身します。スパイスの刺激が血行を良くしてくれるので、寒い冬の夜には身体の芯からポカポカと温まることができます。
Q&A:よくある疑問にお答えします
Q:安価なウイスキーでも美味しくなりますか?
A:もちろんです!むしろ、ストレートで飲むには少し角がある(アルコールの刺激が強い)ウイスキーこそ、ミルクティー割りに向いています。ミルクと紅茶がトゲを隠し、ウイスキーの良い香りだけを抽出してくれるからです。
Q:ティーバッグでも大丈夫?
A:全く問題ありません。ただし、ウイスキーに負けないように「1杯に対してティーバッグ2個」を使うのがコツです。
Q:アルコール度数はどのくらい?
A:レシピ通り(150mlの紅茶に30mlのウイスキー)なら、だいたい8〜10%程度になります。ビールよりは高く、ワインよりは少し低いくらいですね。自分の体調に合わせて、ティースプーン1杯から調整してみてください。
最後に:ウイスキーミルクティーで日常を特別なものに
いかがでしたでしょうか。
ウイスキーミルクティーは、特別な道具がなくても、キッチンにあるもので今すぐ始められる最高に贅沢な習慣です。その日の気分に合わせて、ウイスキーの銘柄を変えたり、ハチミツを垂らしてみたり。自分だけの「黄金比」を見つけるプロセスそのものも、大人の遊びとして楽しめます。
今夜は少しだけ明かりを落として、お気に入りの音楽をかけながら、ウイスキーミルクティーの美味しい作り方!おすすめの銘柄や相性の良い紅茶も徹底解説の内容を参考に、至福の一杯を作ってみてください。
きっと、明日への活力が湧いてくるような、穏やかで豊かな時間が過ごせるはずです。
ウイスキー 紅茶

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