アラン島の新星ラグ(LAGG)ウイスキーを徹底解説!特徴や種類、味の評価まで紹介

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スコッチウイスキーの聖地といえばどこを思い浮かべますか?アイラ島、スペイサイド、ハイランド……。数ある名所の中でも、今、世界中のモルトファンが熱い視線を注いでいるのが「アラン島」です。

アラン島といえば、フルーティーで華やかな「アラン・モルト」で知られるロックランザ蒸溜所が有名ですよね。しかし、その島に「もう一つの顔」が誕生しました。それが今回ご紹介する「ラグ(LAGG)蒸溜所」です。

「アランが大好きだけど、もっとスモーキーなパンチが欲しい」「アイラモルトのようなピーティな味わいを探している」そんな方にこそ、ラグ ウイスキーは最高の選択肢になるはずです。今回は、ラグ蒸溜所の背景から、今すぐ飲めるラインナップ、そして気になる味の評価まで、余すところなくお届けします。


24年ぶりに誕生した「南のアラン」ラグ蒸溜所とは

ラグ蒸溜所は、2019年にアラン島南部のラグ村で操業を開始したばかりの、非常に新しい蒸溜所です。アラン・ディスティラーズ社が、北部のロックランザ蒸溜所に続く第2の拠点として建設しました。

同じアラン島にありながら、北と南ではコンセプトが180度違います。北部のロックランザが「ノンピートでフルーティー、エレガント」なウイスキーを追求しているのに対し、南部のラグは「ヘビーピーテッドで力強く、アーシー」なスタイルに特化しているのです。

実はアラン島南部は、かつて合法・非合法を問わず多くの小規模な蒸溜所が存在していた歴史があります。ラグ蒸溜所の誕生は、古き良きアラン島南部のウイスキー造りの伝統を、現代の技術で蘇らせるプロジェクトでもあるわけです。

建物自体も非常にユニークで、周囲の自然景観を壊さないよう、屋根にセダムという多肉植物が植えられています。断熱効果も高く、環境に配慮した次世代の蒸溜所として注目を集めています。


ラグ(LAGG)が放つ圧倒的な「ピート感」の正体

ラグの最大の特徴は、なんといってもその「強烈なスモーキーさ」にあります。

一般的にスモーキーなウイスキーの代名詞といえばアイラ島のモルトですが、ラグが使用している麦芽のピート値(フェノール値)は約50ppm。これは、あの「ラフロイグ」や「アードベッグ」といったアイラ島の怪物たちに匹敵する数値です。

しかし、ラグの面白さは単なる煙たさだけではありません。そのピートの質が非常に「アーシー(土っぽい)」なのです。

焚き火を囲んでいるような温かい煙の香りに加え、湿った土、海岸の潮風、そして焼いたナッツのような香ばしさが重なります。これは、アラン島の豊かな土壌と海風が育んだ、ラグならではの個性と言えるでしょう。

熟成期間はまだ短いものが多いですが、驚くべきはその酒質の完成度です。若い原酒特有のトゲが少なく、オイリーで厚みのある口当たりが、多くのウイスキー評論家から高く評価されています。


今チェックすべき!ラグ(LAGG)の主要ラインナップ

ラグ ウイスキーには、現在いくつかの定番品と限定品が存在します。それぞれの個性を詳しく見ていきましょう。

ラグ キルモリー・エディション

ラグ蒸溜所のフラッグシップ(定番品)としてリリースされたのが、この「キルモリー・エディション」です。1stフィルのバーボンバレルで熟成された原酒のみを使用しており、冷却濾過を行わないノンチルフィルター、着色料無添加のナチュラルカラーでボトリングされています。

グラスに注ぐと、まず弾けるようなシトラスの香りと、バニラの甘いアロマが広がります。その直後に、ラグ特有の力強い煙が追いかけてくる感覚。口に含むと、クリーミーなバニラと焼いたリンゴのようなフルーティーさが広がり、最後はスパイシーな余韻が長く続きます。

まさに「ラグの基本」を知るための一本。アルコール度数は46%と程よく、初めてラグを飲む方には間違いなくこれがおすすめです。

ラグ コリクレイヴィ・エディション

こちらは、よりリッチで複雑な味わいを求める方に向けた一本です。バーボンバレルで熟成した原酒を、さらにオロロソシェリーのカスクで6ヶ月間追熟(フィニッシュ)させています。

特筆すべきは、55%という高いアルコール度数。シェリー樽由来のダークチョコレートやドライベリー、ヘーゼルナッツのような濃密な甘みと、ヘビーピーテッドな煙が絶妙に融合しています。

「甘くて煙たい」ウイスキーは数多くありますが、ラグのコリクレイヴィはそこに「重厚なコク」が加わっています。デザートのようにゆっくりと楽しみたい、贅沢なボトルです。

限定リリース:イノーギュラル・シリーズ

2023年に発売された、蒸溜所初のシングルモルト。バーボン、シェリー、赤ワインカスクなど、異なる樽で熟成された3種類のシリーズは、瞬く間に世界中で完売となりました。もしバーやショップで見かけることがあれば、迷わず試してみる価値のある歴史的な一本です。


飲んでわかった!ラグ(LAGG)の味の評価とリアルな感想

実際にラグ ウイスキーを飲んだユーザーからは、驚きの声が多く上がっています。ネット上のレビューや専門家の意見をまとめると、共通して以下のような評価が見て取れます。

まず、多くの人が驚くのが「若さを感じさせないボディの強さ」です。一般的に熟成年数が3〜4年のウイスキーはアルコールの刺激が強く、味が平坦になりがちですが、ラグにはしっかりとした旨味とオイル感があります。

「アイラモルトの代替品ではなく、新しいカテゴリーのスモーキーモルトだ」という意見も目立ちます。アイラ特有のヨード臭(薬品のような香り)が控えめで、より「麦の甘み」と「焚き火の煙」にフォーカスしているため、スモーキーなウイスキーが苦手だった人がラグをきっかけに克服したというエピソードも。

一方で、「まだ少し荒々しい」と感じる人もいるようです。しかし、その荒々しさこそがクラフト蒸溜所らしい生命力であり、今後の長熟原酒への期待感を高めるスパイスになっているのは間違いありません。


魅力を最大限に引き出す!おすすめの飲み方ガイド

せっかくの素晴らしいウイスキーですから、最高の状態で楽しみたいですよね。ラグの個性を引き出す飲み方をいくつかご紹介します。

1. ストレート(まずはこれから)

ラグの真骨頂である「アーシーなピート」を感じるなら、まずはストレートで。特にラグ ウイスキーのコリクレイヴィのような高加水タイプは、少量の水を1、2滴垂らす(加水する)だけで、閉じ込められていた果実の香りが一気に花開きます。

2. ハイボール(食事と一緒に)

キルモリー・エディションは、ぜひハイボールで試してみてください。炭酸で割ることで、バニラの甘みとレモンピールのような爽やかさが強調され、非常にクリーンな飲み心地になります。煙の香りが食欲をそそり、意外にも焼き鳥(タレ)や燻製料理との相性が抜群です。

3. ロック(変化を楽しむ)

大きな氷を入れてゆっくりと温度を下げていくと、スモーキーな角が取れ、クリーミーな質感がより際立ちます。時間が経つにつれて氷が溶け、加水が進む中での味わいの変化を楽しむのは、ラグのような力強い酒質にはぴったりの贅沢です。


どこで買える?ラグ(LAGG)を手に入れる方法

現在、ラグ蒸溜所の製品は日本国内の正規代理店を通じて流通しています。しかし、非常に人気が高いため、入荷してもすぐに売り切れてしまうケースも少なくありません。

確実に手に入れたい場合は、ラグ ウイスキーなどのECサイトをこまめにチェックするか、ウイスキーに力を入れている専門店を覗いてみるのが近道です。特に定番のキルモリー・エディションは、安定して入荷するようになっていますので、見かけた時が買い時と言えます。


まとめ:アラン島の新星ラグ(LAGG)ウイスキーを徹底解説!特徴や種類、味の評価まで紹介

アラン島の豊かな自然と、伝統への挑戦から生まれたラグ蒸溜所。

北部のロックランザ蒸溜所が築き上げた「アラン」のブランド名に甘んじることなく、全く新しいピーテッド・スタイルを確立しようとするその姿勢は、ボトルの中身に見事に反映されています。

力強いピート、土の香り、そしてそれを支える麦の甘み。ラグは、単なる新しいウイスキーという枠を超えて、スコッチウイスキーの未来を感じさせてくれる存在です。

もしあなたが、日々の晩酌に刺激と癒やしを求めているなら、ぜひ一度ラグ ウイスキーの栓を抜いてみてください。グラスの中に広がるアラン島南部の荒々しくも美しい情景が、あなたをきっと虜にするはずです。

これからの熟成とともに、ラグがどのような進化を遂げていくのか。今この瞬間の「若々しくパワフルなラグ」を味わうことは、数年後の未来にその成長を語るための、最高の経験になるでしょう。

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