札幌でウイスキーを堪能!おすすめバーから限定ボトルが買える店、蒸溜所巡りまで網羅

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「札幌の夜といえば、やっぱりビール?」

もちろんそれも最高ですが、実は札幌こそが、日本で最も「熱い」ウイスキーの聖地だということをご存じでしょうか。

すすきの交差点に輝くブラックニッカの看板。あの光景は、札幌がウイスキーと共に歩んできた歴史の象徴です。北の大地が生んだ芳醇な琥珀色の液体を求めて、世界中からファンが集まるこの街には、初心者からマニアまでを唸らせる極上の体験が待っています。

今回は、札幌で絶対に訪れるべきバーや、希少なボトルが手に入るショップ、さらには足を延ばして行きたい蒸溜所の情報まで、地元ならではの視点でたっぷりとお伝えします。


なぜ札幌は「ウイスキーの聖地」と呼ばれるのか

札幌がウイスキー愛好家にとって特別な場所である理由は、単にバーが多いからだけではありません。最大の理由は、日本のウイスキーの父・竹鶴政孝が理想の地として選んだ「余市」への玄関口だからです。

冷涼な気候、適度な湿度、そして清らかな水。スコットランドの環境に似たこの地で育まれるウイスキーは、力強く、時に潮風の香りがすると評されます。札幌の街中には、そんなシングルモルト余市をはじめとする希少な銘柄を、最高の状態で提供するプロフェッショナルたちが集結しているのです。


すすきので酔いしれる。必ず訪れたいウイスキーバー5選

札幌の夜、どこでグラスを傾けるべきか。まずは外せない名店からご紹介します。

1. 初心者でも安心のフラッグシップ「THE NIKKA BAR」

すすきのの中心部に位置するこのバーは、ニッカウヰスキーの直営店的な存在です。敷居が高いと感じる必要はありません。店内は洗練されていますが、スタッフの方はとてもフレンドリー。

ここでは、竹鶴ピュアモルトフロム・ザ・バレルといった定番はもちろん、一般には出回らない原酒を味わうこともできます。最初の一軒目として、これほど心強い場所はありません。

2. 世界中のマニアが憧れる「The Bow Bar」

もしあなたが「一生モノの一杯」に出会いたいなら、ここしかありません。店主自ら海外で買い付けたオールドボトルや、伝説的なボトラーズウイスキーがずらりと並びます。

非常に静かでストイックな空間ですが、提供されるウイスキーのクオリティは世界屈指。ここでは背筋を少し伸ばして、ストレートでその香りの変化を楽しんでみてください。

3. スモーキーな香りに溺れるなら「Peat Boze」

「あの、正露丸みたいな香りがたまらない」というアイラモルト好きなら、迷わずここへ。ピート(泥炭)香の強い銘柄に特化したラインナップが特徴です。

ラフロイグアードベッグなど、煙たくも美しいウイスキーの世界を心ゆくまで堪能できます。

4. ホテルの風格で嗜む「BAR カラベル」

札幌グランドホテル内にあるこのバーは、まるで豪華客船のラウンジのような重厚感があります。北日本最大級のストックを誇り、静かに落ち着いて語り合いたい時に最適です。

歴史あるホテルバーならではの行き届いたサービスと、選び抜かれたサントリー 山崎などのジャパニーズウイスキーの競演は、旅の夜を格別なものにしてくれます。

5. カジュアルに飲み比べる「The Whisky Tasting Room 札幌店」

「バーはまだ早いかも」という方や、昼から楽しみたい方にはこちら。2022年にオープンしたこの店は、10mlという少量から格安で試飲できる「角打ち」スタイルです。

40種類以上のボトルが並び、気に入ればその場で購入も可能。ウイスキーの多様性を知るための、最高の教室ともいえる場所です。


札幌で「限定ボトル」を手に入れるための攻略法

今や世界的な争奪戦となっているジャパニーズウイスキー。札幌で響 21年余市10年といった希少なボトルに出会うのは簡単ではありませんが、チャンスはあります。

  • 家電量販店の酒類コーナーを狙う「ビックカメラ札幌店」や「ヨドバシカメラ」の地下などは、意外な穴場です。入荷のタイミングが合えば、定価に近い価格で手に入ることも。ポイント還元があるのも嬉しいポイントですね。
  • 最新の商業施設「COCONO SUSUKINO」すすきのに誕生した新名所内にある酒販店は、展示・販売のラインナップが非常に現代的です。テイスティングバーを併設している店舗もあり、味を確かめてから納得して購入できるのが強みです。
  • 深夜のドン・キホーテすすきの店「どうしても今すぐお土産を」という時に頼りになるのがここ。品揃えの回転が速く、時折珍しいボトルのセット販売が行われていることもあります。

聖地・余市蒸溜所へのショートトリップ

札幌から電車で約1時間半。ウイスキー好きなら一生に一度は訪れたいのが「ニッカウヰスキー 余市蒸溜所」です。

現在、工場見学(ガイドツアー)は完全予約制となっていますが、その価値は十分にあります。石炭直火蒸溜という、世界でも珍しい伝統的な製法を間近で見学した後の試飲は格別。

もし予約が取れなくても、併設された「ニッカミュージアム」内の有料試飲コーナーやショップは利用可能な場合が多いので、諦めるのは早いです。ここでしか買えない余市 蒸溜所限定ボトルは、最高の自分へのお土産になるでしょう。

また、最近では札幌近郊の長沼町にある「馬追蒸溜所」など、新しい蒸溜所も注目を集めています。北海道のウイスキー文化は、今まさに第2の黄金期を迎えようとしているのです。


ウイスキーを楽しむためのちょっとしたコツ

札幌のバーで、より充実した時間を過ごすためのアドバイスを少しだけ。

まず、「何を頼めばいいかわからない」時は、正直にマスターに伝えましょう。「フルーティーなものが好き」「スモーキーなのは苦手」「ハイボールでおすすめを」といったざっくりしたオーダーで大丈夫です。札幌のバーテンダーは、あなたの好みを引き出すプロです。

また、チェイサー(お水)をしっかり飲むことも忘れずに。北海道の美味しい水は、ウイスキーの香りを引き立て、翌朝のスッキリ感も助けてくれます。


札幌でウイスキーを堪能!おすすめバーから限定ボトルが買える店、蒸溜所巡りまで網羅

いかがでしたでしょうか。

札幌という街は、昼は美しい景色とグルメを楽しみ、夜は琥珀色の液体と共に深い思索にふける……そんな大人の旅がこれ以上なく似合う場所です。

老舗バーの静寂の中で味わうシングルモルト

活気あるショップで見つける、運命の一本。

そして、冷たい風を感じながら歩くすすきのの夜道。

この記事でご紹介したスポットを巡れば、あなたもきっと札幌の、そしてウイスキーの深い魅力に取り憑かれるはずです。さあ、次の休みはグラスの中に広がる北海道の原風景を味わいに、北の都へ出かけてみませんか。

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