「ウイスキーは好きだけど、個性が強すぎるのは苦手」「最近よく見るあの青いラベルのボトル、実際どうなの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
サントリーのウイスキーといえば「山崎」や「白州」が有名ですが、それらに並ぶブランドとして確固たる地位を築いているのがサントリー ウイスキー 知多です。俳優の佐藤健さんが出演するCMでもおなじみですよね。
「風香るウイスキー」というキャッチコピーの通り、軽やかで爽やかなイメージがある一方で、ネット上では「まずい」「味が薄い」なんていう少し気になる声もちらほら……。
そこで今回は、ウイスキー好きの筆者が、知多の本当の味わいや、2024年以降の最新の定価事情、そして「まずい」と言われる理由の真相について、徹底的に深掘りしていきます。この記事を読み終える頃には、あなたもきっと知多を一本手にとって、ハイボールを作りたくなっているはずですよ!
「知多」ってどんなウイスキー?他のサントリー銘柄との決定的な違い
そもそも知多が、山崎や白州と決定的に違うポイントをご存知でしょうか?それは「シングルグレーンウイスキー」であるという点です。
一般的なシングルモルト(山崎・白州など)が「大麦麦芽(モルト)」のみを原料とし、単式蒸留器でガツンと個性を引き出すのに対し、知多はトウモロコシなどの穀物(グレーン)を主原料にしています。
これを「連続式蒸留機」という設備で蒸留することで、非常にクリーンで雑味のない、軽やかな原酒が生まれます。
実は、知多蒸溜所自体は1972年から愛知県にあるのですが、長らくの間は「響」や「角瓶」といったブレンデッドウイスキーに深みを与えるための「名脇役(原酒)」として活躍してきました。その脇役が、満を持して主役としてデビューしたのが、このサントリー 知多なんです。
サントリーのブレンダーたちの卓越した技術によって、クリーン、ミディアム、ヘビーという3つのタイプのグレーン原酒を造り分け、さらにワイン樽やスパニッシュオーク樽で熟成させることで、単なる「軽い酒」ではない、奥行きのある甘みを実現しています。
知多の最新定価は?値上げ後の相場と賢く買う方法
ウイスキーファンにとって最も切実なのが、近年の価格高騰ですよね。
サントリー ウイスキー 知多も例外ではありません。2024年4月にサントリーによる価格改定が行われ、メーカー希望小売価格(定価)が以下のように変更されました。
- 700mlボトル:旧 4,000円 → 新 6,000円(税別)
「えっ、2,000円も上がったの?」と驚かれる方も多いでしょう。たしかに、以前の4,000円時代を知っている人からすると、少し高級なウイスキーという印象が強まったかもしれません。
しかし、現在は2026年。市場価格はどうなっているかというと、以前ほどの「超品薄でプレ値」という状況は少し落ち着き、定価付近で購入できる機会も増えています。
もし「いきなり700mlを買うのは勇気がいる……」という場合は、コンビニやスーパーでよく見かける以下のサイズを探してみてください。
- 350ml(ハーフボトル):約3,000円前後
- 180ml(ベビーボトル):約1,500円前後
特にお試しなら、知多 180mlがおすすめです。ランチ1回分くらいの価格で、この洗練された味わいを体験できるのは、実はコスパが良いと言えるかもしれません。
Amazonや楽天などのネット通販でも購入可能ですが、送料分が上乗せされている場合があるため、まずは近所のスーパーのリカーコーナーをチェックするのが賢い買い方です。
「知多はまずい」という噂の真相!なぜ評価が分かれるのか?
Googleなどの検索窓に「知多」と入れると、予測変換に「まずい」と出てくることがあります。これから買おうと思っている人からすれば、不安になりますよね。
結論から言うと、知多が「まずい」とされる理由は、品質が低いからではなく、飲む側の「期待値とのミスマッチ」にあります。
- 理由1:シングルモルトのような強い個性を求めてしまった山崎や白州のような、濃厚なコク、ウッディな香り、あるいはスモーキーな煙たさを期待して知多を飲むと、「あれ?水のようになめらかすぎて物足りない」と感じてしまいます。
- 理由2:ストレートで飲んでアルコール感を感じたグレーンウイスキーは、モルトウイスキーに比べて酒質が軽いため、ストレートで飲むと若い原酒特有のピリピリとした刺激(アルコール感)を感じやすい傾向があります。これが「安っぽい味」という誤解につながることがあります。
- 理由3:コスパの問題先ほど触れた通り、定価が6,000円になったことで「この値段なら、もっと飲みごたえのある別のウイスキーが買える」という比較がなされるようになったのも要因の一つでしょう。
しかし、これらはすべて「知多の強み」を裏返した意見でもあります。知多の真価は、その「圧倒的な潔さ」にあるんです。
究極の食中酒!知多のおすすめの飲み方とプロのコツ
サントリー 知多を最も美味しく、その魅力を120%引き出す飲み方は、何と言っても「ハイボール」です。公式でも「風香るハイボール」として推奨されていますね。
知多のハイボールが他のウイスキーと違うのは、和食との相性が異次元に良いことです。
知多ハイボールを最高に美味しく作る手順
- グラスに氷をこれでもかというくらい一杯に入れる。
- 知多を注ぎ、マドラーでしっかりかき混ぜてグラスとウイスキーを冷やす。
- 溶けて減った分の氷を足す。
- 冷えた炭酸水を、氷に当てないようにそっと注ぐ(比率は1:3.5〜4がベスト)。
- マドラーで縦に1回だけ、そっと混ぜる。
この飲み方をすると、トウモロコシ由来の優しい甘みと、ほのかなバニラのような香りが炭酸と一緒に弾けます。
さらにおすすめなのが「和のトッピング」です。
- すだち・かぼす:和風のキレが増します。
- 大葉(しそ):爽やかさが倍増し、刺身にも合います。
- 黒胡椒:少しスパイシーになり、焼き鳥(塩)との相性が抜群になります。
ストレートやロックも悪くありませんが、知多の本領は「食事を邪魔せず、むしろ引き立てる」という部分にあります。お刺身、天ぷら、出汁の効いた煮物。これらと一緒に楽しむなら、知多以上の選択肢はなかなか見つかりません。
サントリー知多の味や定価は?まずいという噂の真相とおすすめの飲み方を徹底解説!のまとめ
いかがでしたでしょうか。
サントリー 知多は、そのクリーンで軽やかな性格ゆえに、時に「物足りない」と評されることもあります。しかし、それは裏を返せば、どんな食事にも寄り添い、ウイスキー初心者でも飲み疲れしない「優しさ」を持っているということです。
- 味: 軽やかでバニラのような甘み、雑味のないクリーンな後味。
- 定価: 2024年の改定で700ml・6,000円に。ただしミニボトルなら気軽に試せる。
- 噂の真相: 「まずい」のではなく「非常にライト」。飲み方次第で評価が激変する。
- 飲み方: 絶対に「ハイボール」がおすすめ。和食のお供に最適。
もしあなたが「今日はちょっと贅沢に、美味しい和食と一緒にウイスキーを楽しみたい」と思っているなら、知多は間違いなく最高の相棒になってくれます。
山崎や白州がなかなか手に入らない今だからこそ、あえてこの「シングルグレーン」の奥深さに触れてみるのはいかがでしょうか。グラスの中で弾ける爽やかな風を、ぜひご自身で体感してみてくださいね。

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