「手軽にタンパク質を補給したいけれど、余計な脂質やカロリーは摂りたくない……」
ダイエット中やトレーニングに励む方にとって、プロテインバー選びは意外と難しいものです。コンビニやドラッグストアの棚に並ぶキラキラしたパッケージの裏面を見て、「タンパク質は多いけど、脂質も10g以上あるのか」とガッカリした経験はありませんか?
実は、市販されているプロテインバーの中には、お菓子感覚で食べられる一方で「脂質の塊」に近い商品も少なくありません。せっかく運動しても、脂質を摂りすぎてしまっては本末転倒ですよね。
そこで今回は、ダイエットを加速させる「脂質が少ないプロテインバー」に焦点を絞り、選び方のコツから本当におすすめできる商品まで、詳しくお伝えしていきます。
なぜプロテインバーの「脂質」をチェックすべきなのか
プロテインバー選びで最も重要なのは、タンパク質量だけではありません。それ以上に「脂質」がダイエットの成否を分けるといっても過言ではないのです。
脂質はタンパク質の2倍以上のカロリーがある
栄養学の基本として、タンパク質と糖質は1gあたり約4kcalですが、脂質は1gあたり約9kcalもあります。つまり、脂質が少し増えるだけで、全体のカロリーは一気に跳ね上がってしまうのです。
例えば、タンパク質が20g入っていても、脂質が15g含まれているバーは、それだけで200〜250kcalを超えてしまいます。これはおにぎり1個分以上のカロリーです。間食として食べるには少し重すぎる数字ですよね。
チョコレートコーティングの罠
多くのプロテインバーがおいしさを出すために、チョコレートやナッツを使用しています。これらは脂質の宝庫です。特にお菓子メーカーが作る「チョコバータイプ」は、準チョコレートが主成分となっていることが多く、ダイエット食というよりは「タンパク質が多めのお菓子」と捉えるべき商品も存在します。
脂質制限(ローファット)ダイエットとの相性
現在主流となっているダイエット法の一つに、脂質の摂取量を抑える「ローファットダイエット」があります。この手法を取り入れている場合、1日の脂質摂取量を40g〜50g程度に抑える必要があります。もし間食のプロテインバーで15gも脂質を摂ってしまうと、肝心の食事で脂質を削らなければならず、食生活の満足度が下がってしまいます。
失敗しない!低脂質なプロテインバーの選び方
具体的にどのような基準で選べば「低脂質」と言えるのでしょうか。ここでは、購入前に必ずチェックしてほしい3つのポイントを解説します。
脂質は「5g以下」をひとつの基準にする
ダイエット目的で選ぶなら、脂質は1桁、できれば「5g以下」の商品を探しましょう。
- 5g以下:超優秀。減量期の強い味方です。
- 5g〜8g:優秀。日常的な間食として許容範囲です。
- 10g以上:要注意。バルクアップ(増量)中なら良いですが、ダイエット中には不向きです。
形状(タイプ)で見極める
パッケージを見なくても、中身のタイプである程度脂質の量を推測できます。
- ササミ・ソーセージ系:ほぼ脂質ゼロに近いものが多く、最強の低脂質バーです。
- グラノーラ系:大豆パフやドライフルーツがメインで、チョコの使用量が少ないため低脂質です。
- ベイクドチョコ系:焼きチョコタイプは、コーティングタイプよりも脂質が抑えられている傾向にあります。
タンパク質効率を確認する
脂質が少なくても、タンパク質が5g程度しか入っていないのではプロテインバーとしての意味がありません。
「タンパク質15g以上、かつ脂質5g以下」というバランスの商品を見つけたら、それは迷わず「買い」の神アイテムです。
脂質が少ないプロテインバーおすすめ10選
ここからは、実際にドラッグストアやネット通販で購入できる、脂質控えめな優秀プロテインバーを紹介していきます。
1. 究極の低脂質を求めるなら「ささみバー」
甘いものを求めていないのであれば、肉をベースにしたバーが最強です。PROFITささみプロテインバーは、1袋に2本入っており、タンパク質を22gも確保しながら脂質はわずか1g前後。保存料も使われておらず、食事の代わりとしても非常に優秀です。
2. コンビニで買える低脂質筆頭「グラノーラタイプ」
森永製菓のinバープロテイン グラノーラは、驚異の低脂質を誇る定番商品です。1本あたりの脂質は約0.7g〜1.5g程度。ドライフルーツの甘みとザクザクした食感があり、おやつ感覚で食べられるのが魅力です。
3. 本気で絞りたい人のための「SIXPACK」
バズーカ岡田氏監修のSIXPACK 低脂質プロテインバーは、その名の通り低脂質に特化した設計です。脂質を数グラムに抑えつつ、タンパク質を20g摂取できるため、ボディビルなどの競技者からも支持されています。
4. 焼きチョコで満足感を維持「ベイクドビター」
チョコ系が食べたいけれど脂質は抑えたい、という欲求に応えるのがinバープロテイン ベイクドビターです。焼きチョコタイプなので手で溶けにくく、脂質も8g前後にコントロールされています。糖質も抑えめなのが嬉しいポイント。
5. ザクザク食感の「プロテインブラック」
アサヒグループ食品の1本満足バー プロテインブラックは、ビターチョコを使用しており、通常のプロテインバーよりも脂質と糖質が配慮されています。食べ応えが非常に強く、1本でかなり満腹感が得られます。
6. 大豆の力でヘルシーに「ソイジョイ ピーナッツ」
SOYJOYシリーズは、厳密にはプロテインバーではありませんが、低GI食品として優秀です。特にピーナッツやアーモンドなどは、良質な脂質を含みつつ、糖質を抑えることができます。脂質の「質」にこだわりたい方におすすめです。
7. 植物性タンパク質でスッキリ「ブルボン ウィングラム」
ブルボン プロテインバーは、クッキー生地のような食感で食べやすく、脂質バランスも比較的安定しています。カカオの風味がしっかりしており、仕事中のコーヒーのお供に最適です。
8. 驚きの軽さ「inバー プロテイン ウェファー」
inバープロテイン ウェファーバニラは、ウエハースタイプで非常に軽い食感です。チョコバーに比べると脂質が抑えられており、サクサクと軽くタンパク質を補給したい時に重宝します。
9. 高機能な「ザバス プロテインバー」
プロテインの王道ブランドが展開するザバス プロテインバーは、ビタミン類も豊富に配合されています。脂質も10g以下に抑えられており、トレーニング前後の栄養補給として計算しやすい設計です。
10. 海外通販で人気の「クエストバー」
少し入手難易度は上がりますが、Quest Nutrition プロテインバーは世界中のダイエッターに愛されています。食物繊維が豊富で、脂質と糖質を極限まで削りつつ、ブラウニーのような濃厚な味わいが楽しめます。
ダイエット中のプロテインバー活用テクニック
低脂質な商品を選んでも、食べ方を間違えるとダイエット効果は半減してしまいます。賢く取り入れるためのコツをご紹介します。
「おやつ」ではなく「置き換え」か「補食」
プロテインバーを、3食しっかり食べた後の「デザート」にしてはいけません。
- 朝食がパンだけでタンパク質が足りない時にプラスする
- 夕食後のドカ食いを防ぐために、夕方の空腹時に食べるこのように、不足しているタンパク質を補う、あるいは次の食事の量を減らすための「戦略的間食」として活用しましょう。
水分を多めに摂る
プロテインバーに含まれるタンパク質や食物繊維は、水分を吸収して膨らむ性質があります。コップ1杯の水やブラックコーヒーと一緒にゆっくり食べることで、少量でも高い満腹感を得ることができます。
夜食にするなら「ささみ系」
どうしても夜中にお腹が空いてしまった時は、チョコ系ではなくささみプロテインバーを選んでください。脂質が極めて低いため、寝る前に食べても脂肪として蓄積されにくく、筋肉の修復に役立ってくれます。
まとめ:脂質が少ないプロテインバーを味方につけよう
いかがでしたでしょうか。
プロテインバーは非常に便利なアイテムですが、選び方一つで「ダイエットの味方」にも「太る原因」にもなります。まずはパッケージの裏を見る習慣をつけ、脂質が5g以下、あるいは1桁に抑えられているかをチェックしてみてください。
甘いものが欲しい時はinバープロテイン グラノーラ、しっかりタンパク質を補給したい時はPROFITささみプロテインバーなど、シーンに合わせて使い分けるのが成功の秘訣です。
賢く「脂質が少ないプロテインバー」を選んで、ストレスなく理想の体を手に入れましょう!

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