「最近、お菓子を食べるくらいなら健康のためにプロテインバーにしよう!」と、毎日手に取っている方も多いのではないでしょうか。コンビニやスーパーで手軽に買えるようになり、もはや「健康意識が高い人の定番おやつ」ですよね。
でも、ふと疑問に思うことはありませんか?「これ、毎日食べ続けて本当に大丈夫なのかな?」「なんだか最近、逆に体が重くなった気がする……」といった不安です。
結論からお伝えすると、プロテインバーを毎日食べること自体は決して「悪」ではありません。ただし、食べ方や選び方を間違えると、美容や健康のために食べているつもりが、逆効果になってしまうリスクも潜んでいます。
今回は、プロテインバーを毎日食べる習慣がある方に向けて、体に及ぼす影響やデメリット、そして太る原因について深掘りしていきます。賢く活用して、理想の体に近づくためのヒントを見つけていきましょう。
プロテインバーを毎日食べることで得られるメリットとは
まずは、プロテインバーを日々の習慣に取り入れるポジティブな側面を見ていきましょう。現代人は慢性的な「たんぱく質不足」と言われており、特に忙しい朝や午後の仕事中には心強い味方になります。
- 手軽にたんぱく質をチャージできるプロテインを粉からシェイカーで作る手間が一切ありません。デスクワーク中や移動中でも、片手でサッと食べられるのは最大の利点です。1本で10gから20g程度のたんぱく質を摂取できるため、食事で足りない分を補うには非常に効率的です。
- 「食べた」という満足感が高い粉末のプロテインは液体なので、飲み干すとすぐにお腹が空いてしまうことがあります。一方で、プロテインバーにはザクザクしたパフやナッツ、食べ応えのあるキャラメルなどが含まれており、しっかり噛むことで満腹中枢が刺激されます。ダイエット中の「口寂しさ」を紛らわせるには最適です。
- ビタミンやミネラルも一緒に摂れる多くの製品には、たんぱく質の代謝を助けるビタミンB群や、女性に不足しがちな鉄分などが配合されています。単なるお菓子を食べるよりも、トータルでの栄養密度が高いのは間違いありません。
毎日食べる際に注意したい「体に悪い」と言われる3つの理由
良い面がある一方で、なぜ「毎日食べるのは体に悪い」という声が上がるのでしょうか。そこには、市販されているプロテインバーならではの「落とし穴」があるからです。
1. 添加物や人工甘味料の影響
プロテインバーを美味しく、かつ長期保存できるようにするために、多くの製品には香料、乳化剤、保存料などが使われています。また、カロリーを抑えるために「スクラロース」や「アセスルファムK」といった人工甘味料が使用されていることも多いです。
これらは国の基準内で使用されていますが、毎日、長期間にわたって摂取し続けると、人によっては腸内環境を乱す原因になることがあります。「プロテインバーを食べ始めてから、なんだかお腹が張るようになった」と感じる方は、これらの成分が影響しているかもしれません。
2. 脂質と糖質の含有量が意外と高い
ここが最も注意すべきポイントです。プロテインバーは、あくまで「栄養補助食品」であり、お菓子としての側面も持っています。特にチョコレートコーティングされているタイプは、脂質が10gを超えていることも珍しくありません。
「高たんぱく」という言葉に安心しがちですが、裏面の成分表を見ると、脂質や炭水化物の量が一般的なチョコレート菓子と大差ないケースもあります。これを「体に良いから」と食事にプラスして毎日食べていれば、脂質過多になるのは当然の結果と言えます。
3. 内臓(肝臓・腎臓)への負担
たんぱく質は、体内で分解される際にアンモニアを生成し、それを肝臓や腎臓で処理して尿として排出します。プロテインバー、プロテインパウダー、さらには肉や魚……と、過剰にたんぱく質を摂取しすぎると、これらの臓器は休む暇がなくなってしまいます。
特に水分摂取が少ない状態で高たんぱくな食生活を続けると、内臓に大きなストレスがかかるため、適量を守ることが非常に重要です。
せっかく食べているのに「太る原因」になってしまうパターン
「ダイエットのためにプロテインバーを食べているのに、なぜか体重が増えた」という悩み。実は、これには明確な理由があります。
- 「食事+プロテインバー」の習慣最も多い失敗が、いつもの食事量は変えずに、デザート感覚でプロテインバーを追加してしまうパターンです。プロテインバー1本は約200kcal前後あります。これは、おにぎり1個分や、お茶碗一杯弱のご飯と同じくらいのエネルギーです。毎日プラスアルファで食べていれば、1ヶ月でかなりのカロリーオーバーになります。
- 「健康的なイメージ」による食べ過ぎ「たんぱく質だから太らない」という思い込みは危険です。体内でエネルギーとして消費されなかったたんぱく質も、最終的には脂肪として蓄えられます。また、前述した通り、美味しさを追求したバーは糖質もたっぷり含まれているため、血糖値を急上昇させ、脂肪を溜め込みやすい状態を作ってしまいます。
- 選んでいる種類が目的に合っていない増量を目的としたバルクアップ用のバーと、減量を目的とした低糖質のバーでは、成分が全く異なります。自分の目的を確認せずに「売れているから」という理由で選ぶと、知らないうちに余計なカロリーを摂取することになります。
毎日食べても安心なプロテインバーの正しい選び方
健康を守りつつ、理想の体型を維持するためには、製品選びがすべてと言っても過言ではありません。以下のポイントをチェックして選ぶようにしましょう。
- たんぱく質含有量と脂質のバランスを見るたんぱく質が15g以上含まれているものを選びましょう。同時に、脂質はできるだけ10g以下に抑えられているものが理想的です。脂質が高いものは、それだけ植物油脂やショートニングが多用されている可能性が高いからです。
- 炭水化物(糖質)の量を確認するダイエット中であれば、糖質が10g前後に抑えられた低糖質タイプがおすすめです。原材料の先頭(最も多く含まれる成分)に「砂糖」や「水飴」が来ているものは、お菓子に近いと考えたほうが良いでしょう。
- 原材料がシンプルなものを選ぶ最近では、添加物を最小限に抑えたオーガニックなプロテインバーも増えています。裏面のラベルを見て、聞き慣れないカタカナの成分が並びすぎていないものを選ぶのが、長期的な健康を考える上でのコツです。
- プロテインの種類で選ぶトレーニング後なら吸収の早いホエイプロテイン、ダイエット中の間食なら腹持ちの良いソイプロテイン(大豆たんぱく)を主成分としたものが向いています。自分のライフスタイルに合わせて使い分けるのが正解です。
もし、どれを選べばいいか迷ったら、まずは定番のinバー プロテインシリーズや、海外製でも評価の高いクエストニュートリション プロテインバーなどをチェックして、成分を比較してみるのが良いでしょう。
プロテインバーを毎日の習慣にするためのベストなタイミング
「いつ食べるか」も、効果を左右する重要な要素です。毎日食べるなら、以下のタイミングを意識してみてください。
- 忙しい朝の「朝食代わり」として朝は体内の栄養が枯渇しています。時間がなくて朝食を抜いてしまうくらいなら、プロテインバーでたんぱく質を補給するほうが、代謝が上がりやすく太りにくい体を作れます。この場合は、炭水化物もある程度含まれているものを選び、エネルギーをチャージしましょう。
- 午後3時の「賢い間食」として仕事中に小腹が空いたとき、菓子パンやクッキーを食べる代わりにプロテインバーを選びます。これだけで、無駄な糖質摂取を抑えつつ、夕食までの空腹感をコントロールできます。
- トレーニング前後の「エネルギー・補修」として運動の1〜2時間前に食べればエネルギー源に、運動後なら傷ついた筋肉の修復を助けてくれます。運動後の場合は、特にたんぱく質含有量が高いものを選んでください。
逆に、寝る直前に食べるのはおすすめしません。脂質が含まれているため消化に時間がかかり、睡眠の質を下げたり、脂肪として蓄積されやすくなったりするからです。
自然な食事とのバランスをどう取るべきか
プロテインバーは非常に便利ですが、あくまでも「補助」であることを忘れてはいけません。毎日食べて良いとはいえ、食事のすべてをこれに置き換えるのはNGです。
リアルフード(肉、魚、卵、大豆製品など)には、プロテインバーには含まれない微量栄養素や酵素、そして食物繊維が豊富に含まれています。また、「噛んで飲み込む」という自然な食事プロセスは、消化器官を健康に保つためにも不可欠です。
例えば、朝食は卵とトースト、昼食は焼き魚定食、そしてどうしても忙しい午後の間食にだけプロテインバーを取り入れる。このように、1日の食事のリズムの中にアクセントとして組み込むのが、最も健康的で継続しやすい方法です。
もし、特定のブランド、例えば一本満足バー プロテインなどが気に入っている場合でも、味を変えたり、時にはビーレジェンド プロテインのようなドリンクタイプと併用したりすることで、栄養の偏りを防ぐことができます。
まとめ:プロテインバーを毎日食べると体に悪い?デメリットや太る原因、正しい選び方を解説
プロテインバーは、私たちの忙しい生活を支えてくれる素晴らしいツールです。毎日食べることが、即座に健康を損なうわけではありません。しかし、その「便利さ」と「美味しさ」の裏側にある脂質や添加物、カロリーの存在を無視してしまうと、思わぬ体調不良や体重増加を招いてしまいます。
大切なのは、「なぜ自分は今、これを食べているのか?」という目的意識を持つことです。
- お菓子を食べる代わりに、少しでもたんぱく質を摂りたいのか。
- 筋肉を大きくするために、食事の合間に補給したいのか。
- 忙しすぎて食事が摂れない時の、緊急避難的な代用なのか。
この目的が明確になれば、自ずと選ぶべき製品や、食べるべきタイミングが見えてくるはずです。
成分表示を確認し、脂質や糖質の摂りすぎに注意しながら、賢くプロテインバーと付き合っていきましょう。正しく選べば、それはあなたの健康と理想の体作りを強力にバックアップしてくれる、最高のパートナーになってくれるはずです。
もし、もっと手軽にたんぱく質を摂りたいなら、ザバス プロテインバーなどを試しながら、自分にとっての「ベストな一本」を探してみてくださいね。

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