宮城県が誇る名湯、鳴子温泉。色とりどりの泉質を楽しめる温泉郷として有名ですが、実は「食」のレベルもめちゃくちゃ高いことをご存じでしょうか?
せっかく旅行に来たのなら、お腹も心も満たされる最高のランチに出会いたいですよね。でも、いざ現地に行ってみると「どこも美味しそうで選べない!」「定休日で閉まってた…」なんて失敗もしがちです。
そこで今回は、鳴子温泉を愛してやまない筆者が、地元の方からも太鼓判を押されている絶品ランチスポットを厳選してご紹介します。伝統の郷土料理から、隠れ家のようなお洒落カフェまで。この記事を読めば、あなたの旅の1ページを彩る最高の一軒が必ず見つかるはずですよ。
鳴子温泉駅周辺で絶対に外せない王道ランチ
まずは、電車でも車でもアクセス抜群な鳴子温泉駅周辺のエリアから見ていきましょう。温泉街の情緒を感じながら楽しめるお店が揃っています。
ゑがほ食堂:駅チカで味わう「山菜ときのこ」の滋味
鳴子温泉駅を出てすぐ、徒歩1分という好立地にあるのが「ゑがほ食堂」です。ここはまさに、鳴子観光の玄関口とも言える定番中の定番。
ここの名物は、なんといっても地元の山菜やきのこをこれでもかと盛り付けた「山菜きのこそば」です。お出汁の優しい香りが鼻を抜け、一口食べれば旅の疲れがスッと癒えていくような感覚になります。
もうひとつの隠れた人気メニューが「温玉カレー」。鳴子の源泉で作られたプルプルの温泉卵が、スパイシーなカレーをまろやかに包み込んでくれます。一人でも入りやすい雰囲気なので、ソロ旅のランチにもおすすめですよ。
たかはし亭:明治の息吹を感じる古民家レストラン
「せっかくなら鳴子らしい雰囲気を満喫したい」という方には、明治時代の建物を移築した「たかはし亭」がぴったりです。元は呉服店だったというその建物は、一歩足を踏み入れるだけでタイムスリップしたような気分にさせてくれます。
ここで食べてほしいのが、鳴子の郷土料理をアレンジした「鳴子焼おくずがけ」です。とろみのついた温かいお汁に、野菜や豆麩がたっぷり。体に染み渡るような優しいお味で、特に寒い季節には最高のご馳走になります。
窓から見える美しい庭園を眺めながら、ゆったりとした時間の流れを楽しんでください。
銀の匙:温泉街で愛され続ける本格洋食の香り
「お昼はそばやうどんもいいけれど、しっかりお肉やソースの味を楽しみたい」そんな気分のときは「銀の匙(ぎんのさじ)」へ足を運んでみてください。ここは、地元の方も特別な日に通う本格的な洋食店です。
特に人気なのが、じっくり煮込まれたデミグラスソースが絶品のビーフシチューやハンバーグ。家庭ではなかなか出せない深いコクと、お肉の柔らかさに驚くはずです。
デミグラスソースなどの市販品では決して味わえない、プロの技術が詰まった一皿をぜひ堪能してください。レトロで落ち着いた店内は、大人のデートランチにも最適です。
知る人ぞ知る!鳴子のブランド米「ゆきむすび」を食す
鳴子温泉には、知る人ぞ知る幻のお米が存在します。それが、冷涼な気候を活かして育てられた「ゆきむすび」です。
むすびや:お米の概念が変わる!?もちもちの絶品おむすび
この「ゆきむすび」の美味しさをダイレクトに味わえるのが、おむすび専門店の「むすびや」です。ここのおむすびを食べると、「お米ってこんなに甘くて、もちもちしてるの?」と衝撃を受けるはず。
冷めても美味しいのがゆきむすびの特徴ですが、お店で握りたてをいただくのはまた格別。具材も地元の味噌や梅干しなど、お米の味を引き立てるものばかりです。
ドライブのお供にテイクアウトするのも良いですが、ぜひその場で、お米一粒一粒の輝きを感じてみてください。
さとのわ光種:川渡温泉の空気と楽しむ滋味豊かな定食
少し足を伸ばして川渡温泉エリアへ行けるなら、「さとのわ光種(りしゅー)」は外せません。こちらは自家栽培の野菜をふんだんに使った、心と体に優しい料理を提供してくれるお店です。
一番の人気は「レンコンまんじゅう定食」。外はカリッ、中はモチッとした食感のレンコンまんじゅうに、季節の副菜が美しく並びます。
一口食べるごとに、体が喜んでいるのがわかるような、清らかな美味しさ。丁寧な暮らしをそのまま形にしたようなランチで、日々の忙しさを忘れてリフレッシュできます。
昭和レトロに浸る。喫茶店&スイーツランチ
鳴子温泉街には、時が止まったかのような懐かしい喫茶店も点在しています。
コーヒーハウス純:ナポリタンとコーヒーで至福のひととき
昭和レトロな雰囲気が好きな方にはたまらないのが「コーヒーハウス純」です。ここのおすすめは、昔ながらの「ナポリタン」。太めの麺にケチャップソースがしっかり絡んだ、あの安心する味です。
ランチを食べた後は、丁寧に淹れられたコーヒーで一服。窓の外を通る下駄の音を聞きながら過ごす時間は、何物にも代えがたい贅沢です。
コーヒー豆を自分で挽くのも楽しいですが、やはりマスターが淹れてくれる一杯には、長年愛されてきたお店にしかない「深み」があります。
餅処 深瀬:名物「栗だんご」をランチ代わりに!?
「お昼は軽めに済ませて、甘いものをたっぷり食べたい!」という方におすすめなのが「餅処 深瀬」です。鳴子土産の代名詞とも言える「栗だんご」の本家本元。
大きな栗が丸ごと一粒入ったお団子に、とろ〜り甘じょっぱい醤油あんがたっぷり。イートインスペースで、出来立てのアツアツをいただくことができます。
これだけで結構ボリュームがあるので、軽めのランチとして利用する観光客も多いんですよ。ただし、人気店なので午後には売り切れてしまうことも。早めの訪問が鉄則です。
鳴子温泉ランチを120%楽しむためのポイント
最高のランチに出会うためには、いくつか気をつけておきたいことがあります。
営業日と時間の確認は必須!
鳴子温泉のお店は、個人経営のところが多いため、定休日が不定休だったり、材料がなくなり次第終了してしまったりすることがあります。
特に平日はお休みのお店も多いので、事前に電話で確認するか、予備の候補をいくつか持っておくと安心です。
駐車場は「駅前」を賢く利用
温泉街の細い路地にあるお店は、専用駐車場がないことも珍しくありません。無理に路駐せず、鳴子温泉駅前にある30分無料の駐車場や、周辺の公共駐車場を利用しましょう。
歩いて回ることで、新しいお土産屋さんや可愛らしいこけしに出会えるかもしれませんよ。
「温泉卵」トッピングを見逃さないで
鳴子のランチメニューを見ていると、頻繁に「温玉」という言葉が出てきます。これは、温泉の熱を利用して作られた本物の温泉卵。
そばに乗せても、カレーに乗せても、ご飯に乗せても絶品です。ぜひ、鳴子の恵みをランチにプラスしてみてください。
鳴子温泉ランチ決定版!地元民おすすめの人気店から穴場まで厳選10選
いかがでしたでしょうか。鳴子温泉には、ただお腹を満たすだけではない、物語の詰まった美味しいランチがたくさんあります。
古民家で伝統の味に触れるもよし、最新のブランド米に感動するもよし、レトロな喫茶店で旅の思い出に浸るもよし。どの店を選んでも、鳴子の温かいおもてなしの心を感じることができるはずです。
ガイドブックを片手に散策するのも楽しいですが、この記事を参考に、自分だけのお気に入りのお店を見つけていただけたら嬉しいです。
美味しいランチでお腹を満たした後は、またゆっくりと湯巡りを楽しんでくださいね。鳴子温泉の豊かなお湯と、美味しい食事が、あなたの旅を最高のものにしてくれることを願っています!

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