「今日の献立、あと一品どうしよう?」と悩んだとき、冷蔵庫にあると心強いのが油揚げですよね。でも、スーパーの棚に並んでいる油揚げ、いつも適当に一番安いのを手に取っていませんか?
実は、油揚げの世界は私たちが想像する以上に奥が深いんです。選び方ひとつで、お味噌汁のコクが劇的に変わったり、メインディッシュ級の主役になったりします。
今回は、日々の食卓を格上げしてくれる「本当に美味しい油揚げ」の選び方から、お取り寄せしてでも食べたい逸品、そして最後まで美味しく使い切るためのプロの保存術まで、たっぷりとお伝えします!
そもそも「美味しい油揚げ」ってどう選ぶの?
油揚げと一口に言っても、薄くてパリッとしたものから、厚みがあってジューシーなものまで様々です。美味しいものを見極めるには、いくつかチェックしたいポイントがあります。
1. 「手揚げ」や「浮かし揚げ」と書かれたものを選ぶ
大量生産の油揚げは、機械でプレスしながら揚げることが多いのですが、美味しい油揚げの代名詞といえば「手揚げ」です。低温と高温の油を使い分け、職人が一枚ずつ丁寧に揚げたものは、中に空気をたっぷり含んでいます。この「気泡」こそが、出汁をじゅわっと吸い込む秘訣なんです。
2. 原材料の「油」に注目する
油揚げの味を左右するのは、実は豆腐以上に「油」だったりします。良質な菜種油や米油を使っているものは、袋を開けたときの香りが違います。油特有のしつこさがなく、そのまま焼くだけで大豆の甘みが引き立つのです。
3. 料理に合わせて「厚み」を使い分ける
お味噌汁や炊き込みご飯には、出汁をよく吸う薄手のタイプ。一方で、ステーキのように焼いて食べるなら、中身が詰まった厚手のタイプがおすすめです。用途に合ったものを選ぶだけで、いつもの料理が格段に美味しくなりますよ。
一度は食べてほしい!美味しい油揚げおすすめ10選
ここからは、全国の数ある油揚げの中から、特に評価の高い逸品や個性豊かなおすすめをご紹介します。
1. 栃尾の油揚げ(新潟県)
「これが油揚げ!?」と驚くほどの厚みが特徴です。新潟県長岡市の名産で、通常の3倍はあるボリュームは圧巻。外はカリッと、中はまるで豆腐のようなふっくら感を残しています。
栃尾の油揚げ2. 松山あげ(愛媛県)
「常温で保存できる」という魔法のような油揚げです。水分を極限まで飛ばしているため、食感はサクサク。これをお味噌汁に入れると、一瞬でとろけるような独特の食感に変わります。コク深い味わいがたまりません。
松山あげ3. 南関あげ(熊本県)
こちらも乾燥タイプですが、松山あげよりもさらにパリパリとした質感が特徴。煮物に入れると、出汁をたっぷりと吸い込んで、まるでお餅のようなモチモチ食感に変化します。
南関あげ4. 太子食品 豆の蔵 手揚げ
スーパーでも見かけることがある本格派です。豆腐本来の味を活かした製法で、きめ細やかな質感が特徴。どんな料理にも合う万能選手です。
太子食品 油揚げ5. 相模屋 おだしがしみた油揚げ
「油抜き不要」でそのまま使える便利さが人気です。あらかじめ味が馴染みやすいように工夫されており、時短料理の強い味方。ふっくらとした食感もしっかりキープされています。
相模屋 油揚げ6. 九条ねぎが入った油揚げ
京都のブランド野菜「九条ねぎ」を中に練り込んだり、セットにしたりしているタイプ。焼いて醤油を垂らすだけで、立派なおつまみが完成します。
九条ねぎ 油揚げ7. 大判サイズのジャンボ油揚げ
家族が多い家庭や、メインおかずとして使いたい時に重宝します。中にお肉を詰めたり、ピザ台代わりにしたりと、アレンジの幅が広がります。
ジャンボ油揚げ8. 昔ながらの地釜揚げ
効率よりも味を優先し、昔ながらの地釜でじっくり揚げられたタイプ。大豆の濃い香りが鼻に抜け、スーパーの安価なものとは一線を画す風味があります。
地釜揚げ 油揚げ9. 遺伝子組み換えなしの国産大豆100%使用
健康志向の方には、原材料にこだわった一枚を。雑味のないクリアな味わいで、シンプルにお浸しなどに使うとその差がはっきりとわかります。
国産大豆 油揚げ10. 刻み済み油揚げ(バラ凍結タイプ)
「美味しさ」と「利便性」を両立したのがこちら。包丁を使わず、凍ったままお鍋に投入できる手軽さは、一度使うと手放せなくなります。
冷凍 刻み油揚げ劇的に変わる!油揚げを美味しくする調理のコツ
せっかく美味しい油揚げを手に入れたなら、そのポテンシャルを最大限に引き出しましょう。
「油抜き」はする?しない?
昔は「油抜きは絶対」と言われていましたが、最近の質の良い油揚げなら、必ずしも必要ではありません。
- した方がいい時: 煮物やいなり寿司。余分な油を除くことで、中までしっかりと味が染み込みます。
- しなくていい時: 焼いて食べる時や、お味噌汁。油そのもののコクが汁物に溶け出して美味しくなります。
パリッと仕上げる「焼き」の極意
フライパンを油を引かずに熱し、強めの中火で両面を焼き上げます。ポイントは「触りすぎないこと」。表面がキツネ色になり、菜箸で叩いた時に「コンコン」と乾いた音がすれば、中まで熱々でカリッとした状態に仕上がります。
知らなきゃ損!風味を守るための保存術
油揚げは油を含んでいるため、酸化しやすく意外とデリケート。正しく保存すれば、いつでも「美味しい」状態で使えます。
冷蔵なら「密閉」が基本
パックを開けたら、一枚ずつラップで包んでジップ付きの袋に入れましょう。空気に触れる時間を短くするのが、酸化を防ぐコツです。
長持ちさせたいなら「冷凍」一択
実は油揚げは冷凍保存にとても向いている食材です。
- 使いやすい形(短冊切りなど)にカットする。
- 重ならないように冷凍バッグに入れる。
- 空気を抜いて冷凍庫へ。これだけで1ヶ月ほど持ちます。解凍不要で、凍ったままお味噌汁やお鍋に入れられるので、家事の効率もアップしますよ。
糖質オフの強い味方!ダイエットにも最適な油揚げ
美味しいだけでなく、油揚げはダイエッターの強い味方でもあります。豆腐を揚げているのでタンパク質が豊富で、糖質は驚くほど低いんです。
例えば、ピザが食べたくなったとき。生地を油揚げに変えるだけで、大幅に糖質をカットできます。ケチャップを塗り、チーズとピーマンを乗せてトースターで焼くだけ。これが驚くほど美味しいんです!「我慢するダイエット」ではなく「美味しく食べるダイエット」に、ぜひ油揚げを活用してみてください。
まとめ:美味しい油揚げで毎日の食卓を豊かに
油揚げは、主役にも脇役にもなれる万能な食材です。いつもより少しだけこだわって、職人の技が光る「手揚げ」や、全国のご当地揚げを選んでみるだけで、食事の時間がぐっと楽しくなります。
まずは、気になる一枚をお取り寄せして、シンプルに「焼き」で食べてみてください。きっと、今までの油揚げの概念が変わるはずです。
正しい選び方と保存のコツをマスターして、ぜひあなたのお気に入りの「美味しい油揚げ」を見つけてみてくださいね!

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