「今夜はガツンとビールに合うものが食べたい!」そう思ったとき、真っ先に浮かぶのが黄金色に輝く手羽先ではありませんか?パリッとした皮の食感、あふれ出す肉汁、そして指まで舐めたくなる秘伝のタレ……。シンプルだからこそ、お店のこだわりがダイレクトに伝わる奥深いグルメです。
でも、いざ食べに行こうとすると「結局どこが一番美味しいの?」「名古屋まで行かないとダメ?」なんて迷ってしまうこともありますよね。
そこで今回は、本場・名古屋が誇る伝説の老舗から、仕事帰りにふらっと立ち寄れる都内の名店まで、本当に美味しい手羽先の店を厳選してご紹介します。さらに、意外と知らないスマートな食べ方や、部位ごとの違いについても深掘りしていくので、この記事を読み終える頃にはあなたも立派な「手羽先通」になっているはずです!
手羽先の聖地・名古屋で絶対に外せない二大巨頭
手羽先を語る上で、名古屋のツートップを避けて通ることはできません。一つはスパイシーな刺激がクセになる「世界の山ちゃん」、もう一つは甘辛いタレの深みがたまらない元祖「風来坊」です。この2店、実は同じ手羽先でも全く個性が違うんです。
刺激の伝道師!世界の山ちゃんで「幻」を喰らう
名古屋を象徴する看板といえば、あの独特なキャラクター。世界の山ちゃんの看板メニュー世界の山ちゃん 幻の手羽先は、一口食べた瞬間にガツンとくるコショウの辛さが最大の特徴です。
山ちゃんの手羽先は「石づき」と呼ばれる先端部分が付いたまま揚げられているのがポイント。ここをポキッと折って、スパイシーな粉がたっぷりかかった身を頬張るのが醍醐味です。この刺激的な味付けが、キンキンに冷えた生ビールやハイボールをこれ以上ないほど美味しくしてくれます。濃いめの味付けが好きな方や、お酒をメインに楽しみたい夜には最高の相棒ですよ。
元祖の品格!風来坊で味わう究極の熟成タレ
一方、手羽先唐揚げの元祖として知られるのが風来坊です。こちらは山ちゃんとは対照的に、肉の旨みとタレの甘みをじっくり味わうスタイル。食べやすさを考慮して、あらかじめ先端の「石づき」がカットされているのが特徴です。
風来坊のこだわりは、二度揚げによる「外パリ・中ふわ」の食感。そこに4段階の工程を経て仕上げられる熟成タレが塗り込まれます。仕上げのゴマと塩コショウのバランスが絶妙で、辛すぎず甘すぎないその味は、小さなお子さんからお年寄りまで誰もが「美味しい!」と笑顔になれる安定感があります。食事として手羽先をじっくり楽しみたいなら、まずは風来坊を訪ねてみてください。
本場の味に負けない!東京都内で手羽先が自慢の名店
「名古屋まで行く時間がないけれど、本格的な手羽先が食べたい」という方もご安心を。東京にも、本場のエッセンスを取り入れつつ、独自の進化を遂げた美味しい手羽先の店がたくさんあります。
吉祥寺の誇り!鳥良が生み出す洗練された手羽先
都内を中心に展開する「鳥良」は、名古屋の手羽先文化を関東に広めた立役者の一つです。和の趣がある落ち着いた店内で提供される手羽先は、まさに大人のための逸品。
厳選された鶏肉を使用し、創業当時から守り続けられている秘伝のタレに漬け込まれた手羽先は、上品ながらもしっかりとしたコクがあります。辛さを「大辛・中辛・甘口」から選べるのも嬉しいポイント。デートや接待など、少し落ち着いた雰囲気で美味しい手羽先を囲みたいときにぴったりなお店です。
福岡発の刺客!とめ手羽の「串刺し」スタイル
手羽先といえば名古屋のイメージが強いですが、福岡発の「とめ手羽」も見逃せません。こちらの最大の特徴は、手羽先が真っ直ぐな状態で串に刺さっていること。
独自の調理法で揚げられた手羽先は、身がギュッと締まっていて、驚くほどジューシーです。看板メニューの「とめ手羽(塩味)」は、鶏本来の甘みを引き出す絶妙な塩加減で、何本でも食べられてしまう魔力があります。揚げたての熱々を串から外して豪快にかぶりつく瞬間は、まさに至福のひとときです。
圧倒的なコスパ!酔っ手羽とはねあげ
もっとカジュアルに、日常的に手羽先を楽しみたいなら「酔っ手羽(よってば)」や「はねあげ」がおすすめです。どちらもリーズナブルな価格設定ながら、手羽先へのこだわりは専門店そのもの。
特に「酔っ手羽」は、創業者が何百回もの試作を繰り返して完成させたタレが自慢。24時間営業の店舗もあり、深夜に突然「手羽先欲」が湧いてきたときの強い味方です。一方「はねあげ」は、ネオ酒場のような明るい雰囲気で、揚げたてのパリパリ手羽先を安価に提供しています。友人とワイワイ賑やかに過ごしたいときには最適の選択肢となるでしょう。
知っておくと自慢できる!手羽先をもっと美味しく食べる知識
美味しい店を知るだけでなく、手羽先そのものの知識を深めることで、いつもの一皿がさらに味わい深くなります。ここでは部位の違いや、スマートな食べ方についてお話しします。
手羽先・手羽中・手羽元の違いをマスター
メニューを見ていて「手羽中」や「手羽元」という言葉に遭遇することはありませんか?実はこれ、すべて翼の部分ですが特徴が異なります。
- 手羽先:翼の先端から肩に近い部分まで。ゼラチン質と脂身が豊富で、唐揚げにすると最も旨みが出る部位です。
- 手羽中:手羽先から先端の尖った部分を切り離した真ん中のパーツ。肉質が柔らかく、火が通りやすいため、食べやすさを重視する店でよく使われます。
- 手羽元:胴体に近い、一番太い部分。肉量が多く、フライドチキンのような満足感があります。
お店によってどの部位を使っているか、あるいは先端を残しているかどうかが異なるので、食べ比べてみるのも面白いですよ。
デートでも安心!骨をスルッと抜くスマートな食べ方
手羽先の唯一の難点は「食べるのが難しい」こと。でも、コツさえ掴めば、手を汚しすぎず綺麗に完食できるんです。
- まず、手羽先の両端を両手で持ちます。
- 関節部分をポキッと逆方向に折り曲げます。
- 太い骨と細い骨の2本が見えるので、太い方を指で持って、軽くひねりながら引き抜きます。
- 残った細い骨も同様に抜くと、目の前には肉だけの状態が!
この方法をマスターすれば、骨の周りの一番美味しい肉を逃さず、かつスマートに食べることができます。ぜひ次にお店に行ったときに試してみてくださいね。
2026年のトレンド!進化し続ける手羽先の世界
今、手羽先の世界には新しい波が押し寄せています。伝統的なタレや塩だけでなく、多様なニーズに応えるメニューが増えているんです。
変わり種フレーバーの台頭
最近の人気店では、チーズ、カレー、明太マヨ、ガーリックバターといった、多国籍な味付けの手羽先が登場しています。特にガーリック系のフレーバーは、スタミナをつけたいビジネスマンや若者の間で大人気。また、手羽先 明太子のように、中に具材を詰め込んだ「手羽先餃子」のバリエーションも増えており、もはや手羽先は「揚げ物」という枠を超えた創作料理へと進化しています。
ブランド鶏を使用したプレミアム路線の拡大
「安くて美味しい」というイメージの手羽先ですが、最近では名古屋コーチンや比内地鶏、阿波尾鶏といったブランド地鶏にこだわった高級店も注目を集めています。
地鶏ならではの強い弾力と、噛めば噛むほど溢れる濃い肉汁。これを職人が一本ずつ丁寧に炭火で焼き上げたり、最高級の油で揚げたりする一皿は、もはやご馳走。自分へのご褒美や、特別な日のディナーとして「プレミアムな手羽先」を選ぶ人も増えています。
失敗しない!美味しい手羽先の店の見分け方
最後に、数ある飲食店の中から「ここは当たりだ!」と確信できるお店選びのポイントを3つお伝えします。
- 「手羽先専門店」の看板を掲げている: 居酒屋のサイドメニューとして置いてある店よりも、やはり手羽先をメインに据えている店の方が、油の鮮度管理や揚げ時間の調整がシビアに行われています。
- 揚げたての提供を徹底している: 手羽先の命は、皮のパリパリ感。注文を受けてから揚げるスタイルを貫いているお店は、間違いなく美味しいです。
- タレへのプライドが感じられる: メニューに「秘伝のタレ」「創業以来の味」といった記載があり、その由来がしっかりしているお店は、味のブレが少なく信頼できます。
美味しい手羽先の店おすすめ15選!名古屋の名店から都内の人気店まで徹底比較
いかがでしたでしょうか。一口に手羽先と言っても、お店によってその表情は驚くほど多彩です。
スパイシーな刺激でストレスを吹き飛ばしたいときは「世界の山ちゃん」、大切な人と落ち着いて伝統の味を噛み締めたいときは「風来坊」や「鳥良」。そして、新しい味を求めて「とめ手羽」や進化系フレーバーに挑戦するのも、手羽先巡りの醍醐味です。
手羽先は、人と人との会話を弾ませる最高のコミュニケーションツールでもあります。骨を抜くのに苦戦しながら笑い合ったり、どちらの味が好みか議論したり……。そんな楽しい時間を、ぜひ今回ご紹介した名店で過ごしてみてください。
次にあなたが手羽先を頬張る瞬間が、最高に幸せなひとときになることを願っています。さあ、今夜はどのお店に足を運んでみますか?美味しい手羽先と冷たい飲み物が、あなたを待っていますよ!

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