「今日のランチはパパッと麺類で済ませよう」
そんな時、味の決め手になるのは間違いなく「麺つゆ」ですよね。でも、スーパーの棚に並ぶたくさんのボトルを前に、「どれを買っても同じでしょ?」なんて思っていませんか?実は、麺つゆ一つで、いつものそうめんやうどんが「まるでお店で食べる味」に激変するんです。
最近では、出汁の香りが際立つ本格派から、化学調味料を使わない無添加のもの、さらには煮物や炒め物までこれ一本で決まる万能タイプまで、驚くほど進化しています。
この記事では、数ある商品の中から本当に美味しい麺つゆを厳選してご紹介します。自分にぴったりの一本を見つける選び方のコツや、余らせがちなつゆを使い倒す裏技レシピまで、たっぷりお届けしますね。
失敗しない!美味しい麺つゆを選ぶ3つのポイント
まずは、自分好みの味に出会うためのチェックポイントを見ていきましょう。
一つ目は「ストレートか濃縮か」というタイプです。
お蕎麦やそうめんの「喉ごしと香り」を最大限に楽しみたいなら、ストレートタイプがおすすめ。メーカーが最高のバランスで調合しているので、薄める手間がなく、出汁の風味をダイレクトに感じられます。一方で、コスパを重視したり、料理の味付けにも使いたいなら濃縮タイプが便利。冷蔵庫のスペースも取らず、自分好みの濃さに調整できるのがメリットです。
二つ目は「出汁のベース」に注目すること。
関東風のキリッとした醤油のコクを楽しみたいなら「かつお節」ベース、関西風のまろやかで上品な味を求めるなら「昆布」や「煮干し」ベース、最近人気の深みと甘みが欲しいなら「あご(トビウオ)」だしを選んでみてください。
三つ目は「原材料」を確認すること。
「最近、後味がベタつくな……」と感じる方は、ぜひ砂糖や化学調味料ではなく、本醸造の醤油やみりん、砂糖だけで仕上げられた無添加のものを選んでみてください。後味が驚くほどスッキリしていて、素材の味が引き立ちますよ。
これを選べば間違いなし!美味しい麺つゆ厳選10選
それでは、ここからは口コミでも評価が高く、実際に使って納得した「本当に美味しい麺つゆ」を紹介していきます。
1. 料理の腕が上がったと錯覚する「創味のつゆ」
まずはこれ、創味のつゆです。
プロの料理人も愛用者が多いことで知られる、まさに「万能つゆ」の代名詞。吟味された鰹節、鯖節、煮干しから取った一番出汁がこれでもかというほど濃厚です。初めて使った時、その「味の濃さ」に驚くかもしれませんが、希釈しても香りが全く逃げません。麺類はもちろん、牛丼や肉じゃがに使えば、お店のような奥行きのある味に仕上がります。
2. 本物志向なら外せない「にんべん つゆの素ゴールド」
化学調味料無添加で、雑味のない味を求めるならにんべん つゆの素ゴールドがイチオシ。
鰹節の老舗「にんべん」が、本枯鰹節を贅沢に使って作ったプレミアムな一品です。特有の燻したような香ばしい香りと、醤油のまろやかな甘みが絶妙なバランス。お蕎麦を食べる時にこれを使うと、最後の一滴まで飲み干したくなるほどの上品さを味わえます。
3. 甘口派の心を掴んで離さない「唐船峡 めんつゆ」
鹿児島県の指宿で作られている唐船峡 めんつゆは、ファンが非常に多いことで有名です。
特徴はなんといっても、九州らしい「甘み」。でも、ただ甘いだけでなく、出汁の旨味がしっかり乗っているので、そうめんとの相性が抜群に良いんです。冷たく冷やした麺にこのつゆをたっぷり絡めて食べれば、夏バテ気味の時でもスルスルと箸が進みます。
4. 圧倒的な出汁の濃さに驚く「佐々長醸造 老舗の味 つゆ」
岩手県の老舗が作る佐々長醸造 老舗の味 つゆは、知る人ぞ知る名品です。
「これ、本当に麺つゆ?」と疑うほど、鰹節が大量に使われています。機械に頼らず職人が丁寧にアクを取りながら取った出汁は、驚くほど濃厚で芳醇。少しお値段は張りますが、自分へのご褒美や、特別な日のお蕎麦にぜひ試してほしい一本です。
5. 毎日の食卓の強い味方「ヤマキ めんつゆ」
スーパーで手軽に買える安心感と、確かな美味しさを両立しているのがヤマキ めんつゆです。
鰹節屋のプライドを感じる「削りたて」の香りが特徴で、キレのある後味がどんな料理にもマッチします。コスパが良いので、毎日の食事やお弁当作りにも惜しみなく使えるのが嬉しいポイント。2倍濃縮という使いやすさも魅力ですね。
6. そうめんのために生まれた「揖保乃糸 めんつゆ」
そうめんの王様、揖保乃糸を食べるなら、専用の揖保乃糸 めんつゆを一度は試してみてください。
ストレートタイプなので、開けてすぐに最高の状態で楽しめます。鰹節の香りが非常に強く、小麦の風味豊かなそうめんをしっかりと受け止めてくれます。揖保乃糸と一緒にギフトとして贈っても喜ばれる逸品です。
7. 安心・安全を追求した「にんべん 有機つゆの素」
お子さんがいるご家庭や、健康に気を使っている方に選ばれているのがにんべん 有機つゆの素。
有機JAS認定の醤油や砂糖を使用しており、素材の良さがストレートに伝わってきます。塩角が立たず、優しい甘みが広がるので、離乳食の味付けやお浸しなど、繊細な料理にも安心して使えます。
8. 秋田の万能調味料「味どうらくの里」
秋田県民の冷蔵庫には必ず入っていると言われる味どうらくの里。
厳密には「万能つゆ」なのですが、麺つゆとしてのポテンシャルが凄まじいです。5倍濃縮という濃さなので、ほんの少量で味が決まります。独特の甘みと旨味があり、鶏肉の照り焼きや、卵かけご飯の醤油代わりに使うと、もう元の生活には戻れないかもしれません。
9. 醤油の香りが際立つ「正金醤油 八方だし」
小豆島の職人魂が詰まった正金醤油 八方だしは、無添加にこだわる層から絶大な支持を得ています。
醤油本来のキリッとした風味が強く、それでいて出汁がしっかりと土台を支えている感じ。野菜の揚げ浸しや、冷奴にかけるだけでも、素材の味が何倍にも引き立ちます。後味がとにかく綺麗で、丁寧な生活をしている気分になれます。
10. オーガニック派の終着駅「光食品 有機めんつゆ」
究極のこだわりを求めるなら光食品 有機めんつゆ。
有機醤油、有機砂糖、有機みりんをベースに、自社で煮出した出汁を合わせています。化学調味料はもちろん、エキス類も一切不使用。自然な甘みと、スッと消えていくような後味の良さは、一度知ると他のつゆが重たく感じてしまうかもしれません。
余ったつゆを劇的に変える!味変&活用アイデア
「麺つゆを買ったはいいけれど、麺類ばかりだと飽きてしまう……」
そんな悩みも、ちょっとしたアイデアで解決します。実は麺つゆは、最高の「和風ベース調味料」。ここに少し「足す」だけで、全く別の料理に変身するんです。
まずは、お昼休みの麺料理を飽きさせない「ちょい足し味変」。
特におすすめなのが「ごま油とラー油」のコンビです。いつものつゆに入れるだけで、一気に中華風のつけ汁に早変わり。食欲をそそる香りで、箸が止まらなくなります。洋風にしたいなら「オリーブオイルと粗挽き黒こしょう」を。パスタ感覚でうどんやそうめんが楽しめますよ。
次に、麺つゆを使った「魔法の時短レシピ」。
一番の定番は「味付け玉子」です。ストレートの麺つゆ(濃縮なら希釈したもの)をジップロックに入れ、ゆで卵を数時間漬けるだけ。誰でも失敗なく、居酒屋レベルのおつまみが作れます。
また、炊き込みご飯も麺つゆ一本で解決。お米2合に対して麺つゆを大さじ3〜4杯入れ、あとは好きな具材を入れて炊くだけ。醤油やみりんの分量を測る手間が省けるのに、味がピタッと決まります。
さらに、鶏の唐揚げの下味にもぜひ使ってみてください。
麺つゆと生姜のすりおろしを揉み込んでおくと、お肉にしっかりと出汁の旨味が染み込み、冷めても美味しい和風唐揚げになります。お弁当のおかずに最高ですよ。
正しい保存方法で「美味しさ」を長持ちさせる
せっかく美味しい麺つゆを手に入れたなら、最後まで最高の状態で使い切りたいですよね。
注意したいのは、麺つゆは非常に「傷みやすい」ということ。特にストレートタイプは保存料が入っていないことが多いため、開封後は冷蔵庫に入れて3日〜1週間以内に使い切るのが理想です。
濃縮タイプはもう少し持ちますが、それでも1〜2ヶ月を目安にしましょう。もし使いきれない場合は、前述したように煮物や炒め物の調味料としてどんどん活用していくのが正解です。
また、ボトルの口に直接手が触れたり、薄める前のつゆに水が入ったりすると菌が繁殖しやすくなるので、清潔に扱うことも忘れずに。
美味しい麺つゆで毎日の食卓をもっと豊かに
いかがでしたか?
「たかが麺つゆ、されど麺つゆ」。
一本のボトルの中に、職人のこだわりや出汁の伝統がギュッと詰まっています。自分好みの美味しい麺つゆを見つけることは、毎日の食事の質をグッと引き上げる一番の近道かもしれません。
キリッとした辛口が好きか、まろやかな甘口が好きか。
コスパを重視するか、素材のピュアさを重視するか。
今回ご紹介した10選の中に、きっとあなたの「運命の一本」があるはずです。まずはいつもの麺料理で、その香りの違いを楽しんでみてください。そして、麺類だけでなく、煮物や隠し味にもどんどん活用して、料理の幅を広げてみてくださいね。
美味しい麺つゆがあるだけで、キッチンに立つのが少しだけ楽しみになる。そんな素敵な出会いがあることを願っています。

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