「埼玉って、実は隠れたスイーツ王国なんだよ」
そう言われて、ピンとくる方はどれくらいいるでしょうか。特にお出かけの合間にふと食べたくなる「ソフトクリーム」に関して言えば、埼玉県は全国に誇れる名店の宝庫なんです。
都心から車で1時間も走れば、そこには広大な牧場が広がり、絞りたての生乳を使った超濃厚なソフトクリームに出会えます。一方で、城下町の情緒あふれる川越や、活気ある街中には、醤油や豆乳、ハチミツといった個性が光る「変わり種」も勢揃い。
今回は、地元の人しか知らないような穴場から、SNSで話題の最新スポットまで、埼玉で絶対に食べてほしい絶品ソフトクリームを厳選してご紹介します。読み終わる頃には、きっとお出かけの準備を始めたくなっているはずですよ!
牧場直営の醍醐味!搾りたてミルクの濃厚ソフト4選
ソフトクリームといえば、やっぱり「ミルク感」が命ですよね。埼玉県内には、乳牛を育てている牧場が直営するショップがいくつもあります。ここでは、一口食べた瞬間に「あ、これ本物だ……」と感動してしまう、鮮度抜群のスポットをまとめました。
1. 秩父高原牧場(彩の国ふれあい牧場)「ミルクハウス」
標高約500メートルの高原に位置するこの場所は、まさに「天空の牧場」。ここで味わえるソフトクリームは、JAちちぶのブランド牛乳ちちぶ山麓牛乳を贅沢に使用した一品です。
とにかくテクスチャーが重厚で、ソフトクリームというより「冷たい生クリーム」を食べているようなリッチさ。目の前に広がる秩父の山々を眺めながら頬張る時間は、日頃の疲れを吹き飛ばしてくれます。例年5月下旬から6月にかけては「天空のポピー」が見頃を迎えるので、お花見ドライブとセットで訪れるのが最高に贅沢なコースです。
2. 榎本牧場(上尾市)
荒川サイクリングロードのすぐそばに位置し、サイクリストたちの「聖地」としても愛されているのが榎本牧場です。ここでは牛さんたちがのんびりと過ごす姿を間近で見ながらスイーツを楽しめます。
こちらの看板はジェラートですが、実はミルクソフトクリームのファンも非常に多いんです。後味が驚くほどスッキリしていて、運動した後の体にもスッと染み渡ります。ミニブタやウサギなどの小動物とも触れ合えるので、お子様連れのファミリーにもおすすめのスポットです。
3. 加藤牧場 Baffi(日高市)
日高市にある加藤牧場は、徹底した品質管理と「低温殺菌」へのこだわりで知られています。ここで絶対に食べてほしいのが、自家製の生ミルクキャラメルをたっぷりかけたソフトクリームです。
ミルク本来のピュアな甘みと、少しほろ苦いキャラメルソースが合わさると、もうスプーンが止まりません。牧場内ではチーズ作り体験なども行われており、まさに「乳製品のテーマパーク」。お土産に新鮮なチーズを買って帰るのも忘れないでくださいね。
4. 八木牧パークハウス(熊谷市)
「暑い街」として知られる熊谷で、涼を求めるならここ。八木牧パークハウスのソフトクリームは、非常にキメが細かく、口の中でスッと消えるような口溶けが特徴です。
ここは牛舎と販売スペースが絶妙に離れているため、牧場特有の香りが苦手な方でも安心して楽しめるのが嬉しいポイント。外のテラス席で風を感じながら、真っ白なソフトクリームを味わうひとときは、まさに至福です。
埼玉ならではの個性が光る!ご当地・変わり種ソフト4選
「普通のバニラじゃ物足りない」という欲張りなあなたには、埼玉の特産品を活かしたご当地ソフトがおすすめ。意外な組み合わせが、驚きの美味しさを生み出しています。
1. 醤遊王国(日高市・川越市)
「お醤油のソフトクリーム?」と驚くかもしれませんが、これが一度食べると病みつきになるんです。日高市に本店を構える弓削多醤油が提供するこのソフトは、まるで高級な塩キャラメルのような味わい。
醤油の塩味がミルクのコクを限界まで引き立てていて、甘じょっぱいバランスが絶妙です。蔵造りの街並みが美しい川越店でも味わえるので、食べ歩き観光のお供に最適。埼玉が誇る発酵文化を、ぜひスイーツで体験してみてください。
2. とうふ工房わたなべ(ときがわ町)
ときがわ町の清らかな水で作られるお豆腐が評判の「とうふ工房わたなべ」。こちらの豆乳ソフトクリームは、一口食べればその「豆腐感」に驚くはずです。
大豆の香りがしっかり鼻に抜け、甘さは控えめ。おからドーナツがトッピングされたタイプもあり、ヘルシーなのに満足感はばっちりです。健康を気にする方や、甘すぎるのが苦手な方にも自信を持っておすすめできる、大人のためのソフトクリームです。
3. 武州養蜂園(熊谷市ほか)
ハチミツ専門店の武州養蜂園が手がけるのは、まさに「ハチミツが主役」のソフトクリーム。ミルクのベースに、その時期おすすめのハチミツを練り込んだり、上からとろりとかけたり。
人工的な甘味料では出せない、花の香りと芳醇なコクが口いっぱいに広がります。ハチミツの酵素のおかげか、食べた後も喉が渇きにくく、みずみずしい余韻が残ります。店内には世界中から集められたはちみつが並んでいるので、好みの味を探すのも楽しいですよ。
4. 観光物産館さきたまテラス(行田市)
行田市の「さきたま古墳公園」内にあるこの施設では、埼玉県民のソウルドリンクわたぼく牛乳を使用したソフトクリームが食べられます。
パッケージを見ただけで懐かしさに悶絶する埼玉県民も多いはず。味はまさにあの「わたぼく」そのもので、濃厚ながらも毎日飲みたくなるような親しみやすい美味しさ。歴史ある古墳群を散策したあとの休憩に、ぜひ立ち寄ってみてください。
映える・遊べる・夜も楽しめる!最新&トレンドスポット
最近のソフトクリーム界隈は、味はもちろん「体験」や「見た目」も重要視されています。埼玉にも、SNSで話題の個性派ショップが続々と登場しています。
1. モア松屋(羽生市)
昭和レトロな雰囲気が漂う羽生市の牛乳店。ここの名物は、思わず二度見してしまうほど「長い」ソフトクリームです。Lサイズを注文すると、驚くほど高く巻き上げられたソフトが登場します。
食感は少しシャリッとしたタイプで、昔懐かしい「アイスクリン」に近い感覚。溶ける前に急いで食べるスリルも楽しみの一つです。100円台から楽しめるリーズナブルな価格設定も、地元の人々に長年愛されている理由です。
2. SOFUtimo(東川口店)
2024年にオープンして以来、甘党の間で話題なのが「夜ソフト」専門店のSOFUtimoです。なんと深夜3時まで営業しており、飲み会の帰りや、夜のドライブの目的地として大人気。
見た目の華やかさが特徴で、マンゴーやイチゴなどのフルーツ、ブラウニーなどが豪華にデコレーションされています。自分へのご褒美として、静かな夜に食べる冷たいスイーツは格別の背徳感があります。
3. 那須千本松牧場(越谷レイクタウンkaze)
2025年3月、栃木県の超有名スポット「那須千本松牧場」の直営店が、越谷レイクタウン内にオープンしました。那須まで行かなくても、あの伝説のソフトクリームが食べられるようになったんです。
ここのこだわりは、空気の含有量を最小限に抑えた「高密度」な質感。ずっしりと重みがあり、舌の上でゆっくりと体温で溶けていく感覚は、もはや芸術品。ショッピングの合間に、最高峰のミルクを体験してみてはいかがでしょうか。
失敗しないソフトクリーム巡りのコツ
せっかくのソフトクリーム巡り、最高な状態で楽しむためのちょっとしたアドバイスを。
まず、牧場系の店舗は「営業時間」に要注意です。動物たちの生活リズムに合わせて、16時や17時といった早めの時間に閉まってしまうお店が多いです。また、冬の間は休業したり、土日祝日のみの営業になったりする場合もあるので、事前に公式SNSなどで最新情報をチェックしておくのがスマート。
次に、埼玉の夏は本当に暑いです。特に熊谷周辺や秩父方面は、外に出た瞬間にソフトクリームが溶け始めます。写真を撮るなら5秒以内、というのが鉄則。できれば、車内で食べるよりも、お店が用意してくれているイートインスペースや、日陰のベンチを確保してから購入することをおすすめします。
最後に、もしお腹に余裕があれば、ぜひ「カップ」ではなく「コーン」を選んでみてください。埼玉の名店はコーンの品質にもこだわっているところが多く、サクサクのワッフルコーンと濃厚なクリームのハーモニーは、カップでは味わえない幸福感を与えてくれます。
埼玉の絶品ソフトクリーム15選!牧場直営の濃厚ミルクから隠れた名店まで徹底紹介
いかがでしたか?埼玉県のソフトクリームは、単なるデザートの枠を超えて、地域の歴史や素材の良さがぎゅっと凝縮された「作品」のようです。
大自然の中で味わう牧場のミルクソフト、老舗の伝統を感じる醤油ソフト、そして都会の夜を彩るデコレーションソフト。そのどれもが、作り手のこだわりと「美味しいものを届けたい」という想いに溢れています。
次の週末は、少しだけ足を伸ばして、埼玉の冷たくて甘い幸せを探しに出かけてみませんか。きっと、今まで知らなかった埼玉の新しい魅力に出会えるはずです。あなただけのお気に入りの一本が見つかることを願っています!

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