ティータイムの主役といえば、やっぱりスコーンですよね。外はサクッ、中はしっとりとしたあの独特の食感は、一度ハマると抜け出せない魅力があります。でも、「お店で食べるような感動が家では味わえない」「パサパサして口の水分が持っていかれる」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は、美味しいスコーンの世界は奥が深く、選び方や温め方ひとつで劇的に味が変わります。今回は、全国のスコーンを食べ歩いたマニアが厳選するお取り寄せ情報から、自宅で「最高の状態」を再現するプロ直伝のテクニックまで、スコーンライフを格上げする情報をたっぷりお届けします。
あなたの好みはどっち?英国式とアメリカ式の違い
「美味しいスコーン」を探す前に、まず知っておきたいのがスタイルの違いです。自分がどちらのタイプが好きかを知るだけで、お店選びの失敗がぐんと減りますよ。
まず、伝統的な「英国式(イングリッシュスコーン)」です。これは甘さが控えめで、小麦とバターの素朴な風味を楽しむタイプ。最大の特徴は、側面にパカッと割れたような亀裂が入っていること。これは「オオカミの口」と呼ばれ、上手に焼き上がった証拠なんです。半分に割って、クロテッドクリームやジャムをたっぷり乗せて食べるのが正統派のスタイルです。
対して、スターバックスなどのカフェでおなじみなのが「アメリカンスコーン」です。こちらは生地自体に砂糖やチョコチップ、ナッツなどが練り込まれていて、何もつけずにそのまま食べても満足感があるのが特徴。食感もクッキーに近いザクザクとしたものが多く、コーヒーとの相性が抜群です。
朝ごはんとして手軽に食べたいのか、本格的なアフタヌーンティーを楽しみたいのか。その日の気分に合わせて選んでみてくださいね。
編集部厳選!絶対食べてほしい美味しいスコーンおすすめ10選
ここからは、実際に食べて「これは間違いない!」と確信した、お取り寄せや店頭で買える絶品スコーンをご紹介します。
1. 成城石井「自家製プレーンスコーン」
身近な場所で買える最高峰といえば成城石井のスコーンです。派手さはありませんが、素材の良さがストレートに伝わる飽きのこない味。1袋にたっぷり入っていてコスパも良く、日常の朝食にぴったりです。
2. Rodda’s(ロダス)「伝統のスコーン」
イギリスの老舗、ロダスのスコーンは、ミルクの濃厚なコクが特徴。ここのスコーンを食べるときは、ぜひセットで販売されているクロテッドクリームも一緒に試してください。本場イギリスの風を一口で感じることができます。
3. ベノア(Benoist)「スコーン・プレーン」
高級感溢れるアフタヌーンティーを自宅で再現したいなら、ベノアは外せません。外側のサクサク感が非常に強く、中は驚くほどふんわり。大ぶりなので、1個でもしっかりとした満足感があります。
4. ラ・ブランジュリ キィニョン「生クリーム仕込みのスコーン」
「スコーンはパサパサするから苦手」という概念を覆すのが、キィニョンのスコーンです。水分に生クリームを贅沢に使用しているため、パンのようにしっとり。温めなくても美味しいという、新感覚のスコーンです。
5. famfam(ファムファム)「リッチハニースコーン」
甘みに蜂蜜を使用しているのが特徴で、優しい香りが鼻を抜けます。スコーン特有の重たさがなく、軽やかな後味なので、何個でも食べられてしまいそうな怖さがあります。
6. 十勝しんむら牧場「ミルクスコーン」
北海道の広大な大地で育った牛のミルクをふんだんに使った一品。ミルクの甘みが強く、お子様からお年寄りまで幅広く愛される味わいです。
7. CHAVATY(チャバティ)「オリジナルスコーン」
ティーラテ専門店が作るスコーンは、見た目の美しさが秀逸。エッジの立ったサクサクの層が重なり、ティータイムを華やかに彩ってくれます。
8. ティーサロン・イト「全粒粉スコーン」
健康志向の方におすすめしたいのが、全粒粉を使った香ばしいスコーン。噛めば噛むほど小麦の旨味が出てくるので、ナッツ系のジャムとも相性が良いです。
9. メゾン・ド・ルル「バター香るスコーン」
バターの配合量にこだわった、リッチな味わいの専門店。一口食べた瞬間にバターの香りが広がり、贅沢な気分に浸れます。
10. 地方の隠れた名店「道の駅のスコーン」
意外な穴場なのが、地元の農家さんが作るスコーンです。地産地消の小麦や果物を使った、手作り感溢れる美味しさが魅力。旅先で見かけたらぜひ手に取ってみてください。
買ってきたスコーンを10倍美味しくするリベイク術
せっかく美味しいスコーンを買ってきても、そのまま食べるのはもったいない!スコーンは「温め直し(リベイク)」をすることで、焼きたての美味しさが蘇ります。
プロが推奨する失敗しない方法は「トースターとアルミホイル」の活用です。
まず、スコーンを横半分に割ります(手で割ると断面がデコボコして、クリームが絡みやすくなります)。次に、アルミホイルで全体をふんわりと包んでください。これにより、表面が焦げるのを防ぎながら、中心部までじっくり熱を通すことができます。
180℃〜200℃に予熱したトースターで3分から5分ほど加熱します。仕上げの30秒だけアルミホイルを開き、表面に直接熱を当てると、外側が理想的なカリッとした食感に仕上がります。
もし「中はもっとフカフカがいい!」という方は、トースターに入れる前に電子レンジで10秒ほど加熱してみてください。レンジで中の水分を振動させてからトースターで外を固めることで、最高のコントラストが生まれます。ただし、レンジのやりすぎは厳禁。やりすぎると水分が飛びすぎて、冷めた瞬間に石のように硬くなってしまうので注意しましょう。
スコーンに欠かせない最強のパートナーたち
スコーンの美味しさを引き出すには、お供選びも重要です。
まずは「クロテッドクリーム」。生クリームを煮詰めて作られるこのクリームは、バターよりも軽く、生クリームよりも濃厚。これがないと英国式スコーンは始まらないといっても過言ではありません。中身がギュッと詰まったスコーンに、たっぷりと乗せて食べてください。
次に「ジャム」です。定番はイチゴですが、ラズベリーやブルーベリーなどの酸味があるタイプも、スコーンのバター感を引き立ててくれます。
そして忘れてはいけないのが「紅茶」です。スコーンの水分を補い、口の中をリセットしてくれる紅茶は、スコーンにとって最高の友人。ダージリンやアッサムなど、少し濃いめに淹れたミルクティーを合わせるのが、伝統的なスタイル「クリームティー」の醍醐味です。
保存のコツ:余ったスコーンはどうすればいい?
「まとめ買いしたけれど、今日中に食べきれない」という場合、保存方法にもコツがあります。
一番やってはいけないのが「冷蔵保存」です。冷蔵庫の温度帯はスコーンに含まれるデンプンの劣化を早め、食感をボソボソにしてしまいます。
翌日に食べるなら、ラップでぴっちり包んで常温保存。それ以上保存したい場合は、迷わず「冷凍保存」を選びましょう。1個ずつラップで包み、さらにジップロックなどの密閉袋に入れて空気を抜きます。これで約2週間から1ヶ月は美味しい状態をキープできます。
食べるときは、常温で自然解凍してから、先ほどご紹介したリベイク術を試してください。驚くほど焼きたてに近い状態に戻りますよ。
美味しいスコーンおすすめ10選!プロが教える絶品お取り寄せと失敗しない温め方
いかがでしたでしょうか。美味しいスコーンは、日々の生活に小さな幸せと贅沢な時間をもたらしてくれます。お気に入りのブランドを見つけ、正しく温め、最高の紅茶と共に楽しむ。この一連の流れそのものが、最高のご褒美になります。
今回ご紹介したお取り寄せや温め方のコツを参考に、ぜひあなたにとっての「運命の一点」を見つけてみてください。サクッ、ホロッとしたあの至福のひとときが、すぐそこに待っています。
お家でのティータイムが、これまで以上に素敵なものになりますように。

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