「今日のご飯、何にする?」と聞かれて、真っ先に「もんじゃ焼き!」と答える瞬間ってワクワクしませんか?鉄板を囲んで、ヘラでチリチリと焼き上げながら、熱々をハフハフ言いながら食べるあの時間。これこそ、日本が誇る究極のコミュニケーション・グルメだと言っても過言ではありません。
でも、いざお店を選ぼうとすると、「どこが本当に美味しいの?」「月島に行けば間違いない?」「自分で上手に焼けるか不安……」なんて悩みも出てきますよね。
そこで今回は、もんじゃの聖地・月島から、浅草、さらに進化系が集まる都内の最新スポットまで、絶対に外さない美味しいもんじゃ焼きのお店を厳選しました。さらに、初心者でもプロ級に仕上げられる「失敗しない焼き方のコツ」まで徹底解説します。この記事を読み終える頃には、あなたも立派な「もんじゃ通」になれるはずですよ。
なぜ「もんじゃ焼き」はこんなにも人々を魅了するのか?
お好み焼きと似ているようで、全く違う魅力を持つもんじゃ焼き。その最大の魅力は、なんといっても「カスタマイズ性」と「おこげ」の香ばしさではないでしょうか。
自由すぎるトッピングの魔法
もんじゃ焼きのベースは、小麦粉をたっぷりの出汁で溶いたシンプルなもの。だからこそ、合わせる具材によってその表情はガラリと変わります。王道の明太子やもちはもちろん、最近ではイタリアン風のチーズや、スタミナ満点の牛すじ、さらには海鮮の王様・カニやウニを贅沢に使ったものまで登場しています。
鉄板の上で完成するライブ感
目の前でジュージューと音を立て、ヘラで具材を刻むリズム。そして、立ち上る香ばしいソースの匂い。五感をフルに使って楽しむ体験そのものが、もんじゃ焼きの美味しさを引き立てる調味料になっているのです。
聖地・月島で絶対に行くべき!美味しいもんじゃ焼きの名店
まずは、言わずと知れたもんじゃの聖地・月島エリアから。数百メートルの中に数十軒以上がひしめく「もんじゃストリート」から、特におすすめの3軒をご紹介します。
1. もへじ(月島本店)
築地の鮮魚仲卸が直営しているこのお店は、なんといっても「出汁」の深みが違います。毎朝、市場から届く新鮮な魚介を贅沢に使った出汁は、一口食べればその濃厚さに驚くはず。
一番人気はやはり「明太もちチーズ」。大ぶりな明太子が丸ごと乗ったビジュアルは圧巻です。スタッフの方が目の前で鮮やかに焼いてくれるサービスもあるので、初めての方でも安心して最高の状態を楽しめます。
2. もんじゃ 近どう
昭和25年創業。月島で最も古い歴史を持つ老舗の一つです。ここの魅力は、昔ながらの「下町の味」を頑なに守り続けていること。
特製の「近どう特製もんじゃ」は、イカ、エビ、タコ、そば、生卵など、これでもかというほど具材が詰まった一品。ボリューム満点なのに、なぜかペロリと食べられてしまう魔法のような美味しさがあります。
3. もんじゃ こぼれや
「究極のもんじゃ」を追求するならここ。店名の通り、器からこぼれんばかりの豪華な具材が特徴です。
特に、穴子を贅沢に1本使ったメニューや、大粒のカキが乗った季節限定メニューなど、もはや高級料理の域に達しています。出汁も魚介ベースで、上品かつ力強い味わい。デートや大切な人との食事にもぴったりなお洒落な空間も魅力です。
浅草・都内の隠れた名店。エリア別おすすめスポット
月島以外にも、東京には美味しいもんじゃ焼きが食べられるスポットがたくさんあります。エリアごとの個性を楽しんでみてください。
浅草:江戸っ子に愛される老舗の味
浅草寺の門前町として栄えた浅草も、もんじゃ焼きの激戦区です。
- つくし: 著名人もお忍びで通う名店。キャベツの甘みを最大限に引き出すために、細かく刻む手間を惜しまないのが「つくし流」。
- 六文銭: カマンベールチーズを丸ごと1個乗せた「カマンベールもんじゃ」の発祥店。とろとろのチーズと和風出汁の相性は、一度食べたら忘れられない中毒性があります。
渋谷・恵比寿:進化する「創作もんじゃ」
若者が集まるエリアでは、ワインやクラフトビールに合うお洒落なもんじゃがトレンドです。
- おだし 神田店: 「出汁を飲む」ような感覚で楽しむ、新感覚のもんじゃ。極限まで澄んだ黄金色の出汁は、最後の一口まで飽きさせません。
- 玉金(たまきん): リーズナブルでありながら、トッピングの種類が豊富。深夜まで営業していることも多く、お酒の後の「締めもんじゃ」として愛されています。
これでプロ級!失敗しない美味しいもんじゃ焼きの作り方
「自分で焼くと、どうしても土手が崩れてしまう……」「おこげが上手く作れない」という方のために、プロが教える秘伝のステップをまとめました。
ステップ1:具材だけを先に炒める
まず、鉄板をしっかり熱して油を引きます。ここでのポイントは、**「ボウルの中の液体(生地)を残して、具材だけを鉄板に出す」**こと。
ヘラを使ってキャベツを細かく刻みながら炒めます。キャベツを細かくすることで、水分が出て甘みが強くなり、後で土手が作りやすくなります。
ステップ2:しっかりとした「土手」を作る
炒めた具材をドーナツ状に広げます。このとき、中心に穴を開けるだけでなく、周りの壁(土手)をヘラでギュッギュッと固めるのがコツ。隙間があると生地が漏れ出してしまうので、ここは丁寧に行いましょう。
ステップ3:生地を数回に分けて投入
土手の中心に、残しておいた生地を流し込みます。一度に全部入れると溢れやすいので、2〜3回に分けて注ぐのがスマート。生地が少し煮立ってきて、粘りが出てきたら、土手と一緒に一気に混ぜ合わせます。
ステップ4:薄く広げて「おこげ」を待つ
全体を混ぜたら、鉄板いっぱいに薄く広げます。ここからが我慢の時間!あまり触りすぎず、底が茶色く色づいてくるのを待ちましょう。
小さなヘラ(ハガシ)で、外側から内側に向かって押さえつけるようにして、カリカリの「おこげ」を剥ぎ取って食べるのが最高の贅沢です。
迷ったらこれ!おすすめの鉄板トッピング組み合わせ
メニュー表を見て迷ったら、以下の組み合わせを試してみてください。どれも間違いのない美味しさです。
- 明太子 + もち + チーズ: 人気No.1。もちの粘りとチーズのコク、明太子の塩気が完璧なバランスです。
- ベビースター + カレー粉 + コー: スナック感覚で食べられる、大人も子供も大好きな味。ビールのお供に最高です。
- 豚肉 + キムチ + ニンニク: ガッツリ食べたい時に。スタミナ満点で、食欲をそそる香りが鉄板いっぱいに広がります。
- イカ墨 + トマト + チーズ: まるでイタリアンリゾットのような味わい。ワインと一緒に楽しみたい一品です。
家でもんじゃを楽しみたいなら、ホットプレートが大活躍します。本格的なヘラを用意するだけで、気分は一気に月島です。
ホットプレート もんじゃ ヘラ意外と知らない?もんじゃ焼きをさらに美味しくする小技
ただ焼くだけでも美味しいですが、少しの工夫でもっと奥深い味わいになります。
「青のり」と「魚粉」のタイミング
最初から混ぜ込むのも良いですが、食べる直前にパラリと振りかけると、香りが立ってより美味しく感じられます。特におこげの部分に魚粉を少しかけると、旨味が倍増しますよ。
ソースの追い掛け
お店の味付けが少し薄いかな?と感じたら、鉄板の空いているスペースにソースを少量垂らし、少し焦がしてからもんじゃと混ぜてみてください。香ばしさがプラスされ、一気にプロの味に近づきます。
美味しいもんじゃ焼きを心ゆくまで堪能しよう
もんじゃ焼きは、単なる料理ではありません。一つの鉄板をみんなで囲み、「あーでもない、こーでもない」と言いながら作り上げるプロセスそのものが、最高の思い出になります。
今回ご紹介した月島や浅草の名店は、どこも自信を持っておすすめできる場所ばかり。まずは王道の味を知り、それから自分好みのトッピングや焼き方を見つけていく。そんな楽しみ方ができるのも、もんじゃ焼きの深い懐があってこそです。
熱々の鉄板から、自分だけのとっておきの一口をハガシで掬い取る。あの瞬間の幸福感を、ぜひ次のお休みには大切な人と共有してみてください。
今回ご紹介したポイントを押さえれば、きっとあなたも「美味しいもんじゃ焼き」の虜になるはずです。さあ、今すぐお店を予約して、鉄板の熱気を感じに行きましょう!

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