湯の川温泉に来たはいいけど、どこでご飯を食べよう?旅の楽しみは温泉だけじゃない、その土地ならではの美味しい料理で心と体を満たしたいですよね。
日本一空港に近い温泉街と言われる湯の川温泉は、津軽海峡の恵みをたっぷり受けた海の幸が自慢。函館名物のラーメンから、ジンギスカン、そしてもちろん絶品の海鮮まで、旅のスタイルに合わせて選べるグルメスポットが揃っています。
今回の記事では、ただ美味しいだけじゃない、湯の川温泉で本当に行く価値のあるご飯処を、あなたの旅のシチュエーションに合わせて徹底的にご紹介します。温泉のあとの一杯も、観光の合間のランチも、この記事があれば安心です。
湯の川温泉のグルメの魅力:海の幸と函館の味
湯の川温泉で食事を楽しむ最大の魅力は、何と言っても「新鮮な海の幸」と「函館ならではの食文化」にあります。ここは温泉街であると同時に、豊かな海に囲まれた港町・函館の一部。津軽海峡で水揚げされたばかりの魚介が、旅館や街の食堂にすぐに届けられます。
特に旬の食材は格別で、イカ、ウニ、ホタテ、そして冬のカニは絶品。温泉で温まった体に、海からの贈り物をたっぷりと味わえる贅沢を、ぜひ体験してください。
また、湯の川温泉は「函館ラーメン」発祥の地にも近く、あっさり塩味の地元スタイルを気軽に楽しめるお店が数多くあります。高級な旅館の会席料理から、地元客でにぎわう大衆食堂まで、選択肢の幅広さもこのエリアの特徴です。
シチュエーション別・厳選おすすめスポット
ここからは、あなたの「今」の状況にぴったりのお店を見つけられるよう、厳選したスポットをシチュエーション別にご紹介します。
海の幸を本格的に楽しみたいなら:寿司と海鮮丼
まずは、湯の川温泉に来たからには外せない、海鮮の極みを味わえるお店から。
鮨処 木はら
- 場所:湯川町2-1-2
- こだわり:ミシュランガイド北海道のビブグルマンにも選ばれた本格派寿司店。店主の厳選した地魚を、その日の最も良い状態で提供します。カウンター席では職人の技を間近で見られるのも魅力。マグロやウニ、その時期一番美味しいネタを、丁寧に握ってもらえます。
- おすすめポイント:リーズナブルな昼の握りコース(4,950円~)は、高品質なのに驚きの価格設定。予約がほぼ必須の人気店なので、計画的な訪問がおすすめです。
地元の漁師さんも通うという評判の「海鮮食堂 浜ちゃん」も、活きの良い魚をふんだんに使った海鮮丼が名物。どんぶりいっぱいのウニやイクラは、見た目もインパクト大で、写真映えも間違いなしです。
温泉の後にさっぱり、函館のソウルフード:ラーメン
温泉にゆっくり浸かった後は、あっさりとした味わいの函館ラーメンで体の中から温まりましょう。
函館麺や 一文字
- 場所:湯川町2-1-3
- こだわり:魚介と鶏ガラをベースにした、透き通った黄金色のスープが特徴。細くストレートな麺とよく絡み、一口で「これが函館の味だ!」と納得の一杯。塩らーめん(770円)は、シンプルゆえに素材の味が際立ちます。
- おすすめポイント:市電の湯の川温泉電停からすぐとアクセス抜群。観光の起点となる湯巡り舞台(足湯)の目の前なので、足湯でひと休みした後の軽食にも最適です。店内はいつも活気に溢れ、旅の雰囲気を存分に味わえます。
「しお家」の塩ラーメンも、まろやかながらもきちんとコクのあるスープがファンを魅了しています。どちらも行列ができることもしばしば。ランチタイムを少しずらして訪れるのが賢いかもしれません。
仲間とわいわい楽しみたいなら:ジンギスカンと居酒屋
家族や友人とわいわい楽しく食事がしたい!そんな時は、北海道を代表するジンギスカンか、地元の食材を使った居酒屋がおすすめです。
ジンギスカン テムジン 湯川店
- 場所:湯の川温泉駅より徒歩約2分
- こだわり:特選の生ラム肉を、甘辛い特製タレや塩で焼いて食べるスタイル。臭みが少なく柔らかい肉質は、ジンギスカン初心者でも安心して楽しめます。野菜と一緒に鉄板で焼くので、栄養バランスも◎。
- おすすめポイント:特選生ラムジンギスカンセット(2,200円前後)はボリューム満点。店内にはジンギスカンを囲む笑い声が絶えず、温泉旅の楽しい思い出作りにぴったりの賑やかな空間です。
「炉ばた焼き あぶりや」のような地元密着型の居酒屋では、浜で揚がったばかりの小魚の一夜干しや、函館近郊で採れた野菜の焼き物など、土地の味をリーズナブルに楽しめます。旅館とはまた違った、地元の日常に触れられる貴重な体験になるでしょう。
ちょっとした休憩に:スイーツとカフェ
観光や温泉の合間のひと休み、あるいは食後のデザートに。湯の川温泉エリアには、ほっこりできる甘味処もあります。
喫茶店 ポーム
- 場所:函館アリーナ前駅より徒歩約2分
- こだわり:昔ながらのレトロな雰囲気が漂う喫茶店。手作りケーキや、函館牛乳を使ったクリームソーダが人気です。時間の流れがゆっくりと感じられる落ち着いた空間で、旅の疲れを癒してください。
- おすすめポイント:窓辺の席でのんびりとコーヒーを飲むひとときは、慌ただしい観光旅の中の至福の時間。地元の人々の日常に寄り添えるのも、隠れた魅力です。
また、「湯の川温泉 笑 函館屋」では、日帰り入浴をした方に無料のドリンクやスイーツがサービスされるプランも。温泉とスイーツをセットで楽しむ、なんとも贅沢な休憩の過ごし方です。
旅のスタイル別・美味しいご飯の選び方
せっかくの旅行ですから、自分の滞在方法や目的に合った食事で、より良い思い出を作りたいですよね。ここでは、あなたの旅の形に合わせた、ご飯選びのコツをお伝えします。
旅館に泊まる方へ:会席料理をメインに、ちょい食べを楽しむ
温泉旅館に宿泊する場合、多くのプランには朝夕の豪華な「会席料理」が付いています。地元の旬をふんだんに使ったこの食事こそが、旅のメインイベントと言っても過言ではありません。旅館によっては、部屋食で提供されることもあり、プライベートな空間でゆったりと味わえるのも魅力です。
しかし、夕食前にお腹が空いてしまったり、朝食前に散歩がてら何か口にしたいと思ったりすることもありますよね。そんな時は、函館牛乳のソフトクリームで有名な「きくよ食堂 ベイエリア店」や、地元で愛されるパン屋さんに立ち寄ってみてください。旅館のご飯と街の味、両方を楽しむのが温泉街グルメの醍醐味です。
日帰りで温泉を楽しむ方へ:効率よくこだわりの味を
時間に限りのある日帰り温泉利用者の方には、「効率良く楽しむ」ことがポイントになります。特に、「笑 函館屋」のように、入浴と食事・ドリンクサービスがセットになった施設はとても便利。温泉でさっぱりした後、その場で一息つけるのは大きな魅力です。
また、日帰り入浴施設の中には、海鮮丼やラーメンなど、簡易的ながらもこだわりの食事を提供しているところもあります。事前に食事メニューをチェックして、温泉とセットで楽しめるプランを探してみるのも良いでしょう。
空港利用者へ:到着後・出発前の限られた時間を有効活用
湯の川温泉は函館空港から車でわずか約5分。これは「日本一空港に近い温泉街」と言われる所以です。飛行機の到着後、いきなり函館の美味に飛び込むことも、出発前の最後のひと時を温泉と食事で締めくくることも可能なのです。
空港からのレンタカーやタクシーを利用すれば、大きな荷物を持ったままでも気軽に立ち寄れます。例えば、出発前に「函館麺や 一文字」でさっぱりラーメンを食べ、すぐ近くの「湯巡り舞台」で足湯に浸かって旅の疲れを流してから空港へ……。そんな理想的なスケジュールが簡単に組めてしまうのも、湯の川温泉の大きな強みです。
より楽しむための豆知識と注意点
最後に、湯の川温泉のグルメをよりスムーズに、より深く楽しむためのヒントをお届けします。
混雑対策と予約について
- 特に週末や連休、観光シーズンには、紹介した人気店は軒並み混雑します。
- 高級寿司店や一部の旅館レストランは、事前予約が必須の場合が多いです。気になるお店が見つかったら、早めに電話やWebで確認することを強くおすすめします。
- ラーメン店などでも、ランチタイムの12時~13時はピーク。少し早めの11時半頃か、少し遅めの13時半以降を狙うと、比較的スムーズに入店できる可能性が高まります。
旅の「体験」として食事を選ぶ
- せっかくの函館旅行なのですから、「ここでしかできない食事」 を意識してみてください。
- 例えば、「今日の浜揚がりは何かな?」と店主に尋ねてみる、函館名物「いかめし」をお土産ではなく店で食べてみる、といった小さな冒険心が、旅の記憶をより特別なものにしてくれます。
- 冬ならカニ、春から夏はウニやイカ、秋はサケ……と、季節ごとの旬の食材を追いかけるのも、楽しみ方の一つです。
アクセスと周辺散策を組み合わせる
- 湯の川温泉のグルメスポットの多くは、市電「湯の川温泉」電停を中心に集まっています。電停前にある無料足湯「湯巡り舞台」は、食事の前後のちょっとした時間に気軽に利用できる穴場的スポット。特に冬の寒い日などは、ほんのり温まる足元から全身がポカポカしてきます。
- また、温泉街のシンボル「湯倉神社」や、冬期なら「函館市熱帯植物園」の温泉に浸かるニホンザルを見学するコースに、食事を組み込むことで、より充実した半日や一日のプランが完成します。
あなたの思い出に残る、湯の川温泉のご飯を見つけよう
いかがでしたか?湯の川温泉には、津軽海峡の恵みを存分に味わえる寿司店、地元に愛されるラーメン屋、仲間と楽しく囲めるジンギスカン店など、あらゆる旅の欲求に応えてくれる「ご飯が美味しいおすすめスポット」がたっぷりとありました。
旅の計画を立てる時、食事は往々にして後回しになりがちです。でも、温泉も観光も、美味しい食事があってこそ、より輝く思い出になるのではないでしょうか。
この記事が、あなたの湯の川温泉での食の時間を、ただの「食事」から「旅のハイライト」に変えるきっかけになれば、これ以上の喜びはありません。函館の海の幸と温かいもてなしが、あなたの訪れを待っています。

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