レミーマルタンはウイスキーじゃない?違いや種類、初心者向けのおいしい飲み方を解説

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「琥珀色の高級なお酒」と聞いて、真っ先に思い浮かべるのは何でしょうか。ウイスキーを想像する方も多いかもしれませんが、世界中で愛される銘柄レミーマルタンは、実はウイスキーではありません。

お酒に詳しくない時期だと、「同じような色だし、度数も高いからウイスキーの一種だろう」と勘違いしてしまうのはよくあることです。しかし、この両者には原料から製造工程、そして味わいに至るまで、驚くほど大きな違いがあります。

今回は、レミーマルタンの正体は何なのか、ウイスキーと何が違うのか、そして初心者の方でもその芳醇な香りを最大限に楽しめる飲み方まで、徹底的に深掘りしていきます。


レミーマルタンの正体は「コニャック」というブランデー

結論からお伝えしましょう。レミーマルタンは、ウイスキーではなく「ブランデー」の一種です。さらに厳密に言えば、フランスのコニャック地方で作られる「コニャック」という最高級のカテゴリーに属します。

ブランデーとは、主に果実を原料とした蒸留酒のこと。一方で、ウイスキーは麦やトウモロコシなどの穀物を原料としています。

  • 原料の違い
    • ウイスキー:大麦(モルト)、ライ麦、トウモロコシなどの「穀物」
    • ブランデー(レミーマルタン):白ブドウなどの「果実」

つまり、レミーマルタンを口にしたときに感じる華やかな甘みやフルーティーな香りは、原料であるブドウ由来のものなのです。穀物のスモーキーさや力強さを楽しむウイスキーとは、スタート地点からして全く別物のお酒と言えます。


なぜレミーマルタンは特別なのか?「フィーヌ・シャンパーニュ」の秘密

ブランデーの中でも、なぜレミーマルタンがこれほどまでに世界的な評価を得ているのでしょうか。その理由は、原料となるブドウが育つ「土壌」への徹底的なこだわりにあります。

コニャック地方には6つのブドウ栽培地区がありますが、その中でも「グランド・シャンパーニュ」と「プティット・シャンパーニュ」という2つの地区は、石灰質の土壌から極上のブドウが収穫できることで知られています。

レミーマルタンは、この上位2地区のブドウのみを使用するという贅沢な造りを貫いています。さらに、グランド・シャンパーニュ産の原酒を50%以上使用したものだけが名乗れる「フィーヌ・シャンパーニュ・コニャック」という称号を掲げています。

このこだわりが、他の銘柄には真似できない、圧倒的にきめ細やかでエレガントな香りを生み出しているのです。


ウイスキー好きこそハマる?レミーマルタンの独自の製造法

普段からアイラモルトバーボンなどのウイスキーを嗜んでいる方にこそ、ぜひ知っていただきたいのがレミーマルタンの製造工程です。

一般的なブランデー造りでは、蒸留の際にワインの澱(おり)を取り除きます。しかし、レミーマルタンはあえてこの澱を残したまま蒸留する「シュール・リー(澱の上で)」という伝統的な手法を採用しています。

この工程を経ることで、アミノ酸などの旨味成分が凝縮され、非常にコクのある、力強い味わいに仕上がります。この「厚みのあるボディ」は、ウイスキー愛好家が好む飲み応えにも通じるものがあり、ブランデー特有の華やかさと相まって、新しい感動を与えてくれるはずです。


知っておきたいランクと種類:VSOPからXOまで

レミーマルタンのボトルを眺めると、「VSOP」や「XO」といったアルファベットが並んでいることに気づくでしょう。これは熟成期間を示すランクのようなものです。

  • レミーマルタン VSOP世界で最も売れているVSOPと言われる、ブランドの顔とも言える存在です。バニラやオークの香りがバランスよく混ざり合い、ストレートはもちろんカクテルベースとしても優秀です。初めての一本には、まずレミーマルタン VSOPをおすすめします。
  • レミーマルタン 1738当時のフランス国王からその品質を認められた年を冠した銘柄です。VSOPよりもさらにまろやかで、トーストしたパンのような香ばしさがあります。ウイスキーに近いオークのニュアンスを楽しみたい方に最適です。
  • レミーマルタン XO最大400種類もの原酒をブレンドした、まさに芸術品。熟したプラムやイチジク、ジャスミンのような香りが何層にも重なり、一口飲むだけで長い余韻に包まれます。自分へのご褒美や、大切な方へのギフトにこれ以上のものはありません。
  • レミーマルタン ルイ13世言わずと知れた「コニャックの王」。バカラ製のクリスタルデキャンタに収められたその液体は、100年以上熟成された原酒も含まれる究極の逸品です。

初心者でも美味しく飲める!おすすめの楽しみ方

「高級なお酒だから、作法が難しそう」と構える必要はありません。レミーマルタンは、現代のライフスタイルに合わせた自由な飲み方が許容されています。

  • まずは「ストレート」で香りを愛でるグラスに注いだら、まずは鼻を近づけて香りを楽しみます。次に、手のひらでグラスを包むようにして少しだけ温めてみてください。温度が上がるにつれて、隠れていた花の香りやスパイスの香りが次々と花開いていきます。
  • 爽快感抜群の「レミー・ハイボール」ウイスキー好きの方にぜひ試してほしいのが、ソーダで割るハイボールです。作り方は簡単。氷を入れたグラスにレミーマルタン VSOPを注ぎ、冷えたソーダを1:3の割合で加えるだけ。ウイスキーのハイボールよりもフルーティーで、食前酒としても非常に優秀です。
  • 大人のデザート「アフォガート風」少し贅沢な楽しみ方として、バニラアイスに少量のレミーマルタンを垂らしてみてください。バニラの甘みとコニャックの熟成香が溶け合い、レストランのデザートのような高級感あふれる味わいに変わります。

レミーマルタンはウイスキーじゃない?違いや種類、初心者向けのおいしい飲み方を解説:まとめ

ここまで、レミーマルタンの魅力について詳しく見てきました。「なんとなくウイスキーだと思っていた」という方も、このお酒が持つブドウ由来の華やかさや、コニャック地方の伝統に裏打ちされた奥深さを感じていただけたのではないでしょうか。

ウイスキーにはウイスキーの、ブランデーにはブランデーの良さがあります。しかし、どちらも「熟成によって生まれる琥珀色の芸術」であることに変わりはありません。もしあなたが普段ウイスキーを愛飲しているなら、レミーマルタンを一杯飲むことで、蒸留酒の新たな扉が開くはずです。

今夜は、お気に入りのグラスにレミーマルタンを注ぎ、ゆっくりと流れる時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。その芳醇な香りは、きっと日常を少しだけ贅沢なものに変えてくれるはずです。

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