ウイスキー フロンティアの真価とは?余市モルトが香る新定番を徹底レビュー

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「最近、家飲みウイスキーがマンネリ化してきたな……」

「2,000円台でしっかり飲みごたえのあるボトルを探している」

そんなウイスキー好きの皆さんに、今もっとも注目してほしい一本があります。それが、ニッカウヰスキーが創業90周年という節目に満を持して送り出したニッカ フロンティアです。

「フロンティア(開拓者)」という名に相応しく、これまでのブレンデッドウイスキーの常識を心地よく裏切ってくれるこのボトル。今回は、その圧倒的なコスパの秘密や、余市蒸溜所のヘビーピーテッドモルトがもたらす唯一無二の味わい、そして最高に美味しい飲み方までを深掘りしていきます。


ニッカの野生が目覚める!余市モルト51%以上の衝撃

ニッカ フロンティアを手にしたとき、まず驚くのがその「中身」の贅沢さです。

通常のブレンデッドウイスキーは、モルト(大麦麦芽)とグレーン(トウモロコシなどの穀物)を混ぜ合わせ、飲みやすさを追求します。しかし、このフロンティアは、なんと使用するモルト原酒のうち「51%以上」に余市蒸溜所のヘビーピーテッドモルトを使用しているのです。

余市といえば、石炭直火蒸溜による力強くスモーキーな個性が世界的に評価されている蒸溜所。その個性をブレンデッドの枠組みの中で主役級に据えたという事実は、ニッカがいかにこのボトルに本気であるかを物語っています。

さらに特筆すべきは、アルコール度数「48%」という設計です。

一般的なウイスキーが40〜43%であることを考えると、この数パーセントの差がいかに大きいか。加水しても香りがボヤけず、口に含んだ瞬間のアタックと満足感が段違いに仕上がっています。


ノンチルフィルタードが実現する「本来の旨味」

ニッカ フロンティアのラベルをよく見ると「Non-Chill Filtered(ノンチルフィルタード)」の文字が見つかります。

これは、ウイスキーを冷却ろ過していないことを意味します。通常、ウイスキーは温度が下がると成分が析出して濁りやすくなるため、見た目の美しさを保つためにろ過を行うのが一般的です。しかし、その過程でウイスキーの大切な「旨味成分」や「オイル分」まで取り除かれてしまうことがあります。

あえてろ過をしない選択をしたことで、ニッカ フロンティアは非常に滑らかな口当たりと、喉を通った後の豊かなコクを実現しました。グラスを回した時にまとわりつくような「脚」の出方は、このオイル分の豊かさの証拠です。


実際に飲んでわかった!香りと味わいのテイスティングノート

それでは、実際にニッカ フロンティアの栓を開けてみましょう。

【香り】

グラスに注いだ瞬間、力強いキャンプファイヤーのようなスモーキーさが鼻をくすぐります。しかし、単に煙たいだけではありません。その奥から、完熟したリンゴやアプリコットを思わせるフルーティーな甘みが顔を出します。ニッカらしい華やかな香りと、余市の無骨なピートが見事に共存しています。

【味わい】

口に含むと、まずは48%のアルコール度数らしいパンチを感じます。続いて、カスク(樽)由来のバニラやビターチョコレートのような濃厚な甘みが広がります。中盤からは、潮風を思わせるソルティなニュアンスと、麦芽の香ばしさが一気に押し寄せます。

【余韻】

飲み込んだ後も、長く心地よいスモーキーさが続きます。最後はドライでキレが良く、思わず「もう一口」とグラスが進んでしまう設計です。


ウイスキー初心者から愛好家までを虜にする「飲み方」の極意

ニッカ フロンティアは、飲み方次第でその表情を劇的に変えます。

  • フロートハイボールで香りの階層を楽しむ筆者が最もおすすめしたいのが、この「フロートハイボール」です。グラスに氷と炭酸水を満たし、その上からニッカ フロンティアを静かに注ぎます。比重の関係でウイスキーが上に層を作るため、最初はストレートに近い濃厚な香りとピートを楽しみ、飲み進めるうちに炭酸と混ざり合う爽快感を味わえます。
  • 濃いめのハイボール(1:3)食事と一緒に楽しむなら、定番のハイボールを。48%という高めの度数のおかげで、1:3や1:4で割っても骨格が崩れません。特にラムチョップや燻製チーズ、脂の乗ったステーキなど、味の濃い料理との相性は抜群です。
  • 加水で花開くストレート少しずつ常温の水を垂らしてみてください。ノンチルフィルタードの特性が活き、閉じ込められていたフルーティーな香りが一気に解放されます。

同価格帯のライバルと比較して見えた「買い」の理由

ブラックニッカ ディープブレンドジョニーウォーカー ブラックラベルなど、2,000円前後の価格帯には名作がひしめいています。

それらと比較した際、ニッカ フロンティアが優れているのは「シングルモルトに近い満足感」を味わえる点です。ディープブレンドが甘みとコクに振っているのに対し、フロンティアはよりエッジの効いたスモーキーさを提供してくれます。

「今日は少し贅沢な気分を味わいたい、でもシングルモルトを開けるのはもったいない」という、日常のちょっとした隙間を埋めてくれる絶妙なポジションに位置しています。


ウイスキー フロンティアで広がる新しい家飲み体験

ウイスキーの歴史を振り返れば、常に新しい挑戦が新しい価値を生んできました。ニッカ フロンティアは、まさにその名の通り、日本のブレンデッドウイスキーにおける「スモーキー&ハイプルーフ(高アルコール)」のフロンティアを切り拓いた一本と言えるでしょう。

2,000円台という手に取りやすい価格でありながら、余市モルトの魂をしっかりと感じられる。このバランス感覚は、90年の歴史を持つニッカだからこそ到達できた境地です。

まだ試していない方は、ぜひ一度その力強い個性に触れてみてください。あなたの家飲みラインナップに、欠かせないレギュラーメンバーが加わるはずです。

ウイスキー フロンティアが提案する、新時代のジャパニーズウイスキー体験。その扉を開けるのは、あなた自身です。

ニッカ フロンティアを片手に、今夜はゆったりと「開拓者」の気分を味わってみませんか?

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