「鹿児島へ旅行に行くけれど、どこで何を食べれば正解なの?」
「せっかく行くなら、絶対に失敗したくない!」
そんな悩みをお持ちのあなたへ。鹿児島はまさに、日本屈指の食の宝庫です。南北に長い地形と豊かな自然、そして桜島の火山灰が育んだ大地の恵みは、一度食べたら忘れられない感動を与えてくれます。
今回は、鹿児島を愛してやまない筆者が、地元民も太鼓判を押す「鹿児島の美味しいもの」を厳選してご紹介します。王道の黒豚から、知る人ぞ知るディープな郷土料理まで、お腹いっぱいになる準備はいいですか?
鹿児島グルメの代名詞!黒豚を極める
鹿児島に来て、これを食べずに帰るわけにはいきません。それが「鹿児島黒豚」です。サツマイモを食べて育った黒豚は、脂身が驚くほど甘く、さっぱりとしているのが特徴です。
究極の選択!「しゃぶしゃぶ」か「とんかつ」か
黒豚の楽しみ方は大きく分けて2つあります。
まずは、素材の旨味をダイレクトに感じる「しゃぶしゃぶ」。鹿児島スタイルは、ポン酢ではなく「そばつゆ」や「特製出汁」でいただくのが主流です。
特におすすめなのが、天文館にある名店黒豚しゃぶしゃぶのセットでもおなじみの「あぢもり」や「いちにぃさん」です。繊細な肉の甘みが口の中でとろける瞬間は、まさに至福のひととき。
一方で、ガツンと食べたい派には「とんかつ」がおすすめ。
分厚い肉を低温でじっくり揚げた黒豚とんかつは、ナイフがいらないほどの柔らかさ。噛むたびに溢れ出す肉汁に、ご飯が止まらなくなります。行列必至の「丸一」や、こだわり抜いた熟成肉を提供する「黒かつ亭」など、どのお店を選んでもハイレベルな一皿に出会えます。
世界が認めた日本一の和牛「鹿児島黒牛」
実は鹿児島、豚だけでなく「牛」もすごいんです。
2022年に開催された「全国和牛能力共進会」という、いわば和牛のオリンピックで、鹿児島黒牛は総合優勝(内閣総理大臣賞)を果たしました。
とろける霜降りの芸術
鹿児島黒牛の特徴は、きめ細やかな霜降りと、深みのある味わい。
特別な日のランチやディナーには、JA直営の「華蓮」でいただく、せいろ蒸しやステーキがぴったりです。お肉の脂がしつこくないので、年配の方や女性でも驚くほどペロリと食べられてしまいます。
鹿児島県民のソウルフード「鶏刺し」と「黒さつま鶏」
鹿児島には、全国的にも珍しい「生の鶏肉を食べる文化」が深く根付いています。
甘口醤油でいただく至高の鶏刺し
スーパーの精肉コーナーに当たり前のように「鶏刺し」が並んでいる光景は、鹿児島ならでは。
新鮮な鶏のムネ肉やモモ肉を、皮目だけサッと炙り、たっぷりのニンニクやショウガ、そして特有の甘口醤油でいただきます。コリコリとした食感と、噛むほどに広がる鶏の旨味。これを知ってしまうと、普通の焼き鳥では物足りなくなるかもしれません。
さらに、新しいブランド鶏として注目されているのが「黒さつま鶏」です。
水分が少なく、旨味成分が凝縮されているため、炭火焼きにすると香ばしさと弾力が際立ちます。霧島エリアなどの専門店で味わえる地鶏料理は、旅のハイライトになること間違いなしです。
居酒屋で楽しむ!郷土料理と芋焼酎のペアリング
夜の街、天文館(てんもんかん)に繰り出すなら、地元の居酒屋で「鹿児島の美味しいもの」を少しずつ贅沢に味わいましょう。
焼酎が進んで困る「酒の肴」たち
- さつま揚げ: 本場では「つけ揚げ」とも呼ばれます。魚のすり身に地酒を練り込み、甘めに仕上げて揚げるのが鹿児島流。揚げたてのアツアツは、スーパーで買うものとは別次元の美味しさです。
- きびなごの刺身: 宝石のようにキラキラ輝くきびなごを、酢味噌でさっぱりと。見た目も美しく、鹿児島の海の豊かさを感じさせてくれます。
- 豚骨(とんこつ): 黒豚を芋焼酎や黒砂糖、味噌でじっくり煮込んだ、鹿児島の角煮。口の中でホロホロと崩れる柔らかさは絶品です。
これらの料理に合わせるのは、もちろん「芋焼酎」。
「森伊蔵」「魔王」「村尾」といったプレミアム銘柄だけでなく、地元で愛される「さつま島美人」や「黒伊佐錦」など、数千種類の中からお気に入りを見つけるのも楽しみの一つです。冬なら、香りが引き立つ「お湯割り」が最高ですよ。
〆はこれ!ひんやりスイーツ「白くま」とご当地麺
お腹がいっぱいでも、甘いものは別腹。鹿児島には世界的に有名なスイーツがあります。
天文館のアイドル「白くま」
削りたてのふわふわ氷に、たっぷりの練乳と色とりどりのフルーツ。上から見た時に動物の白熊の顔に見えることから名付けられた「白くま」は、鹿児島観光の必須科目です。
本家「天文館むじゃき」では、顔のサイズほどもある巨大な白くまが登場します。友人や家族とシェアしながら、賑やかに食べるのが鹿児島のスタイル。最近ではしろくま デザートとしてカップアイスでも人気ですが、やはり本場の削りたては格別です。
鹿児島ラーメンと独自の文化
鹿児島のラーメンは、九州他県のトンコツラーメンとは一線を画します。
鶏ガラや野菜を合わせたマイルドな豚骨スープが特徴で、麺は中太のストレート。そして面白いのが、注文を待つ間に必ず「大根の漬物」が出てくること。ポリポリと漬物を食べながらラーメンを待つ時間は、鹿児島ならではのゆったりとした時間の流れを感じさせてくれます。
旅の疲れを癒やす「両棒餅」と「知覧茶」
桜島を眺めながら一息つくなら、磯地区の名物「両棒餅(ぢゃんぼもち)」をどうぞ。
2本の竹串が刺さった小さなお餅に、甘辛い醤油ダレがたっぷり。武士が刀を二本差していた姿に似ていることからその名がついたと言われています。
合わせる飲み物は、生産量日本トップクラスを誇る「知覧茶」。深いコクと甘みがあるお茶は、お土産としても大変喜ばれます。
鹿児島の美味しいものを自宅でも楽しむコツ
旅が終わっても、鹿児島の味が恋しくなるはず。そんな時は、現地の味を再現できるアイテムをチェックしてみましょう。
- 甘口醤油: 鹿児島の味の決め手。刺身だけでなく、煮物にも最適です。
- 黒豚の味噌漬け: 焼くだけで豪華なおかずになります。黒豚味噌をご飯に乗せるだけでも最高のご馳走です。
- 芋焼酎: お気に入りの1本を見つけたら、ぜひ自宅で「前割り(水で割って一晩寝かせる)」を試してみてください。驚くほどまろやかになります。
まとめ:鹿児島の美味しいものを味わい尽くす旅へ
鹿児島の食文化は、その土地の歴史や風土と密接に関わっています。
力強い黒豚の旨味、繊細な黒牛の甘み、新鮮な鶏刺し、そして心を解きほぐす焼酎とスイーツ。どれをとっても、作り手の情熱と鹿児島の豊かな自然が透けて見えるようです。
今回ご紹介したお店や料理は、どれも自信を持っておすすめできるものばかり。ガイドブックを片手に、ぜひあなた自身の「最高の食体験」を見つけに、南国・鹿児島へ足を運んでみてください。
鹿児島の美味しいもの完全ガイド!地元民おすすめの絶品グルメと外せない名店15選を参考に、あなたの旅が最高に美味しい思い出で満たされることを願っています!

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