群馬県の県庁所在地であり、赤城山の裾野に広がる「前橋」。実はここ、全国屈指のグルメ激戦区だということをご存じでしょうか?特に「豚肉料理」に関しては、飼育頭数の多さから「TONTONのまち前橋」と掲げるほど、気合の入った名店がひしめき合っています。
せっかく前橋に来たのなら、チェーン店で済ませるのはもったいない。地元の人に愛され続ける老舗から、最新のアートスポットで味わう洗練された一皿まで、前橋の「本当に美味しい」を徹底的に深掘りしていきます。この記事を読めば、今日のご飯が必ず決まるはずですよ。
前橋が「豚肉王国」と呼ばれる理由と必食のT-1グランプリ
前橋グルメを語る上で、絶対に外せないのが「豚肉」です。群馬県は養豚が非常に盛んで、前橋市内には豚肉料理を競い合う「T-1グランプリ」という大会が存在します。この大会で入賞するようなお店は、まさに地元民がお墨付きを与えた名店ばかり。
まず足を運んでほしいのが、赤城山のふもとにある「とんとん広場」です。林牧場という直営牧場から届く銘柄豚「福豚」は、脂の甘みが驚くほど上品。厚切りのステーキやとんかつを頬張れば、これまでの豚肉の概念が覆されるかもしれません。
また、第14回T-1グランプリで見事優勝に輝いた「そば平」も見逃せません。お蕎麦屋さんでありながら、名物は「ヒレソースかつ丼」。サクサクの衣に特製のソースが染み込み、お蕎麦とのセットで満足度は最高潮に達します。前橋のランチ選びに迷ったら、まずは豚肉料理を軸に探してみるのが正解です。
地元のソウルフード!登利平の「鳥めし」は外せない
豚肉だけではありません。前橋市民、ひいては群馬県民のアイデンティティとも言えるのが「登利平(とりへい)」の鳥めしです。運動会、会議、法事など、群馬の集まりには必ずと言っていいほどこのお弁当が登場します。
薄くスライスされた鶏肉に、創業以来守り続けられている秘伝の甘辛ダレがたっぷり。このタレが染みたご飯だけでも何杯でもいけてしまいそうな魔力があります。店舗では出来立ての御膳をいただくこともできますが、お土産としてお弁当をテイクアウトするのも前橋通の楽しみ方。冷めても美味しい、いや「冷めているからこそ美味しい」究極のローカルフードをぜひ体験してください。
もし自宅でも本格的な鶏料理を楽しみたいなら、焼き鳥セットをチェックして、前橋の思い出と共に晩酌するのも最高ですね。
赤城山麓の恵みを堪能する「そば街道」の魅力
前橋の北部にそびえる赤城山。その山麓には「そば街道」と呼ばれるほど、お蕎麦の名店が点在しています。赤城の清らかな水と、澄んだ空気の中で育まれたそば粉を使ったお蕎麦は、香り高さが違います。
特に有名なのが「なかや 桑風庵」です。ここのお蕎麦は「十割」が基本。つなぎを一切使わない力強いコシと、鼻を抜ける蕎麦の香りは、遠方からわざわざ足を運ぶ価値があります。大きな一升盆に盛られたお蕎麦を、みんなで囲んで手繰るスタイルは、赤城観光のハイライトになること間違いなしです。
ラーメン激戦区・前橋で味わう至極の一杯
最近の前橋は、実はラーメンのレベルが非常に高いことでも知られています。こってり系から淡麗系まで、選択肢は無限大です。
行列が絶えない人気店といえば「上州地鶏ラーメン 翔鶴」。地鶏の旨味を丁寧に抽出した透明感のあるスープは、一口飲むと思わず「はぁ~」と溜息が漏れるほどの優しさ。自家製麺との相性も抜群で、毎日でも食べられる一杯です。
一方で、ガッツリ派に支持されているのが「ラーメン二郎 前橋千代田町店」。群馬県唯一の直系店として、オープン以来圧倒的な存在感を放っています。中心市街地にあるため、街歩きのついでにあの「山」に挑戦してみるのも一興でしょう。
自宅で美味しいラーメンを作りたい方は、ラーメン 丼を用意して、形から入るのも楽しいですよ。
白井屋ホテルが変えた!前橋のモダンなディナー体験
前橋の街づくりが今、全国から注目を浴びているのをご存じでしょうか。その中心にあるのが「白井屋ホテル」です。かつて老舗旅館だった場所が、世界的な建築家やアーティストの手によって再生されました。
ここでの食事は、単なる栄養補給ではなく「体験」です。「the LOUNGE」では、緑あふれる吹き抜けの空間で、地元食材をふんだんに使ったカジュアルな料理やアフタヌーンティーを楽しめます。一方、メインダイニングの「the RESTAURANT」では、上州の食文化を再構築したクリエイティブなコース料理が提供され、特別な夜を彩ってくれます。
「前橋には美味しい店がない」なんて言わせない、洗練された美食の時間がここにはあります。大切な人とのデートや、自分へのご褒美ディナーに、これ以上ふさわしい場所はありません。
伝統の味「焼きまんじゅう」で一息つく幸せ
前橋の街を歩いていると、どこからともなく甘じょっぱい、香ばしい香りが漂ってくることがあります。その正体は、群馬名物「焼きまんじゅう」。
ふわふわの蒸したパンのような生地に、濃厚な味噌だれをたっぷり塗って、炭火でこんがりと焼き上げます。「助平屋」などの老舗では、注文を受けてから焼いてくれるので、アツアツを頬張るのが醍醐味。見た目のボリュームには驚きますが、中身はあんこが入っていない(入っているタイプもありますが主流は無し)ため、意外とペロリと食べられてしまいます。
この素朴で力強い味わいこそ、前橋が長年大切にしてきた「美味しい」の原風景かもしれません。
2026年最新スポット!進化し続ける前橋の食
2026年、前橋のグルメシーンはさらに加速しています。例えば、3月にオープンした「うまい鮨勘 ゆとろぎ」は、東北発の本格寿司が群馬に上陸したことで話題となりました。新鮮なネタをリーズナブルに、かつ落ち着いた空間で楽しめるとあって、早くも家族連れの定番スポットになっています。
また、今や前橋観光の拠点となった「道の駅まえばし赤城」も見逃せません。ここでは前橋産の新鮮な野菜や、加工されたばかりの豚肉製品が所狭しと並んでいます。施設内のレストランでは、それら新鮮な食材をその場で味わうことができ、まさに「地産地消」を体現した場所となっています。
ドライブの合間に立ち寄って、地元のジェラートや揚げたてのメンチカツを食べる。そんな贅沢な過ごし方ができるのも、今の前橋の魅力です。
隠れた名店が潜む!中央前橋駅周辺の夜
夜の前橋を散策するなら、中央前橋駅周辺のエリアが面白い。ここには、古き良き居酒屋と、新しい感性のバルが混在しています。
「River Meat Market」は、そんなエリアを代表する一軒。赤城和牛や上州麦豚をスタイリッシュに提供する肉バルで、ワインを片手に群馬の肉の底力を堪能できます。一方で、一本裏路地に入れば、地元のお父さんたちが集う老舗の焼き鳥屋や、スパイスの香りが食欲をそそる「インド食堂 チャラカラ」のような本格的なお店も。
前橋の夜は、一軒で終わらせるのはもったいない。ハシゴ酒を楽しみながら、自分だけのお気に入りの一軒を見つけるのが、この街を最も楽しく歩く方法です。
自宅でも前橋気分!お取り寄せと再現の楽しみ
前橋の美味しさを知ってしまうと、帰宅してからもその味が恋しくなるものです。最近では、登利平のタレに近い味わいを再現するための調味料や、群馬産の豚肉を自宅で楽しめるセットなども充実しています。
キッチンツールを新調して、前橋で食べたソースかつ丼を自宅で再現してみるのも楽しいかもしれませんね。あるいは、前橋の地酒「赤城山」を取り寄せて、地元の味に思いを馳せるのも粋な過ごし方です。
最後に
前橋のグルメは、豊かな自然が育んだ食材と、それを守り続ける人々の情熱によって支えられています。豚肉料理の力強さ、鳥めしの安心感、お蕎麦の清涼感、そして新しいホテルの洗練。これらすべてが調和しているからこそ、何度訪れても新しい発見があるのです。
「今日は何を食べようかな」と迷ったとき、前橋は必ずその期待に応えてくれます。お腹を空かせて、ぜひこの魅力あふれる街へ出かけてみてください。
この記事でご紹介した前橋の美味しい店20選!地元民が選ぶランチ・ディナー・豚肉料理の名店を完全網羅を参考に、あなたにとって最高の食体験が見つかることを願っています。

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