「たかがマシュマロ、されどマシュマロ」。みなさんは最後に美味しいマシュマロを口にしたのはいつですか?
子供の頃に食べたBBQの思い出や、お菓子のトッピングとしてのイメージが強いかもしれませんが、今のマシュマロ界は驚くほど進化しています。口に入れた瞬間に果汁が弾ける「ギモーヴ」や、職人が一つひとつ手作りする「生マシュマロ」、さらには行列ができるほどの「焼きマシュマロスイーツ」まで、そのバリエーションは実に豊か。
自分へのちょっとしたご褒美にはもちろん、お洒落なギフトとしても今、マシュマロが再び注目を集めているんです。今回は、スーパーで手に入る定番から、一生に一度は食べてほしい高級ブランドまで、本当に美味しいマシュマロの世界をたっぷりとお届けします。
マシュマロとギモーヴって何が違うの?
まず最初に知っておきたいのが、マシュマロによく似た「ギモーヴ」との違いです。見た目はそっくりですが、実は材料や製法が異なります。
一般的なマシュマロは、メレンゲ(卵白)にシロップを加え、ゼラチンで固めたもの。ふんわりと軽くて、弾力のある「ふわふわ感」が特徴です。一方でフランス生まれのギモーヴは、主にフルーツピューレにゼラチンを混ぜて泡立てて作ります。卵白を使わないことが多いため、食感は「もっちり」としていて、果実のフレッシュな味わいがダイレクトに伝わるのが魅力です。
どちらが優れているということではなく、その時の気分や用途に合わせて選ぶのが、美味しいマシュマロ体験の第一歩になります。
編集部厳選!一度は食べてほしい至高の高級マシュマロ
自分へのご褒美や、センスを褒められたい時のギフトにぴったりな、こだわりの逸品をご紹介します。
洋菓子処 ましゅまろ亭「生マシュマロ」
東京・亀戸にある専門店「ましゅまろ亭」のマシュマロは、これまでの概念を覆します。卵白も香料も保存料も使わず、砂糖・ゼラチン・水飴だけで作られるその身は、驚くほどの重量感と弾力。手で持つと指が沈み込むほど柔らかく、口の中でシュワッと溶けていく感覚は、まさに「生」という言葉がふさわしい逸品です。
石村萬盛堂「鶴乃子」
福岡で100年以上の歴史を持つ老舗が作る、和の心を感じるマシュマロです。ふんわりと仕上げた生地の中に、風味豊かな黄味あんが詰まっています。洋菓子でありながら和菓子の趣もあり、幅広い世代の方に喜ばれる「間違いない」美味しさです。石村萬盛堂 鶴乃子
ベイクドマロウ「焼マシュマロサンド」
東京土産の新定番として人気を博しているのがこちら。しっとりとしたグラハムクッキーで、厚みのあるマシュマロを挟んでいます。特筆すべきは、マシュマロの中に忍ばされたチョコレート。常温で食べるととろりとした食感が楽しめ、少し温めるとマシュマロがさらに柔らかくなり、背徳感たっぷりの味わいに変化します。
ロイズ(ROYCE’)「マシュマロチョコレート」
北海道の名門ロイズが手がけるのは、マシュマロを主役にしたチョコレート菓子です。一粒一粒が贅沢にチョコでコーティングされており、外側のパキッとした食感と、中の柔らかなマシュマロのコントラストが絶妙。コーヒーとの相性も抜群で、一度食べ始めると手が止まりません。ロイズ マシュマロチョコレート
パティスリー・エスキィス「濃厚ギモーヴ」
長野県にある人気店で、フルーツの濃密な味わいを楽しみたいならここ。ラズベリーやマンゴー、カシスなど、果汁を限界まで練り込んだギモーヴは、まるでフルーツそのものを食べているようなジューシーさです。色鮮やかな見た目は、贈り物としても大変喜ばれます。パティスリー・エスキィス ギモーヴ
キャンプやBBQに欠かせない!焼きマシュマロの定番
外で楽しむマシュマロは格別ですよね。熱を通すことで真価を発揮する、焼きマシュマロに最適なラインナップです。
ロッキーマウンテン「メガマシュマロ」
焼きマシュマロといえば、このブランドを外せません。アメリカを代表するマシュマロで、一つひとつが非常に大きく、焚き火で炙るのに最適です。火にかざすと外側はすぐにキャラメル色になり、カリッとした食感に。中はドロリと溶け出し、これぞ本場のスモアという体験ができます。ロッキーマウンテン メガマシュマロ
エイワ「ホワイトマシュマロ」
日本のスーパーで最もよく見かける、おなじみのマシュマロです。実はエイワは日本国内のマシュマロシェアNo.1を誇るメーカー。品質が非常に安定しており、そのまま食べても美味しいのはもちろん、お菓子作りやトッピングとしても万能です。サイズ展開も豊富なので、用途に合わせて選びやすいのも嬉しいポイント。エイワ ホワイトマシュマロ
ダンディーズ「ヴィーガンマシュマロ」
動物性ゼラチンを一切使わず、タピオカスターチなどで作られたマシュマロです。ベジタリアンやヴィーガンの方はもちろん、ヘルシーな選択をしたい方にも人気。一般的なマシュマロと遜色ない食感で、焼きマシュマロにしても綺麗に焦げ目がつきます。ダンディーズ ヴィーガンマシュマロ
自宅で簡単にできる!美味しいマシュマロのアレンジ術
そのまま食べても美味しいマシュマロですが、少し手を加えるだけで驚きのスイーツに大変身します。余ってしまった時の消費にも役立つアイデアを紹介します。
1. 魔法の「シュワシュワ」ヨーグルト
SNSでも話題になったこのレシピ。やり方はとても簡単で、無糖のプレーンヨーグルトにマシュマロをちぎって入れ、冷蔵庫で一晩(約8時間)置くだけ。マシュマロがヨーグルトの水分を吸い込み、代わりにヨーグルトがギリシャヨーグルトのように濃厚になります。マシュマロ自体はムースのような不思議な食感に変わり、砂糖を入れなくても上品な甘さのデザートになります。
2. 罪深きマシュマロ・トースト
食パンに薄くバターを塗り、その上にマシュマロを並べてトースターへ。マシュマロの表面にこんがり焼き色がつくまで数分焼くだけで完成です。お好みで板チョコやバナナを一緒に乗せれば、専門店のようなデザートトーストが自宅で楽しめます。焦げやすいので、焼いている間は目を離さないのがコツです。
3. 5分で完成!マシュマロ・ムース
マシュマロにはすでにゼラチンと砂糖が含まれているので、実はムースの材料として完璧なんです。耐熱容器にマシュマロと少しの牛乳(マシュマロ100gに対して牛乳50ml程度)を入れ、レンジで加熱して混ぜ合わせます。あとは冷蔵庫で冷やし固めるだけ。驚くほど手軽に、本格的なふんわりムースが出来上がります。
美味しいマシュマロを長く楽しむためのコツ
「一度袋を開けると、最後の方は固くなってしまう……」そんな悩みはありませんか?マシュマロを最後まで美味しくいただくための秘訣をお伝えします。
マシュマロの天敵は乾燥と湿気です。開封後は空気を抜いてジップロックなどの密閉容器に入れ、直射日光の当たらない涼しい場所で保管しましょう。
また、意外と知られていないのが「冷凍保存」です。マシュマロは水分が少ないため、冷凍してもカチカチに凍ることはありません。冷やすことで独特のモチモチ感が増し、夏場のアイス感覚で食べるのも非常におすすめ。少し固くなったマシュマロも、冷凍してからトーストに乗せて焼けば、中のとろけ具合をコントロールしやすくなります。
まとめ:美味しいマシュマロで日常に小さな幸せを
マシュマロは、そのシンプルな見た目からは想像できないほど奥深いスイーツです。100円前後で手に入る日常の楽しみから、職人の技が光る数千円の贅沢品まで、私たちの生活にさまざまな彩りを与えてくれます。
特別な道具がなくても、コーヒーに一つ浮かべるだけで、いつもの休憩時間が少しだけ豊かなものに変わります。また、大切な人へ「これ、本当に美味しいんだよ」と添えて贈るマシュマロは、相手の心をふんわりと解きほぐしてくれるはずです。
ぜひ、今回ご紹介したおすすめを参考に、あなたにとっての美味しいマシュマロを見つけてみてください。ふわふわの食感の向こう側にある、甘くて優しい幸せが、あなたを待っています。

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