何を着てもなんだか冴えない。同じ色の服なのに、友達が着るとなぜか活き活きして見える。そんな経験、ありませんか?それは、もしかしたらあなたの「パーソナルカラー」に合っていない色を選んでいるからかもしれません。でも大丈夫。難しそうに感じるパーソナルカラー診断も、実はちょっとしたコツと基本的な知識さえあれば、毎日の服選びやメイクに活かせるんです。今日は、専門家に頼らずに自分でトライできる、わかりやすいパーソナルカラー診断の活用法についてお話ししていきます。
そもそも「パーソナルカラー」って何?
パーソナルカラー診断を活用する前に、まずはその根本を簡単に理解しましょう。パーソナルカラーとは、あなたの生まれ持った肌や瞳、髪の色に調和し、あなたを一番美しく、健康的で生き生きと見せてくれる色のグループのことです。主に「春」「夏」「秋」「冬」の4つのタイプ(またはそれをさらに細分化した12や16タイプなど)に分けられます。
この診断は、あなたの持つ「色」そのものを否定するものでは全くなく、むしろあなたの魅力を最大限に引き出す「相棒」を見つけるためのツールです。診断結果が全てではありませんが、知っていると、洋服を買う時の迷いが減ったり、持っている服の組み合わせの幅が広がったりと、良いことづくしなんです。
まずはセルフチェック!あなたのベースは「イエローベース」?「ブルーベース」?
パーソナルカラー診断は、大まかに分けて「イエローベース(イエベ)」と「ブルーベース(ブルベ)」の2系統から始まります。これは、あなたの肌の色味が暖かみのある黄色寄り(イエローベース)か、冷たみのある青やピンク寄り(ブルーベース)かを判断するもの。これがわかるだけでも、選ぶ色の方向性が大きく変わります。
簡単!2色の布でわかるベース診断
専門の診断布がなくても、家にある服や布で試してみましょう。用意するのは、「鮮やかなオレンジ(またはコーラルピンク)」と、「鮮やかなピンク(またはフューシャピンク)」 の布(または大きな紙)です。
- 自然光の当たる明るい場所で、鏡の前に座ります。
- まず「オレンジ」の布を胸元にあて、顔色を見ます。くすんだり、影が目立ったり、疲れて見えませんか?
- 次に「ピンク」の布を胸元にあて、同じように観察します。顔のトーンが明るく、肌が透き通って見え、目の下のクマやくすみが目立たなくなりましたか?
- この反応を比べてみてください。
- オレンジをあてた時に明るく見えた方 → 「イエローベース」の可能性が高いです。
- ピンクをあてた時に明るく見えた方 → 「ブルーベース」の可能性が高いです。
どちらもイマイチ…という場合は、もっとソフトな色(ペールトーン)や暗い色(ダークトーン)で試す必要があるかもしれませんが、まずはこの鮮やかな色の反応を見るのが基本です。
4タイプの特徴を知ろう:春夏秋冬の違い
ベースがわかったら、次は「春・夏・秋・冬」のイメージをつかみましょう。あなたのタイプはどの季節に当てはまるでしょうか?
- スプリング(春)タイプ:イエローベース
- 明るく暖かみのある、透明感のある肌色。瞳は明るい茶色や琥珀色が多く、髪も明るいブラウンやゴールドがかった色が多いです。似合う色は、明るくて澄んだ、黄みを帯びた色。レモンイエロー、コーラル、ターコイズブルーなど、ウキウキするような明るいカラーパレットがよく合います。
- オータム(秋)タイプ:イエローベース
- 黄金色の小麦色や、くすみがかったアイボリーの肌。瞳はダークブラウンや濃いヘーゼル、髪はこげ茶やレッドがかったダークブラウンが多い傾向。似合う色は、深みがあって渋い、黄みを帯びた色。オリーブグリーン、マスタード、テラコッタ、ゴールドなど、大地を思わせる落ち着いた色がしっくりきます。
- サマー(夏)タイプ:ブルーベース
- 冷たく淡い、ローズ系の肌色。少しぼんやりとした柔らかい印象。瞳はソフトなグレーやローズブラウン、髪はアッシュ系のブラウンやプラチナブロンドが多いです。似合う色は、濁りのある、優しくソフトなパステルカラーやグレーが混ざった色。ラベンダー、ベビーピンク、ダスティブルー、ローズブラウンなど、くすんだ感じの色味が魅力を引き立てます。
- ウインター(冬)タイプ:ブルーベース
- 青白く透明感のある、または色黒でくっきりとした肌。瞳は黒に近いダークブラウンや漆黒、髪も黒々としているか、アッシュ感の強い暗い色が多いです。似合う色は、鮮やかでクリアな、青みを帯びた色。純白、真紅、ロイヤルブルー、エメラルドグリーン、ビビッドピンクなど、コントラストの強いはっきりした色が力を与えてくれます。
診断結果を毎日のコーデに活かす3つの実践テクニック
タイプがなんとなくわかってきたら、次は実践です。いきなり全ての服を入れ替える必要はありません。今ある服でできることから始めましょう。
1. まずは「一点取り入れ」からスタート
全体のコーディネートを変えるのは大変。まずは小物から、自分に似合う色を取り入れてみましょう。スカーフ、バッグ、ネックレス、靴下、ネイルカラー…。イエローベースの方はゴールドアクセサリー、ブルーベースの方はシルバーアクセサリーを選ぶと、肌に馴染みやすいです。例えば、シフォンスカーフを一つ持っているだけで、顔周りをパッと明るくできます。
2. 「似合う色」を「得意色」として重ねる
自分のタイプの色がわかると、「この色は私の得意色!」という自信が生まれます。例えば秋タイプの方なら、ベースカラーをベージュトレンチコートなどの中性色にし、その内側にマスタードのトップスやオリーブグリーンのパンツを組み合わせるだけで、ぐっと個性的で洗練された印象に。似合う色をワンポイントで使うのではなく、面積を大きく使って「自分の色」として主張してみましょう。
3. メイクやヘアカラーの選択肢が広がる
パーソナルカラーは服だけのものではありません。リップカラーやチークの色選びにも応用できます。イエローベースの方はオレンジ系のピーチやコーラル、ブルーベースの方はブルー系のローズやピンクが自然にフィットします。また、ヘアカラーを選ぶ時も、自分のベースに合ったトーンを選ぶことで、顔色が明るく、髪の毛とも調和した仕上がりになります。
パーソナルカラー診断を楽しむための心得え
最後に、一番大切なことをお伝えします。パーソナルカラー診断は、「あなたを縛るもの」ではなく、「あなたの選択肢を広げ、自信を与えるもの」です。
- 診断結果に縛られすぎないで: 「私は夏タイプだから、絶対にオレンジは着ない!」と決めつける必要はありません。その色の「トーン(明度・彩度)」を変えれば、似合う場合もあります。あくまで基本のガイドラインとして捉えましょう。
- その日の気分やTPOも大切: たとえ似合う色でも、気分が乗らない日は無理に着なくてOK。逆に、「今日はこの色が着たい!」という気持ちを最優先にしてください。服はあなたを表現するツールです。
- 「似合う」の基準は「自分が気分が良くなるか」: 一番の判断基準は、鏡に映った自分を見て「なんだか調子が良さそう」「気分が上がる」と感じること。専門家の意見や診断結果以上に、自分の感覚を信じることも大切です。
さあ、今日から始めるパーソナルカラー診断ライフ
いかがでしたか?パーソナルカラー診断と聞くと敷居が高く感じますが、基本さえ押さえれば、毎日のおしゃれがもっと楽しく、もっと簡単になるヒントがたくさん詰まっています。まずは家にある布や服で、簡単なベース診断から始めてみてください。そして、自分のタイプに合った色を一つ、明日のコーデに取り入れてみましょう。その小さな一歩が、あなたの印象をぐっと明るく変えてくれるはずです。
色の力を借りて、もっと自分らしく、もっと自信を持って毎日を過ごしてみませんか?あなただけの「似合う色」を見つける、パーソナルカラー診断ライフの始まりです。

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